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1.プレイの流れ

ここはプレイした事のない人への、パチンコで遊ぶ流れを記載しています。

経験者はスルーで問題ないかと。


分かりにくい部分があれば、随時追記していく事にしますので、質問等あれば気楽にコメントください。

 パチンコというのは、やたらと『振り出しに戻る』というマスのあるスゴロクのようなもの。

 ミドルスペックと呼ばれる台なら、319マス先にあるゴールへ、演出やらリーチと書かれたマスを渡ってたどり着くようなゲーム。1マスでも外れたら、1からやり直しになる。

 どれだけ熱い演出があって、ゴールの最後の分岐で外れたとしても、次はまた1から始まる。

 そうした途方もない作業だと言うことは理解して欲しい。楽して稼げるなんて考えでパチンコを打つのは間違いです。

 それを踏まえて、実際のプレイ手順を見ていく。



0.家を出る時


 財布から予算以外のお金は抜きましょう。

 持っていなければ、それ以上使うことはない。手に届く範囲にあると、「あと少し回せば当たるはず」という根拠のない希望にすがる可能性が出てきます。

 いらないお金は持っていかないようにしましょう。



 パチンコ店への入店。

 だいたい朝10時から開店して、人気店だと行列ができていたりする。まあ、初心者は開店から並ぶとかはいらないだろう。ただ、時間はある程度必要なので、早めに入店した方が良い場合が多い。

 店の選び方の1つとして、交換レートの低い店を選ぶというのがあるが、この交換レートを確認するのは勇気がいる。

 景品交換カウンターに、現金化できる特殊景品の交換レートが掲示してあるとそこまで悩まないでいいのだが、色々と景品が並ぶ中、目的の数字を見つけるのは至難。素直に店員に聞けると一番だが……人見知りにはハードルが高い。



 実際にプレイするなら、会員になった方がお得だが、身分証の提示など個人情報を求められるので、あまり気安く会員になるのも考えものだ。

 まずはパチンコがどういうものであるかを感じてからで十分だろう。


 で、1円パチンコを打つなら、パーソナルカードを採用している店が楽だ。これは、大当たりした時に、下皿へと落とすとデジタルでカウントしてくれて、カードに出玉を記入してくれるシステムだ。

 このシステムだと、200円単位で台移動できるので、色々と試したい初心者にオススメ。

 出た玉を箱に入れて積み上げるのは、1つのロマンだが初心者は割り切った方が損をしない。



1.台選び


 パチンコ台は大抵、隙間無く並べられていて、列を成している。この塊を島と呼ぶ。思ったより狭く、男なら肩幅ギリギリぐらいで、あまり行儀悪く足を組んだりすると、隣に迷惑が掛かる距離だ。

 最初は周りを気にして行儀よく打ってみよう。

 パチンコ台には、玉一発あたりの値段が設定されていて、普通は4円。そこから2円、1円、0.25円と店によって様々な設定がある。

 初めてプレイするなら、メリットの多い1円がオススメになる。


 パチンコ台の上には、3日間くらいの大当たり回数が表示され、開店or大当たりしてからの回転数が表示されている。

 が、最初に言ったように、どんだけ熱い演出があったとしても、何回転していたとしても、一度外れれば、振り出しに戻される。

 大当たり回数が多いから、次も当たるという事もなければ、大当たり直後はしばらく当たらないとも言えない。

 誰にとっても座った時がスタートラインなのだ。



2.打ち始め


 パチンコ台に座ると、左上辺りにお金を入れるスリットがある。ここに千円なり万円なりお札を入れると、最初の貸し玉が200玉分、上皿へと出てくる。

 コレでもうあとは台の右下にあるハンドルを回せば、玉が打ち出されていく。

 プレイ開始直後は、左打ちが基本なので、あまりハンドルは回さず、玉の勢いを確認しよう。

 ハンドルにはセンサーが内蔵されていて、人間の手が触れてないと打ち出されない事もあるので、ハンドルは握り込むようにして掴むのが大事だ。


 上皿の玉が無くなると、上皿にある『貸玉』ボタンを押すと、次の200発が上皿へと出てくる。

 まだ残高は残っているが、もう帰りたい、他の台に移動したいと言う時は、『退去』ボタンを押すと、台の左下あたりからカードが出てくる。

 このカードを精算機に入れると、使ってない分が返ってきて、次の台に刺すと残高や出玉から玉を借りてプレイできる。


 まずは打ってみて、スロットのリールが回転して演出が出るのを楽しむと良いと思う。



3.台の進行


 打ち始めると、突然リールが回り始める感じだが、これは液晶画面の下などにある、スタートチャッカーと呼ばれる穴に玉が入ったからだ。

 プレイヤーが目指すのは、この穴にできるだけ玉を入れる事。その為には、ハンドルを回す角度を調整して、盤面のどこを流れるかを変えていき、丁度よい場所を見つけていく。

 それがパチンコの楽しむべきポイントだ。


 上手くポイントを見つける事ができれば、200円で20回転、30回転させる事もできる。

 ただ、盤面の釘によって、どうしても回らない事はありうる。その場合は台を移動して回りの良い台を見つけるのも醍醐味だ。



4.損を減らすには


 スタートチャッカーや、その他の盤面にある穴に玉が入ると、賞玉が数発返ってきます。まずは無駄玉が少ないようにスタートチャッカーに入れる事ができれば、損は減ります。この辺は、回転数で判断できるでしょう。

 ただパチンコの基本として、スタートチャッカーに効率よく玉を入れていても、持ち玉は減っていきます。


 そこで保留が十分に溜まったり、リーチで長い演出が始まったら、ハンドルから手を放して打ち出さない時間を作るのも必要となってきます。

 保留というのは、リールが回っている間にスタートチャッカーへと入った場合に、続けてリールが回る状態で、だいたいの台は4つまで保留が溜められるようになっています。

 これは画面下にアイコンが並んでいたり、画面内に数字で表示されていたりする。

 リーチなどの演出中は保留が見えなくなったりするので、ある程度の数は把握しておく必要がある。


 保留が4つまで溜められる場合は、3つまで溜まると、打つのを止めるのが最も効率がよくなる。

 ハンドルを放しても盤面には玉が残っていて、それがスタートチャッカーへと入る可能性があるからだ。

 保留が2つ以下になったら、また打ち始めるが、ちゃんと狙ってた位置にハンドルを回せるかにプレイヤーの腕が問われる。


 ただ頻繁に打つのを止める行為を繰り返すのを禁止している店もある。もし注意されたら素直に止めるか店を変えよう……今の所、注意された事はないが。

 個人的に止め打ちはプレイヤー側のテクニックなので、大事な技術だと思っている。それを許容しない店は、避けた方が無難だと思う。


 止め打ちは、大当たりの時にも無駄玉を減らしてくれるが、そっちはもっと上達して機種の知識が増えてからで十分だと思う。



5.大当たりを引く


 今のパチンコのほとんどは、液晶画面のスロット部分の数字が揃ったら大当たりとなる。

 基本的にこのスロットの目にプレイヤーが関与する事はできない。一応、演出などの時にボタンやレバーのアクションを求められるが、あれは入力しなくても当たる時は当たるそうな?

 まあ、怖くて試せないし、押した方が楽しいけどね。

 ボタン連打に関しては、ボタンを長押しすると自動的に連打する機能がついているらしく、バンバンとボタンを連打する必要はないらしい。

 最初は楽しいけど、連打は疲れるので長押しに移行している。


 リーチが掛かったら、ハンドルから手を放して演出を楽しむのもいい。この演出を見るのが、今のパチンコの楽しみの1つだ。

 アニメやゲームの熱いシーンが再現され、そこにパチンコならではの発展が絡む演出に、一喜一憂するのが楽しく、興奮する。


 そしていざ当たったとなると、色々とやることがある。

 まずは上皿から下皿へと玉を抜くボタンがあるので、それを押す。スイッチ式になってるので、玉抜き状態で固定されるようにしっかりと押し込んだ方がいい。


 そして右打ちの開始だ。

 ただあまり焦って右打ちにすると、まだアタッカーと呼ばれる賞玉がたくさんでる穴が開いてない事があるので注意。ラウンドが始まったのを確認してから打ち始めても損はしない。アタッカーに入った玉数でラウンドが進むからだ。

 で、だいたい10発ごとにアタッカーが開閉して、ラウンド数がカウントされる。この閉じてる時に玉を打つと無駄玉になるが、そこまで神経質にならなくても良いような気がする。

 だいたい1ラウンドで100〜150発出て、流れるのは3発くらい。下手に止め打ちすると、弱く打ち出された玉が無駄玉になったりするので、手間の割にメリットはそこまで大きくない。


 そして大当たりが終わると、確変、時短、STなどが始まる。右打ちのままで、電動チューリップが開き、保留が溜まりやすい状況になる。

 確変とは、当たる確率が引き上げられていて、大当たりした時の目などで継続するか、時短になるかが決定される。

 STは確率が引き上げられているが、回数が決まっていてそれが終わると終了する。

 時短は確率は変わっていないが、電チューが開いているので保留が溜まりやすい状態の事。こちらも回数が区切られている。


 時短が終わると振り出しに戻っていて、1からのやり直しになる。ただ、機種によっては潜伏確変という左打ちだけど、確率が上がっている状態もあるらしいので、機種の知識が必要になってくる。



6.精算


 その日のプレイを止める時に、まだカードに現金や出玉が残っている場合には、精算が必要になる。

 現金が残っている時は、精算機にカードを入れると現金が戻ってくる。

 出玉が残っている時は、景品交換カウンターに行くと、お菓子や現金化できる特殊景品に交換してもらえる。

 特殊景品は、店外に設置されている買い取りカウンターで買い取ってもらえて、現金となる仕組みだ。


 会員カードでプレイしている場合は、出玉が規定玉数以内なら、そのまま帰っても問題はないが、規定玉を越えていたら景品と交換しないとオーバー分は無かったことになってしまう。

 ここで一気に換金してしまうと、交換レートで損をするので、次回プレイに十分な玉数を残しておく方がベターだ。

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