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触手 in クーラーボックス(仮)  作者: 一級フラグ建築士
第5章 越冬準備と家から引きずり出されるニート(前編)

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説明書を読めば、誰でも安全にご利用いただけます。説明書を読まれない場合は、一切の保証をいたしません。

 色々あったが、新しい装備を揃えることが出来た。私と神埼の装備を新しくしたので、これで次はもうちょっと戦えるようになるだろう。副次効果?として、なんとなくだが、自分の中にある魔力を認識できたし。まぁ今後も砂塚に、あれこれと教えてもらわないといけないが。ちなみに神埼の全身スーツ姿は、残念ながら言及することが出来ない。


 …まぁ、それとは別に、全身スーツ…つまるところのインナーになる訳だが、これは下に着るだけで単純に防御力が上がるので私も欲しいなと思ったが、どうやらめちゃくちゃ高いらしい。もちろん、スーツによってピンキリは有るみたいだけど。安いヤツでもと思ったけど、安くなると今度は着用が大変なのと毎回メンテナンスが大変なので、高いスーツの方が良いと。なるほどね。


 神埼が購入したのは、『ガントレット』『トンファー』『安全靴』『全身スーツ』『プロテクター』で、一番お金がかかるのが『全身スーツ』。一方の私は『ロッド』『ローブ』『アクセサリー』の購入で、一番お金がかかるのが『ロッド』。これらを買った上で私には、『全身スーツ』を購入するだけの予算に余裕が存在しなかった。


 神埼のほうが購入点数が多いのだが、これでもふたりとも同額の予算である。つまり、魔法関連の装備のほうが価格高い事を意味する。そんな高額な武器(ロッド)を、振り回して良いのかと思わないこともないが…。なお、今回のお買い物でこの間もらった協力金は、消えてしまったとだけ言っておこう。おそらく、そもそもあのお金って「これだけやるから、身支度整えてこい」って意味のお金だったんだろう。知らんけど。


 「ま、装備はこんなものですかね。どうです?」

 「正直高い買い物過ぎて、逆に実感がない。」

 「裏野さんの高いの基準は?」

 「5千円かな。」

 「それで高かったら、探索者の装備なんて揃えられないです。もうちょっと稼いでください。」

 「うっ…。がんばる。」


 仕方ないだろ、この間まで収入なんてほぼ無かったんだから。と言いたいが、なんやかんや最近は臨時収入がまとまってドーンっと入ってくるので、若干金銭感覚が狂いそうにはなっている。気をつけなければいけない。ま、結局必要経費もドーンって出ていくんだけど。あ、ちなみに、報酬の受取口座と普段使う口座は別にした。毎月必要なだけを普段使う口座に入れる事にしている。


 この間、水流があつめてくれた魔石の収入が60万ぐらいで、その後ケイビングなどの装備一式が16万に加えて、水流のクーラーボックスや必要な物品とかを購入して、残りが20万とちょっと。そこに協力金が40万円ぐらい貰えた。しかしその協力金はたった今、装備の購入費に全額あてたので、結局は口座にあるのは20万ぐらいのはず。


 うん。大事に使うべきだろう。まぁそれはそれとして、私の装備も本題だったが、ついでにここまで来たんだ。砂塚と神埼にも手伝ってもらおう。


 「砂塚、ちょっといいか?」

 「どうしました?」

 「魔道具が見たい。」

 「魔道具ですか?どのような?」

 「屋外で使える熱源が欲しい。」

 「…魔法で良いのでは?」

 「庭で使いたいんだ。コンポストを設置してるんだけど、匂いが気になるから冬場も外に置いておきたいんだが、温度が下がるとコンポストは動かない。」

 「そうなんですね。お湯を掛けたりとかは?」

 「それが出来れば苦労はしない。要するに暖房が欲しいんだ。」

 「ふーん。それで魔道具でなんとかしようと?」

 「そういうことだ。」

 「まぁ、希望に合うものがあるかは分かりませんが、魔道具は別の店舗ですね。」

 「連れてって貰えるか?」

 「えぇ、いいですよ。」


****************************


 「ここが魔道具店…?ガラクタ置き場にしか見えんぞ?」

 「そうですね。ですが魔道具店です。入りますよ。あ、神埼さん、神埼さんは商品に手を触れたら駄目ですよ。」

 「えっ、なんで私だけ?」


 まぁそうだろうな。不安しか無い。「コレ何?」って言いながら、次の瞬間魔道具が発動しそうだ。行動力の化身には、最初から「触るな」と言っておくべきだな。こういうのは、ちゃんと説明書を読まないと危険だ。つまり、説明書を読まない人物が触れるのが一番危ない。そして、神埼は読まないタイプだ。絶対に。


 「なっとくいかなーい。」

 「いや、砂塚の言うとおりだ、下手に魔道具に触るのは危険だ。」


 まぁ、私だってそもそも、説明も読まずに触ろうとは思わない。


 「ごめんくださーい。」

 「いらっしゃいませ。」


 問題は、魔道具店なのに、なんでこんなガラクタ置き場みたいになっているかだ。魔道具だって人気がある商品のハズだし、実際に役に立つものは一杯ある。武器・防具だって魔道具のものがあるし、今日買ったこのロッドやローブも、広義では魔道具のはずだ。だが、この店は、なんでこんな雑多にいろいろなものが置いてるんだ?


 「何かお探しですか?」

 「あー、屋外で使う熱源になるものが欲しくって。一言では説明出来ないので、ちょっと詳しく説明させてもらえますか?」

 「大丈夫ですよ。…おや?ちょっとその棍棒、見せてもらっても?」

 「えっ…。」


 うーん。本当にこの店で大丈夫なのか? 

別作あり〼

愛用のクッションがどうもなにか変

https://ncode.syosetu.com/n4475kl/


青空設置しました。

https://bsky.app/profile/sternjp.bsky.social

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