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【完結済み】田中太朗のスローライフ〜普通な男の転移生活〜  作者: 三笠 どら
第4章 本格物作り【序】

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第37話 太朗の2週間②

さて、太朗の2週間第2話ですが今回は御神木(?)に迫ります!

どういう使い方がいいんでしょうか。

太朗と一緒に考えてください(笑)

そして、ほんのちょっとイベントが起こります。

そちらもお楽しみください!

「ココニ、ドカーーーント、一本ノ柱にスルヨ!」

 クロードが指し示すのは家の建設地のちょうど真ん中。既に大引(おおびき)を張り終え土台部分が完成しているのはお構い無しにプランの変更を告げてくる。

 プランの変更はこうだ。まず、今渡している大引や束柱(つかばしら)束石(つかいし)は取り除き(くだん)の大木を支えることが出来る岩を礎石(そせき)として利用する。その上に大木を大黒柱として設置し、それを基準に骨組みを作り直すというもの。

「なるほど。中心に大黒柱として、さらに御神木として据え置くということですね。」

「おおー!いいじゃないッスか!シンボル的な!森に住む太朗さんにピッタリッス!」

 そうと決まればまずは礎石だ。メジャーの代わりにツタで直径を測り、そのツタを頼りに大岩を探しにいく。川辺にはめぼしい岩が無いのは毎日通っている為わかるので、シルクを伴い森へいく。

「あ、俺も着いてっていいッスか?森の中興味あるッス。」

「ヲフ。」

 低く吠え首でクイっと森へ促すシルク。着いて来いとでも言っているのだろうか。クロードは土台の微調整をして待っているとの事。

 そして、いざ森へ入る2人と1匹。

「シルくん。これくらいのサイズの岩が欲しいんだよね。わかる?」

「ワフ!」

 ツタを見せ、身振り手振りで大きさを伝える。しばらく歩き、塩舐め場を過ぎる。ユウキは観光気分で、「意外に静かなんスね。」と辺りを見回している。そういえば塩舐め場の奥って進んだことないかも。

「ヴォフ。」

 低く一吠えし立ち止まるシルク。

「どうしたの?」

「・・・ヴォフ。」

 少々間があった後、周りを見渡しユウキを上から下まで見る。そして私を見つめた後ユウキにだけまたクイっとやってみせる。

「僕はこれ以上はダメってこと?」

「俺だけ着いて来いってことスかね?」

「ヲフ。」

 これに頷くシルク。この森のことを理解してるのはシルクである。大人しく言う通りにし、塩舐め場で塩を取って待ってると伝え、別行動を開始する。

「あそこから奥は危険なのかな。ユウキくんならいいって事はそこまで危険って訳でもないのか?何も無いといいけど。」

 10分少々経った頃だろうか。私を呼ぶ声がし、森の奥へ目を向けるとユウキが小走りでやってくる。

「タロウさーん!見て!見てくださいこの可愛い子!」

「ヴォフ!ヴォフ!」

 駆け寄ってくるユウキの後ろからシルクが怒ったような吠え方をしながら後を追っている。

「ヴォフヴォフヴォフ!」

「ごめんなさいッス。この子を早く見せたくてつい騒いじゃったッス。」

 シルクに怒られるユウキ。シルクは走ったり大声を出したことを怒っているようだ。ユウキの腕の中には緑色の角が生え、耳が4本の白い体毛のウサギ(?)が抱えられている。

「この子はオリーブアルミラージっていう子みたいッス!岩を回収してたら見つけたんスけど大人しい魔物みたいでつい使役しちゃったんス。」

 シルクの説教が終わり説明してくれる。それにしても魔物とは。結界の中だったのかな。ユウキが着いてこなければシルクはどうするつもりだったのだろうか。ちなみに使役した魔物は敵意がなくなり結界の外にも出れるようだ。

「じゃあ岩は見つかったんだね。」

「見つかったッス!インベントリに入れてあるんでこのまま運んじゃいますね。」

 こうして2人と2匹になった礎石採取班は拠点に戻る。

 拠点に戻ったユウキは岩をその辺に置き、グリーンドラゴンのところへ新しい使役魔を紹介しに走っていった。私はシルクにお礼を言ってクルミを多めにあげる。今日もボディーガード犬は優秀である。それから岩を持ち上げクロードの元へいく。

「ワッツ!?タロウ!?チカラモチネ!?」

 そういえばクロードにはステータス見せてなかったっけ。ちからが100である事を伝えると苦笑いしていた。家の土台は中心が丸く空いており、ここにまずは礎石をはめてくれとのこと。持ってきた岩を置くと少し大きすぎるようなので、鑿を使い割っていく。ついでに大黒柱を置きやすいように平らに成形していき、ほぞ穴を丸くする。大黒柱にほぞを作るのではなくそのまま岩にはめ込む為である。こうしてできた礎石に大黒柱をはめる。

「ああ。これは・・・。」

「ウン。ソウナルヨネ。」

 高すぎる。周りの枝は切り落としたものの、切り倒して加工せずそのままにしておいた大木は高さ10メートルはあるだろうか。

「これは流石に切らないとダメですよね。」

「ソウダネ。セメテ3~4メートルダネ。」

 一旦建造地の近くに大木を置き直し、考えを改める。4メートルに切ったとして、残りの木材をどうするか。少し考えればわかったんではないかという問題に直面し、改めてなにも考えてなかった太朗であった。

ユウキに使役魔が増えましたね。

グリーンじゃなくていいのかって?

オリーブもグリーンでしょう!(笑)

それにしても10メートルの大黒柱。

そんなことあります?

太朗は思いつきで行動しがちですね(笑)

次回は太朗の2週間第3弾!

お楽しみに!!

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