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8話 ~幼女の喜ぶ顔は最高だぜ~

 まだまだ続きます!

 誤字報告ありがとうございます。本当に助かっています。

 私たちは一通り装備を整えた。

 まぁチートなシロちゃんがいるから危険な場面はめったに無いと思うけど。

 さてと、薬草採取でも行きますか。


 

 ● 〇 ● 〇 ● 〇 ●




 私たちは今10kmほど離れた森まで来ている。

 私は獲得したスキル『変身』でシロちゃんを巨大化したのだ。そしたら片道2時間はかかる道をたったの10分ほどで来てしまったのだ。どうやら変身はLv1のため10分程度しか使えないみたいだ。連続使用はできないみたいで、クールタイムは不明だ。

 装備品を買ったことでもうお昼だ。昼食をとろう。


 「二人とも採取する前に露店でかったサンドイッチ食べよっか」

 「わかりました」

 『お腹ペコペコだよ~!サンドイッチ~サンドイッチ~』


 猫に野菜食べさせても良いのかな……。

 露店で買ったのはレタス(赤色)のようなもの、ハム(青色)のようなものが緑色のパンに入っている。なんでこれを買ったかというとただただ面白そうだったからだ!気持ち悪いのは見た目だけ、重要なのは味さ! 味!

 では実食!パク……。モグモグ

 うん。多分もう二度と買わないわ。

 ほら、二人ともすごい嫌そうな顔して食べてるよ。

 いや、この顔見るために買ったまであるのか? 幼女の歪む顔はそそられるじゃないか!

 

 「いや、二人ともごめんって! 帰ったらおいしいもの食べよう!?」

 「……はい。」

 『ご主人お肉食べたい~』

 

 シロちゃんほんとに肉食だね。


 「シロちゃんお肉ばっかり食べるのは不健康だから野菜も食べようね~」

 『ご主人~。おにくぅ~』

 シロちゃんそんなに頭をこすり付けても私は動じないよ。

 「今夜もお肉にしようか!」

 かわいいは正義。もうしょうがないよね。


 さてと、本格的に薬草を探しますか。確かモヨギとカスカズラだっけか。

 見わけわからないなぁ。


 「シロちゃん。モヨギってわかる?」

 『わかるよ~』 

 もう主人公シロちゃんでいいほど万能じゃん……。

 「じゃあとってきてもらっていい?」

 『いいよ~待っててね~!』

  

 シロちゃんはぴょんぴょん跳ねながら森の中へ消えていった。戻ってくるまで何かしてようかな。ユラちゃんいるから危険なことできないしなぁ。あ、そうだ。変身スキルを試してみようか。ちょうど1時間ほどたってるしね。

 私は落ちている木の枝に刀をイメージしてみた。なんと変身スキルは成功し、鋼の刀が出来上がった。私の想像していた通りだ。

 ……このスキル強すぎない!? 使いようによっては無双できるんじゃないかな。問題はクールタイムが存在することと、作った武器の性能だね。

 私はなんでも切れて絶対に壊れない刀をイメージで作った。さてと試し切りでもしよう。

 

 私はお花で冠を作っているユラちゃんを横目に枝で作った刀を大樹に振りかぶる。

 刃と大樹がすれ違う。

 アレ? 切ったよね。空振った?

 あまりに手ごたえがなかったから、空振りをしたのか焦ってしまう。しかし数秒遅れて大樹はものすごい音を立てながら崩れ落ちる。

 うん。この武器とスキルぶっ壊れだね。性能確認を兼ねて巨大な岩に刀を突きたてる。またもや、何の抵抗もなく岩は二つに割れた。

 これ私無敵じゃないかな?壊れないことをイメージして作っているからスキルが切れても残ったり……。結論から言おう。あれから20分以上たっているが刀が元の枝に戻る気配がない。けどスキルには一定期間って書いてあったような……。このシステム意外とガバガバ!?

 私は好きなものをイメージで固定して量産することができるようになった。

 最初はクールタイムがあるから必要なものは慎重に選ぶけどね。


 「せっかく鉄の剣を買ったのになぁ。多分もう使わないかな~これ。」

 「お姉ちゃん? どうしたの??」

 「ユラちゃん聞いてよ」

 

 それから今起こった出来事をユラちゃんに説明した。

 とてもびっくりしててかわいかった。おいちゃん今度何か作ってあげるかな! 幼女の喜ぶ顔は最高だぜ。 おっと、私は女だから合法だよね!?


『ご主人~薬草とってきた~』


 どうやらシロちゃんはこの短時間で薬草を集めてきたみたいだ。アイテムボックスから集めた薬草を次々と出してきた。

 

 「まってシロちゃん。どのくらい出すの!?」

 出した薬草は1000枚は超えていた。

 『ん~。たくさん~?』

 「そ、そうなんだね。なんかシロちゃんばかり働かせちゃってごめんね。私もできること考えてやるからね」

 『ご主人~無理しないでね~?』

 

 薬草は沢山あったらいいと思ってたけど、こんなに取ったらほかの人が採取する分ないんじゃないかな……。まぁいっか。


 付近から薬草が消滅したことによりポーションの値段が跳ね上がることは、ユウたちはまだ知らない。


 「そうだ、まだ時間あるしモンスターでも倒してっみる? シロちゃんいるし安全だよね?」

 『たのしそ~』

 「はい」


 ユラちゃんは目を輝かせていた。ひょっとして戦うの好きな感じかな? 普通怖がったりするよね!? かわいいからいいか。


 私たちはモンスターを探すために森をしばらく歩いた。

 足場が悪く見たことのない植物が生い茂っている。あたりは一気に薄暗くなり、あたり一帯が霧のようなものが漂い始めた。そして初心者が来るような場所に居ちゃいけないような、真っ赤な熊さんが涎を垂らしてこちらを見ている。


 ついに変身スキル解禁!ぶっ壊れですね。次回は森のくまさんと戦闘です!

 

 皆さんはどんな幼女が好きですか?作者は無言系幼女が好きです。コメントで好きな幼女を教えてください!

 私はロリコンじゃ……ty。

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