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6話 ~新たな実績解除!新スキル獲得~

ユラちゃん達ステーキ食べ過ぎぃ~。ステーキ食べたくなってきたので今晩はステーキはないのでお肉を焼いて食べましょう。

 猫ちゃんに名前がついていなかったから名付けたら実績が解除された。実績ってこんなにポンポン解除されるものなのかな??どんどん私がチートの存在になっていく……。


 厳正のルーレットの結果『魔力供給』なるスキルを手に入れた。


 効果

  任意の対象と魔力を共有することが出来る。


 実績あと何個あるのかな……転移とか空飛んだり出来たら便利なんだけどなぁ。

 後々気づいたのだが、シロちゃんと魔力を共有するとアイテムボックスを共有することが出来たのだ。実質アイテムボックスなのだ。


 「ユラちゃんこの子はシロって言うんだ!今名付けたけど!仲良くしてね」

 「はい!シロちゃんよろしくね〜」

 『にゃ〜』

 「お姉ちゃん。シロちゃんなんて言ってるの?」

 「『よろしくね〜』って言ってるよ」

 

 ユラちゃんは嬉しかったのか笑顔だ。私もニコニコしながらギルドの食堂へ向かった。




 ● 〇 ● 〇 ● 〇 ●



 「ふぅ〜お昼のお肉美味しかったね」

 『美味しかった〜また食べにこよ〜』

 「分かったよ。ところでクエストを受けようと思ったんだけどギルドカードまだ貰ってなかったね。受け取りに行こっか」

 『わかった〜』

 「うん」

 

 私達はギルドの食堂でご飯を済ませてから受付カウンターへ向かった。


 「あなたは昨日の……」


 受付嬢のお姉さん。覚えててくれてたんだね。けど私の名前わからないから困ってるね。 


 「あぁ。私は『ユウ』って言うんだ。よろしくねお姉さん!ギルドカードを受け取りに来たんだけどギルマスいる??」


 そして、私は転生してからなにげ初めて名乗った。そう私は前世で優って名前だった。男でも女でもどっちもいる名前だからそのまま名乗ることにした。


 「ユウさんですね。少々お待ちください」


 そう言って受付のお姉さんは奥へ行った。

 受付のお姉さんかわいいなぁ。是非お友達になりたいね。

 しばらくして厳つい体のギルマスがでてきた。


 「よぉ。来たか。奥に付いてこい」


 私たちは応接室に通された。

 ここ来るの二回目だなぁ。

 

 「ギルマス〜カード出来てる?」

 「いや、あとお前の名前を転写したら完成だ。名前は?」


 そういえば名乗らずに出てったんだっけか。


 「私はユウって言うんだよろしく」

 「ユウか。よし、出来たぞ。ギルドの説明もしてやるから聞いていけ」

 「助かるよ」

 

 なんでも、ギルドは国家に縛られない機関でどの国にも存在するとのこと。主に依頼の仲介役を担っているらしい。他にも魔物の間引きや商人の斡旋等。

 そしてギルドにはランクが存在していて、基本F,E,D,C,B,A,Sの6ランクがある。その上に存在するURランクは世界に4人しか今のところいないけど、1人で国家権力と武力を持っているらしい。

 はえ~URってガチャみたいだなぁ。

 自分の一つ上のランクもしくは、メンバーでい一番ランクが高い人の一つ上のランクの依頼を受けることができる。掲示板に貼ってあるからその中から適当に選ぶらしい。

 その他注意事項(ギルドは怪我を負った場合や事件に巻き込まれても一切関与しない、一定期間クエストを受けないとギルドカードの剥奪)等を一通り教えてもらった。

 そして私はいきなりCランクになってしまったと。冒険者は実力主義だから高ランクに勝てるなら初期ランクをたかくする場合もある。まぁランクが高いほうが何かと融通利くけど、下剋上を狙う冒険者が今にも襲い掛かってきそう。

 

 「ユラちゃんは私たちがクエストしている間はお留守番だね」


 年端も行かない女の子を危険な場所に連れてくなんて元男として看過できないよね。

 

 「置いていかないで」


 ユラちゃんは涙目でそう訴えてきた

 

 「ユラちゃん。危険な場所だから一緒には行けないよ。私たちが返ってくるまで宿で待ってて?」

 「……」

 「ギルマス。ユラちゃんのギルドカード追加で作って」

 

 私はそう言って金貨をギルマスに投げた。


 「わかった……少し待ってろ」

 

 話が分かるギルマスでよかったよ。

 でもユラちゃんを一緒に連れていくなら危険な場所にはいけないから、簡単なクエストでも試しに受けてみようかな。幸いお金には全く困ってないしね。

 

 後から聞いた話だけど、ここまで親切にしてくれるのは猫ちゃんがこの場の誰よりも圧倒的に強いから、反感を買って皆殺しになれるのを防ぐためだった。だからいきなりCランクなんだね。


 しばらくして、ユラちゃんのギルドカードを発行してくれた。


 「ユラちゃん。これで一緒に依頼受けれるね。何か受けてみよう」

 「はい!」


 とりあえず私は掲示板の方へ行き一通り依頼を見てみた。

 主に依頼は「護衛・採取・討伐」の3つの種類があった。護衛は輸送や旅のお供をするみたいで長期間かかるが報酬は多いい。採取は短期間でできて、安全だが報酬は少ない。討伐は報酬は良くて短期間で行えるけど危険な依頼が多いい印象だ。

 初めての依頼なので薬草の採取依頼を受けようかな。なんでも『モヨギ』5枚で100ゴルド。『カスカズラ』3枚で500ゴルドとのことだ。多分モヨギってヨモギのことだよね…。

 

 依頼を受けるためにカウンターへ行った。

 「お姉さん。この薬草採取を受けたいのですがどうしたらいいですか?」

 「薬草採取は常設依頼なので、採取が終わった後に声をかけてください」

 「わかりました。ユラちゃん薬草取りに行こうか」

 薬草採取は常設依頼だった。見つけ次第収穫していこう。猫ちゃんのアイテムボックスあるしね。

 「はい」


 私は掲示板に薬草採取依頼の紙を戻してギルドを後にした。 

 高頻度で更新と新作を作っていきますので是非ブックマークと「いいね!」よろしくお願いいたします。読者さんの応援があるから残業なんて辛くないです!w

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― 新着の感想 ―
[良い点] ロリにお姉ちゃんって呼ばれるTSっ娘好きです。 [一言] 楽しく読ませてもらってます。 応援しています!
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