0.基本的な心構え
際限なくプレイすると絶対ドツボにハマるのがパチンコ。
いかに自己管理できるかが、損をしないための秘訣。
自分プレイを覚えておいて、大負けした記憶を教訓にするために、文章として書き残していきます。
俺の名前は出宮玉雄。しがない無趣味なリーマンだ。
生活も安定してきてる分、新たな変化が起こりにくい日々に焦りを感じ、飛び込んだのはナゼかパチンコ。朝から並んでまでプレイする様を見て、そんなに面白いものなのかと興味を覚えた。
それからネットで知識を集めて、実践を行っていく。その戦いの記録として、ここに記していこうと思う。
損をしない為には、おざなりにせずに細かく記録をとる事も必要なのだ。
まず最初に、パチンコで大きく損をしないために、素人なりに考えた指標を記す。
・店選びは交換レート。
・会員カードは重要。
・信頼するデータは回転数。
・釘やストロークは攻略サイト。
・パチンコはホール側が圧倒的に有利。
簡単に各項目を説明しよう。
店選びは交換レート。
パチンコ玉は借りて返すもの。ただ返す時にいくらか戻ってくる。この交換比率が当たり易さに関わってくる。等価に近い店ほど、台の調整は厳しいのが基本。釘を見極める目に自信のない人は、素直に交換レートの低い店を選ぶのが吉だ。
4円が3円で返ってくるくらいから下の比率が良いだろう。俺の場合は660玉で500円返ってくる店をメインに据えた。
会員カードは重要。
交換はある程度まとまった玉数から換金できる。それに満たない端玉は、お菓子などに交換されるのが一般的だ。
しかし、各店舗ごとに発行されている会員カードがあれば、その端玉を交換せずに貯玉する事ができる。
更に重要なのは、交換レートが低い店で損をするのは、交換する時だ。7掛けで換金して、次の機会に10割で借りると損なのは分かると思う。
できるだけカードに玉を置いておいて、それで遊戯するのが、損をしない事になる。
信頼するデータは回転数。
台を選ぶ上で最も大事なのは、どれくらいスロット部分のリールが回るのかという回転数だ。
単位金額、使う玉数ごとに、何回まわせるかを確認して、回る台で打ち続ける事が、損をしない鉄則。
サンブルとしては、4円パチンコでの千円分250玉で20回転。1円パチンコだと200玉16回転といったところ。
具体的には台ごとにボーダーラインは違い、交換レートによっても変わってくるが、それを守るのは結構厳しい。台移動する回数ばかりが増えても損をする事になるので、ある程度の妥協は必要だ。
釘やストロークは攻略サイト。
回転数に直結する攻略データは、釘の見方や玉を打ち出す場所、ストロークの強さだ。釘の見方は正直まだ分かっていない。1つ言えるのは、スタートチャッカーと呼ばれるスロット部分を回す為の穴の直上よりも、そこへ玉を運ぶ部分の方が重要だということ。
スタートチャッカーの上が広げられていても、そこまで玉が入っていかなければ意味がないのだ。
そして、釘の中を玉が落ちていくわけだが、その際に打ち出す強さによって落ちていく流れが結構変わる。
だいたいどの辺りを狙うのがいいかという情報は、攻略サイトを探せば結構見つかるので、参考にするのがオススメだ。ただ、台ごとの個性もあるので、回らないと感じたら調整は必要。考えるのを止めては面白くないしな。
パチンコはホール側が圧倒的に有利。
最後に真理というか、心構えとして、パチンコ店が経営を続けられるのは、店側に利益が出ているからだ。客が一方的に勝つなんてことは不可能。
あくまで多くの客の中から出すのを許されている人になれるかどうかの勝負なのだ。
どうしてそうした考えに至ったかは、『素人パチンコ備忘録』として、初心を忘れないために記してある。
現在の収支は-18400。
この負け分を少しでも返していくのが目標だが、基本的には演出を楽しみ、多少の大当たりに喜ぶ心を大事にしたい遊プレイヤーだ。
いかにパチンコは勝てない遊戯なのかを記して、戒めとなればと思う……。
(負けることを前提とすれば、負けた時のショックは和らぎ、当たった時の喜びは増えるはずっ)