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【完結済み】田中太朗のスローライフ〜普通な男の転移生活〜  作者: 三笠 どら
第2章 異世界生活再スタート

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第13話 家が完成!その後・・・

今回は引き続き家を組み立てていくところからのスタートとなりますが、

果たして太朗は無事家を完成させることができるのか。

そして、家を完成させた後太朗はどう動くのか。

ごゆるりとおたのしみください!

 翌朝、転移生活5日目の朝を迎え今日も川へ向かい水浴びを済ませ魚を取り、石を補充した後拠点に戻る。

「そういえば水辺の砂を焼いてガラスにするなんてゲームがあったっけ。」

 窓もできたことだし、ガラスがあればさらにそれっぽく出来るかな。などと考えながら歩を進める。ちなみに今は大きい葉っぱを外側から被せて、楔を打ち込んでいる。木の釘とかに挑戦してもいいかもしれない。

 拠点に戻った後魚の下ごしらえをし、串焼きにする。木苺らしきものを石ですり潰し煮沸し裏ごしした後冷ましてある水に溶かし混ぜて飲んでみた。

「なんか・・・。ドリンクバー混ぜた時みたい。」

 これは大失敗。口いっぱいに広がる異物感を新しい水で流し込む。さあ、作業開始だ。

 まずは森へ入り木を切り出すところから始める。段々森の入口(?)が切り株だらけになって来たがこれは良いのだろうか。環境問題とか?

「・・・怒られたら謝ろう。」

 ここは無人島と言い聞かせ、更に木を切り出す。切り出した木は拠点に持ち帰り製材していく。その際さっき思い付いた木の釘にも挑戦。


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 生活の知恵

 木の釘:

 木でできた釘。楔よりもだいぶ小さい。

 砥石で滑らかに仕上げてあるところも

 なかなか芸が細かい。

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「ちょっと気になったから磨いてみたけど逆に良かったのかも。ヤスリとかあるといいんだけど作り方分からないしなあ。」

 なお、砥石は以前石を加工していた時の偶然の産物である。

 そうして製材された大量の木の板を滑らかにしていくため(かんな)掛け、屋根の支柱となるであろう角材にも同じように鉋掛けをしていく。昨日作った足場を上がり、まず1本固定する。

「まずは中央に横切るように・・・。」


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 生活の知恵

 (はり):

 上からかかる荷重を支えるための横方向の部材。

 家の柱の上に水平に渡されることが多く、

 柱同士をつなぐ。

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 梁は知ってたもんね。ふふん。ちなみにこの梁にも昨日学んだほぞとほぞ穴を利用している。

 次に着手したのは屋根だ。オーソドックスに三角形に置く。イメージとしては家の上に屋根を被せる感じで起きたい。

 まずは4m大つまり家を完全に横切る長さに切り出した木材を渡し掛ける。次に三角形になるように柱から中央へこの時は接合部分を斜めにカットしている。そのあと屋根板を置けるように間に1本ずつ形6本棒をかける。

「屋根、もう落ちてきて欲しくないんだよね・・・。」

 屋根(大きな葉っぱ)が背中に落ちてくるのはもうこりごりだ。ここで生活の知恵先生から補足が入る。


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 生活の知恵

 母屋(もや)

 建物の長い方向に渡して垂木を支える横の梁。

 母屋の上に載せる形で屋根を支える。

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 生活の知恵:

 棟木(むなぎ)

 屋根の頂点にある横木。

 屋根の頂点同士をつなぎ、

 垂木の上端を受ける役割。

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 生活の知恵

 垂木(たるき):

 屋根の骨組みの上に斜めに渡す木の棒で、

 屋根板を支えるための柱のような役割を持つ。

 屋根の頂点から両端まで等間隔に並べることで、

 屋根全体の形を安定させる。

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 なんだか骨組み作っただけで先生がめちゃくちゃ仕事してるぞ。これは新しい知識だ。ちなみに各材料にもほぞとほぞ穴を付けている。なんか、パズルみたいで楽しいんだよねこれ。

 こうしてできた屋根の骨組み。うん。我ながら上出来なんじゃないだろうか。お昼にしよう。

「そういえば昨日から比べても全然つかれなくなってるな。体力上がったからかな。」



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 体力:31/56

 力:100

 かしこさ:44

 運:20

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「かしこさが上がってるな。さっきの分だな多分。」

 体力が上がったら減るのも遅くなるんだろうか。とにかくご飯だまだ作業は続く。

 昼ごはんを食べ、体力が回復したのを確認してから作業再開。まず均等に製材していた板を仮置きしてみる。長さを微調整し、下から順に固定していく。

「あれ、これ綺麗に合わせたら隙間から水入ってくるか?瓦みたいにしてみたらいいか。」

 前回の嵐で起きたのはまず雨漏りであったことも踏まえ、少しずつズラしながら設置していく。そしてついに登場木の釘。石のトンカチでトントン、トントンと心地よく打ち込んでいく。例により力は緩く緩くである。

 3つほど並べて釘を打ち込んだところでまた生活の知恵先生が。



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 生活の知恵

 重ね葺き(かさねぶき)

 屋根板を下から上へ、

 少しずつ重ねながら並べる工法。

 雨水は上から下へ流れるため、板の重なりが水の侵入を防ぐ。釘を使わなくてもできる。

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 先生ェ・・・。いいんです固定するんです。

 こうして全面屋根を重ね葺きで並べていき、最後にひと手間加える。日が傾き初めて来た頃に完成。

 ちなみにひと手間とは、瓦である。もちろん瓦なんてものはない。そこで、木の皮で代用している。

「めちゃくちゃ大木切り倒して製材してって繰り返したからすごい余ったんだよね。皮と端材。」

 そこで、皮を再利用する事にしたのだ。飛ばないように1枚1枚釘で留めてるのが実に不格好ではあるのだが、遠目でみると趣きがあり大満足な太郎。

「ついに・・・完成だ!」

 夕日に照らされる我が家。実にいい出来栄えである。そして生活の知恵先生の出番。


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 生活の知恵

 木の家(小):

 決して大きくないが、丁寧に作られた家。

 全て木を使っている。

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 今回は家として認められた。さあ、まず中を確認だ。と思い踏み込んだとき太朗の寝床の上には丸まって気持ちよさそうにしている毛むくじゃらの何かが。

「・・・・・えっ!?なに!?」


第13話もご愛読ありがとうございます。

いやーすみません長くなってしまいました(笑)

今回はここまで絶対に書くんだ、と決めておりまして。

生活の知恵の描写が多いので大丈夫かな?とおもいつつなかなか上手く行きませんね(笑)

さて、家を完成させた太朗に待ち受けていたものとは、次回に期待が膨らみます!

どうぞ、ながーーーーい目で見守り下さい!

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