第43話 女神の加護
第4章第31話から確認をしていなかったステータス。
果たしてどのような成長をしているのか。
ご期待ください!
「土木に建築と結構頑張りましたからね。そろそろ力が上がってもいいと思うんですよね。」
「100なんてステータス持ってるやつ見たことねぇからな。いっぱいなんじゃねぇか?」
「シゲちゃんそれカンストって言うんだよー!」
しばらく確認していなかったステータスについてやいのやいのと言い合った後、私はステータスを確認した。
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体力:86
力:100
かしこさ:62
運:76
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「ちからは変わってないですね。伸びてるのは体力と賢さと・・・えっ!?」
運が76。急にどうしたのか今まで何をしてもちから同様にあがらなかった運のステータス値が上がっている。
「どうしたのー??」
「いや、今まで運って上がったことなかったんですけど・・・。」
「上がったの?前見せてもらった時は20だったよねー!運ひっく!って思ったもん。」
最後のところでケラケラ笑っている魔女っ子タズナ。そんなこと言ったって運ってなんだよって感じだったんだもの。
「それで、数値はどうなったんだ?」
シゲノブに急かされ3人にステータスを開示する。それにしてもやっぱり力は100でカンストなのかな。いや、贅沢いっちゃいけないな。みんなに驚かれるくらいすごい能力なんだから。
「・・・おい。・・・タロウ。」
「・・・タロちゃん、これ。」
「・・・・・・。」
力:100とにらめっこをしていると3人から声がかかる。全員目を丸くしてこっちを見ている。なお、リュウは言葉すら出て来ていない。
「え、やっぱ上がりすぎですかね、なんかあったかな。」
「いや、そうじゃなくて・・・。」
「もしかしてタロちゃん気付いてない?」
「え?なにが?」
「・・・加護。」
「え?」
「いいからステータスちゃんと見てみろ。」
みんなが何に驚いているのか分からず言われた通り自分のステータスを再確認。
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体力:86
力:100
かしこさ:62
運:76
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「えっと、さっき確認したのとなにも・・・。」
「違うタロちゃんそっちじゃない。」
「・・・裏。」
あ、裏ね。ともうひとつの画面を確認する。
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スキル:なし
特技:生活の知恵
女神の加護:森の祝福
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なんだこれは。いつの間に私のスキルに発現していたんだ。えっと、内容は。
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女神の加護
森の祝福:
森を大事に想い、森に大事にされる。
さまざまな事柄に自然と付与される。
効果範囲は御神体から半径50キロメートル内。
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「・・・御神体。」
「あっ。」
リュウの言葉で意識が戻る。あまりの出来事に放心してしまった。それにしても森の祝福か。たしかに最近森の木を切りすぎたりとか気にしてたけど。それよりも森に生きることを決めたからかな。ここにも愛着が湧いてきたし、女神様は見守っててくれているということだろうか。少し胸が熱くなる。
「御神体とやらに心当たりはあるのか?」
「家の大黒柱が、私もなにか感じたんですけどシルくんがすごく反応していたのであれかなと。」
「なにそれー!まだ見てない!」
「見ましたよ?ユウキくんたちが寝てるそばにあったので。」
「見てくるー!」
そう言うとタズナは家の方へ走っていった。
「シルクに感謝だな。タロウ。」
「そうですね。神様が宿った木だったのかな。」
二人でシルクを撫でる。すると、ステータス画面を見ていたリュウが声を上げる。
「・・・加護、ある。」
「ん?」
「・・・俺にも加護がある。」
「なんだと!?」
リュウの発言に首を傾げているとシゲノブは自分のステータスを開く。
「本当にある。ただし制限付きのようだな。」
シゲノブとリュウのステータスにはこう書かれていた。
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女神の加護
森人の祝福:
森の加護の祝福を受けた者に受け入れられた者に付与される。
森の加護効果範囲外では適応されない。
効果範囲半径20メートル。
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「つまり、私が家にいて私の近くにいれば加護が受けられるということですかね。」
「そのようだな。」
「・・・うん。」
じゃあ今寝てる2人はこの加護下においてなおあれだけ二日酔いで苦しんでいると言うことか。外では飲み過ぎにさらに注意するように伝えないとな。
女神の加護は私の生活にどのように恵みをもたらしてくれるんだろう。これからの生活がさらに楽しみになったな。それにしても女神の加護に森の祝福。これはそうに違いない。いや、絶対そうだ。これはファンタジーでも普通のことではない!!そう心の中で盛大に鐘を鳴らす太朗であった。
久々に出ました!普通じゃない!!(笑)
さて、今回もお楽しみいただけたでしょうか。
森の祝福、一体どのように作用するんでしょう。
今後の展開にご期待ください。




