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5話 ~天使降臨!?~

幼女っていいよね。

 「よく寝たなぁ」

 そう言って私は起き上がった。猫ちゃんはまだ私のすぐ横で丸くなっていた。


 「おはようございます」

 「ユラちゃん起きてたんだね。おはよう。今日はユラちゃんのお洋服と、お金には困ってないけどクエストを受けようと思うからご飯食べたら出かけよう」

 「分かりました」


 私は丸くなってた猫ちゃんをムニムニして起こしてから、3人で食堂へ向かった。

 昨日はガッツリ目に食べたから朝はパンとスープを3人分頼んで私達は宿を出た。


 「まずは、ユラちゃんのお洋服だね」


 ユラちゃんは、昨日出会った時のボロボロの服を着たままだ。こんなに可愛い女の子なんだ。お洒落させてあげないと。

……今女でよかった。


 私達は宿を出て直ぐに服が売られているお店を見つけた。店名は『バスタール』と看板に書いてある。バスタオル?みたいな名前だなぁ。

 ドアを開けたら防御力の低そうな服からお姫様が着るようなドレスが沢山並んでいた。私は奥の方へ行きユラちゃんに似合いそうな白色のワンピースをチョイス。これだよこれ。幼女には純白のワンピースが似合う。


 「ユラちゃん。かぁいいよ」

 「こんな沢山服まで買ってくれて、ありがとうお姉ちゃん」


 照れながらの幼女スマーイル。

 て……天使が舞い降りた。なんてまぶしい笑顔なんだ。 

 私はどさくさに紛れて試着したユラちゃんをhsりながら、「可愛いよ! とっても似合ってる」と言いい、抱きついた。

 他にも何着かユラちゃんと自分の分を選び、お会計をした。

 買ったものは下着と動きやすい服を上下セットで何着か買った。


 「40点で合計62万ゴルドになります」

 新品の服は高いねぇ。文無しだったら絶対に買えなかったよ。

 「はいどうぞ。お釣り入らないよ。ユラちゃんに似合いそうな服があったら抑えておいて」

 私は金貨3枚を店主に渡した。300万ゴルド相当だ。

 「ありがとうございます! まかせてください!」

 店員はグッドポーズをしている。


 しかし!ユラちゃんのこの姿を見てよ!?白いワンピース、紫色の綺麗な髪。あどけない顔。これはお金を払う価値はあるね。

 40点は多いい?下着とかを買うとそのくらいになるんだよ。


 バスタール。なかなかいいじゃないか!

 近いうちにドレスとか買ってみるのもいいかもね。ユラちゃん用に。


そこの君。私をロリコン変態野郎だと思ってるだろ!ロリコンで変態かもしれないが野郎じゃない! 君たちとは違うんだよ! 君たちとは!! 合法でお触りできる私は勝ち組だね!


 『ご主人〜。お肉食べたい』

 おぉ。これが肉食系猫ちゃんか。

 「分かったよお昼はお肉にしようか。ユラちゃんもそれでいいかな?」

 「はい」


 いつものように無愛想だが、心無しかウキウキしている。きっと可愛いお洋服を着れて喜んでるんだろうなぁ。どこのせかいの女の子も共通かぁ。まぁ私女になったけど自分の服には興味無いけどね!


 「じゃあ昨日行ったキルド食堂行こっか!あそこならお肉沢山あるし美味しかったしね!街の冒険は今度にしよっか」

 『わかった〜』


そう言って猫ちゃんは私の腕の中に飛び込んできた。

抱っこをして担いでけと。まぁ、こっちに来てから色々お世話になってるからいいけどさ。


 「そうえば、お姉ちゃん。猫ちゃんの名前なんて言うの??」

 え。私も知らないなぁ。

 「猫ちゃん名前あるの?」

 『無いよ〜。ご主人名前付けて〜』


 猫ちゃん名前なかったんだね。名前か〜そうだなぁ〜

 私は猫ちゃんをまじまじと見た。

 すらっとしてて、純白の毛並み。赤と青色の綺麗なオッドアイ。とても神秘的だ…よし!


 「猫ちゃんの名前は真っ白で綺麗だから『シロ』ってどう?」

 『しろ……白……シロ……。にゃあ〜!シロはシロなの〜』


 何度か自分の名前を呟いて満足したのか、私の足に頭を擦り付けてきた。気に入ったみたいでよかったよ。


 てってれ〜実績が解除されました『名付け親』(名付けた相手のステータスを上げる)。スキルを開放します。


仕事して、ご飯作って、家事をしたらもうこんな時間だよ!

作者は毎日その日に内容を考えて執筆してます。

私は皆さんの意見を柔軟に取り入れて、皆さんと一緒に作品を作っていきたいです。

ご要望などがあったら是非コメントしてください!是非!反映していきます

ちなみにスキルはルーレットで回して適当に選んでますw

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