薬の管理
鬱病で精神障害三級である私は、当然のように精神科医から処方された薬を日常的に服用している。
この薬の管理というのが、私には難しい。
私はいつルーティーンを狂わされた日程で薬を処方された薬を管理することができずに、まるで軽度の認知症の老人のように、あの薬はいつ服用したか、こっちのいつ服用をしたかなど、小さな薬の粒相手にアタフタしてしまう。
今回もそんな普段より少し長い、診察日を予約を入れたのだが、先にも書いたように薬の管理が難しく、案の定診察日を数日前に控えたところ、私が最も重視している睡眠薬のストックがなくなった。
私は、どうしたものだろうと、途方にくれまう。
私は私が薬なしで眠れるとは思えない。
人生最大の楽しみが眠ることである私は、その楽しみを奪われては苦しくなる。
昨夜も薬を服用できずに布団の中で、横になり眼をとじて数時間すごしてみたが、眠れずに更に苦しくなった。
わずかにアルコールの力を借りて、睡眠状態だったというのは、確かに私は昨夜布団の中で、数時間何とも言えない、ぼうっとした状態ですごしたがあれは、睡眠と思っていいのだろうか。
眠れないなら、その間にできる趣味を見つけよう。
ところが、鬱病で精神障害者三級である私にはできることが限られてくる。
映画を観ていても、本を読んでいても、一度鬱病の波のような物に囚われてしまうと虚無感に苛まれてしまい、厄介なことにそういう状態の時に服用する薬を処方されているが鬱病が酷いときにはほぼ無気力状態となり薬を服用することもできない。
映画や読書などの、頭を使う趣味は私には向いていないのかもしれない。
アニメかマンガなどの頭をあまり使わないような物を趣味にしてみるべきか。