表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

46/50

猫神様からのプレゼント⁉️

鈴が猫装備の姿で、王宮から持ち帰った極上ステーキを頬張りながらゴロゴロしていると、部屋の隅の空間がゆらりと歪みました。


「やっほー、鈴ちゃん! 元気にしてた? 随分とレベルを上げたみたいだねぇ」


「に、猫神様!? お久しぶりですぅ……! 今、王宮から命からがら逃げ出してきたところで……」


ひょっこりと現れた猫神様は、相変わらずマイペースに毛繕いなどをしながら、鈴の部屋の奥にある、以前は開かなかった襖を指差しました。


「いやぁ、君がレベル200を超えて、MPもカンストしちゃったからね。ちょっとしたプレゼントを用意したんだ。その名も――『全自動・人見知り専用シミュレーション室』だよ!」


「シミュレーション……室?」


鈴とミィア、そしてまだ状況に追いつけていないヒルダが、その襖の向こうを覗き込みました。そこには、どこまでも続く真っ白で広大な空間が広がっていました。


「使い方は簡単! 部屋に入る前に、壁にあるボードで『戦いたい相手』を選ぶだけ。君が今まで『敵』だと認識した魔物や人間を、私の力で再現して戦えるようにしたんだ。実物じゃないから、ここでどれだけ暴れても、外の世界(や私のお家)が壊れる心配はないよ!」


「えぇっ!? それって、あの怖かったキラーベアとか、あのドロドロの分身とかとも、もう一度戦わなきゃいけないんですか……!?」


「嫌なら戦わなくていいけど、ほら、君って本番だとパニックになって何が起きたか分からなくなるでしょ? ここで練習して、少しずつ『他人の視線』や『敵の殺気』に慣れていけば、人見知りも少しはマシになるかもしれないよ?」


「……に、人見知りのリハビリ室、ということですか……?」


「そういうこと! まあ、レベル209の君が本気を出したら、シミュレーションの敵は一瞬で蒸発しちゃうだろうけどね。あ、ヒルダちゃんも一緒に入って指導してあげるといいよ」


猫神様はそう言い残すと、また煙のように消えてしまいました。


---


### 現在の状況


| 施設 | 機能 |


| シミュレーション室 | 出会った敵を再現して戦闘訓練が可能。「視線の数」も設定可能。|

| 鈴の心境| 怖いけど、お家の中で訓練できるなら……と少し興味がある。 |


---



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ