テスト ~テストによるテストのためのテスト地獄~
明日からいよいよテストが始まる。
そのため今黙々と勉強をしているがこの部屋には敵(誘惑)がたくさんある。
それらを振り払って勉強に集中することができるのは勉強好きと超が10個付くぐらいの真面目さんぐらいだろう・・・
ということで勉強せずに小説を読むことにした。
ちなみにジャンルはファンタジー系だ。
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あれから俺は貪るように小説を読んで、気づけば窓から朝日が差し込んでいた。
それからはいつものように学校に登校したが学校でも勉強はせず1人小説を読んでいた。
そしてテストが始まったが授業を真面目に受けてない俺は適当に答えを埋めながら寝てたりしてた。
そんな感じでテストを終わらすと今日の夕飯なんだろうと思いながら家に帰るのであった。
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そしてテストが返ってくると点数は5教科合わせて200点だった。
ギリギリどうにかなって、正直ホッとしている。
「勉強していればどれぐらい取っていたのだろう?」とぼやいたら
「じゃあ戻るか?」という声が聞こえ、そこから意識がなくなった。
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気が付くと自分の部屋の椅子に座っていた。
時刻を調べるとテスト前日の小説を読み始めた時間だった。
あまりうれしくないタイムスリップだが言ったからには勉強をしてみることにした。
そして朝になったがあまり勉強はしていない。
テストの結果は5教科合わせて180点だった。
点数が下がってるのに驚いているとまた意識がなくなってきた。
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そして気が付くとまた自分の部屋の椅子に座っていた。
しょうがないから、勉強をしてみることにした。
そしてテストを受けて帰ってきた答案用紙たちを見ると合計250点だった。
一番点が高くてうれしくなってると意識がなくなってきた。
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それから何回ループしたか分からない程ループしてこれが最後になってくれ、と祈りながら勉強をした
そしてテストが終って答案用紙たちを見ると全部0点だった。
なぜか、全部名前が抜けていたのだった。
愕然としていると意識が遠のくのだった。
・・・
気が付くとベットの上だった。
どうやら、夢だったらしい。
一安心と思いながら時刻を確認すると
今日はテスト当日だ。