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12話 ~たわわな勇者~

再開しました。お仕事がギチギチなので、全然投稿できないですが、見守ってくださると幸いです。

私はユラちゃんを買った。後悔はしていない。きっとこの状況をユラちゃんは受け入れるだろう。だからこそ聞かなくちゃいけないことがある。


「ユラちゃんはもう自由なんだよ。これからどうしたい?」

「……お姉ちゃんと一緒がいい。」


恥ずかしそうにそう答えるユラちゃんを見て少しドキドキする。


「うん! じゃあ一緒にいよっか!」

「うん!」

『仲直りだ〜』


別に喧嘩してた訳じゃないけどね。そういえば、シロちゃんはスキル『鑑定』を使えるって言ってたよね。自分の実力を知るためにも1度は使っとこう。


鑑定ーーーーーー



【 名 前 】 ユウ

【 年 齢 】 18

【 職 業 】 テイマー

【 レベル 】 8

【 H P 】 45

【 M P 】 99

【 攻撃力 】 8

【 防御力 】 15

【 素早さ 】 10

【  運  】 99


【 称 号 】

幼女キラー、名付け親、上格上キラー、転生者  


【 スキル 】 

翻訳(強)、変身、魔力共有、先読み、???



なるほど。レベルが8まで上がっている。けどステータス自体はそこまで高くないのかな?てか、翻訳(強)って何!?これのおかげでシロちゃんと話すことが出来てるのかな?!

???って何かな…まぁいっか。

念の為にシロちゃんも見てみる。


鑑定ーーーーーー



【 名 前 】 シロ

【 年 齢 】 15

【 職 業 】 猫

【 レベル 】 8

【 H P 】 60

【 M P 】 45

【 攻撃力 】 45

【 防御力 】 2

【 素早さ 】 22

【  運  】 3


【 称 号 】

転生者、猫、勇者  


【 スキル 】 

アイテムボックス、鑑定、 人化


……ん?シロちゃんって勇者なの?てか、防御力低!というより皆無じゃん!Sランクモンスターの攻撃受けて、無事でよかったよ。いや、本当に。

あと、人化ってなに!?ちょー気になる! 絶対に可愛いじゃん!

ユラちゃんのステータスは……今度でいいか。それよりシロちゃんの人化だよ!人化!


「シロちゃんのスキルに人化ってあるんだけど〜人間になれたりする??」

『? ん〜わかんなけどやってみる〜』


相変わらずぽわぽわした喋り方のシロちゃん。そこが可愛いんだけどね?

しばらくして、シロちゃんの周りが光出した


おぉ?


段々と光は人間のシルエットになって、光が消えた。

そこに現れたのは透き通るほど白い肌、白銀で長い髪の毛。少し垂れた瞳からは、赤と青色の宝石が覗いていた。150cm程の身長で、華奢な体に実っているのは……巨大果実。推定F+はくだらない。そんな見るもの全てを魅了するかの如く神々しい存在が目の前にいた。

私はとんでもない怪物を生み出したのかもしれない。このビジュアルで勇者って反則だよ。もう君が主人公だよ。

私は無言でシロちゃんの腕を掴んで裏路地へ入った。


「ご主人できた〜。どう?」

「うん。シロちゃん……可愛すぎない? じゃなくて、服! 服きなさい!!」


素っ裸なシロちゃんに私は叫ぶのだった。

とりあえず私の予備の服を着せる。


「ご主人〜胸の当たりキツい〜」


小さくて悪かったな?! 可愛いじゃねえかこんちくしょう。

ぱつんぱつんのシャツからはピンク色のマリアージュが見え隠れしている。早く下着を買わなくちゃ。他のやつに見られてしまうっ!


「今日はシロちゃんのお洋服も買いに行こーね!」

「ご主人〜ありがと〜。お洋服楽しみ〜」

「ユラちゃんはさっき服買ったからアクセサリーでも見よっか」

「お姉ちゃん。ありがと!」


ニコリと天使の微笑みを繰り出すユラちゃんと、たわわな勇者に挟まれて、本日2度目のバスタールに向かうのだった。

ついにシロちゃんが美少女に!?

どんな服を着せようか悩みますねぇ。

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