表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
亀ぐらし  作者: 法然海老
6/8

異世界の古木

〇1章の6〇


朝を迎えました。

穴ぐらで食料(へび)の残りを食べた俺は、昨日見た古木を更に探索するために、また小島へ向かった。


少し霧が出ていたが、まだまだ大丈夫な範囲だ。

でももっと霧が出たら危ないかな?

早めに着くように急ごう!


無事に小島に着きました。

霧は収まり朝日が眩しい。

古木は悠然とそこに佇んでいた。

俺もこんな大きな男になりたいものだ。


さて、一見普通の木のようだがこんな所にぽつんと生えているのだ。

ラノベ的に考えれば、これが聖樹なり神樹なり特別な役割を果たすものだろう。

なんか神聖な雰囲気も感じられる気がする。

それを証明出来る何かが見つかんないかな?


はい、もうお昼でしょうか?


全然見つかんねぇわ。

いやね、土を掘り返したり落ちてた葉を噛んでみたり色々しましたよ。

何も分かんなかったす。


あぁ!鑑定とか特殊技能があれば!

モンスターでもないただの亀に転生が1番辛いんじゃないか?

無いものを言っても仕方ないか、、、


そう言えばモンスターにも会ってないんだよな。

もしかしたらこの世界、ファンタジーではないのか?


いやいやいや!

え?そうなの?そういう事?


まじかぁ〜?!

いや、まだ決まったわけでもないしもしかしたらこの辺りにモンスターが居ないだけで、他のとこにはわんさかいるのかもしれない。


そうだよ!

どうせモンスターにあっても何も出来ずに食べられてしまうだろう!

なら、会わないでいるのが1番幸運なんだろうな!


逃げた気もするが気のせいだろう。

そうだ!

土を掘ってる時に気がついたが、ここの土は落ち葉が積み重なってフカフカなのだ。

今日からここを住処にしよう!

寝る所は、土を掘ったり積み重ねたりして作ろう。


うん!楽しみになってきた!

今日の午後は、住処作りに精を出そう!


出来ました!

落ちてた枝も使い強度も十分ですね。

我が住処はドーム状となっていて中は下に掘り下げられている。

縦穴式住居みたいな感じですね。


もうすっかり日もくれてしまった。

食事どうしようかな?

生えてる草食べれないかな?


食べてみました。

味はまぁ苦味があるが食べれなくはない。

亀だから食べれたのかもしれない。


今日はもう寝よう。

新しい住処の寝心地は如何かな?





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ