第49話 乾燥焼き
さあ、今回は全て前回の続きですね!
いろいろ拠点にも進展が出てきましたね〜。
楽しくなってまいりました!
さあ!本編へ行きましょう!
ついに完成した漆喰。これを目地にレンガのかまどを組み立てていくのである。
まずは焼き場から作っていこう。まず粘土で土台を組み高さを出す。以前階段を作った時のように形は長方形で膝の辺りまでの高さになるように。
次はレンガだ。1段目、2段目は先程組んだ長方形の土台にレンガを並べる。大体コンロ2口分のイメージ。敷き詰めたレンガの上に漆喰を塗るのだが、ここで登場タズナから買い取った道具シリーズ。
「これが鏝と鏝板だな。」
お盆のような板にアイロンの様な板。アイロンの様な形の方が鏝である。鏝板に漆喰をドカッと乗せ、鏝で塗っていく。この際霧吹きで少しレンガを湿らせるのがコツとの事だ。ちなみにこの霧吹きはタズナからほぼタダで譲り受けた。
土台部分が終わり、3段目からは外壁のようにコの字に並べる。そして隙間を埋めるように漆喰を塗る。これを繰り返し腰より少し高い位の高さまで組み終わる。
次に内側を覆うように今度は漆喰は使わずレンガを積み上げる。バランスの悪いところは粘土で隙間を埋めていく。こうすることにより耐火性があがるとの事だった。あと漆喰の割れを防ぎやすくなるとかなんとかだ。
こうして完成したレンガかまどの上に金網を置いたところで生活の知恵先生のお墨付きをいただくことに。
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生活の知恵
レンガのかまど:
耐火処理を施したレンガ製のかまど。
キャンプ場などでよく見られる。
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「これでようやく家にかまどが完成だ!」
「ワフ!」
「まあでもここからさらに処理がいるんだけどね。」
「ヲフ?」
「ここで料理をするのはもっと先ってことだよ。」
乾燥焼きという工程をしないといけない。まず1週間自然乾燥させる。そのあとに火入れを徐々にして行く。
この1週間の間にまずは畑の土の熟成期間が終わる。こうして畑の土になったところに高さ20センチ程の畝を作る。
畝を作ることにより、溝ができ雨でも根腐れを防げるということらしい。5メートルくらいで6列の畝を作り終える。
「まあ分かりやすいように1列1種類で種を植えたらいいかな?」
選んだ種はトマト・キュウリ・タマネギ・ニンジン・サツマイモ・ジャガイモの6種類。
トマトとキュウリとニンジンはそのまま種を買ってあり、タマネギは球根、サツマイモとジャガイモは種芋をそれぞれ購入している。
「母親がトマトとキュウリを育ててたから家庭菜園って言えばこの2つなんだよな〜。」
芋類はシルクも食べるので外せず、あとは何がいいかなと考えていたがどうしても頭に浮かんできたのはカレーであったので残りはカレーの材料に決めた。あとはしっかり育てていかないとね。
こうして畑やその他雑務をこなし、かまど完成から1週間後の初日、乾燥焼きの作業を開始する。
まずは6時間ほど細い枝を使い、弱い火でじっくりと火を入れていく。そこからまた4〜6時間少し火の加減を強くする。
ここで夜を迎えるのだが、夜の間に火が消えてしまわないよう薪の量を調整するのもポイントのひとつということだった。
翌朝からはさらに火を強くする。このようにジワジワと温度を上げていくのが乾燥焼きの工程のようだ。
今度は火床が赤くなるくらいまで火を強める。急にではなく、じんわりじんわりと火力を上げていく。ここでも大体6時間くらいを目安に火を絶やさずゆっくりと温度を上げる。先程まで白い煙が上がっていたのが徐々に無くなっていく。
この6時間が終わったあと3時間かけて温度をさらに高く上げる。ふいごも使い、炎の色がオレンジっぽく変化するのが目安だ。3時間の焼入れを行い水蒸気が蒸発している様子を示す白い煙が出なくなる。
さらに薄いグレーに見えていた漆喰も白っぽく変化し表面も乾いているように見える。
そしてさらに1日かけて自然冷却をする。約10日程かかりレンガかまどが使用可能になった。
いや、前回も言ったんですけどね。
放置時間長くないですかね??
矢継ぎ早にどんどんと話が進んでまいります。
さあ次回は何を作るんでしょうね。
お楽しみに!




