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人見知りさんが異世界行ったら何故か人見知りがスキルになりました  作者: 白前 中
こっちの世界のゾンビは…

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ドヤ顔の猫神様

「ただいま戻りましたぁ……! 猫神様ぁぁ!!」


ヒトミノジの住人たちが作ってくれた桃色の巨大馬車が、懐かしき「猫神様のダンジョン」の入り口に到着しました。カレンが誇らしげに鼻を鳴らすと、奥からトテトテと聞き慣れた足音が響いてきます。


「おかえり! 鈴、カレン、みんな! !!」


猫神様が満面の笑みで飛び出してきました。鈴は「ふにゃぁ……!」と泣き出しそうな笑顔で猫神様を抱きしめ、再会を喜び合います。


---


ダンジョンの広間:お土産話


一行は広間に落ち着くと、さっそく今回の休暇の出来事を報告しました。


「……それでね、猫神様。ヒトミノジに、とっても素敵な別荘ができたんですぅ! お庭も広くて、リボンもいっぱいで……」

「ホウ、別荘か。それはいいことを聞いた……。なら、これをあの別荘に置いてくると、面白いことが起こるよ!」


そう言って猫神様が取り出したのは、猫の肉球の形をした、不思議な光を放つ「謎のアイテム」でした。


「……? 猫神様、これはなんですかぁ?」

「それは内緒だよ。でも、別荘の玄関に置くだけでいい!」


すると、それを見ていたカレンが「クゥ~ン♪」と短く鳴き、自分からその肉球アイテムを口でそっと受け取りました。


「ふぇ? カレンさん、もしかして……今から置きに行ってくれるんですかぁ!?」


カレンは力強く頷くと、再び「リボン・エクスプレス」のモードに入りました。爆風と共にダンジョンを飛び出し、わずか数十分でヒトミノジの別荘へ。玄関のあたりにそのアイテムをちょこんと置くと、またしても爆速でダンジョンへと戻ってきたのです。


---


猫神様の魔法:ワープ床の出現


「クゥ~ン(置いてきたよ)!」


カレンが戻ってくると、猫神様が満足げに頷き、杖を一振りしました。


「よしよし。それじゃあ……『ニャニャッ!と開け、扉!』!!」


シュンッ……!!


猫神様が唱えると、広間の床の一部がキラキラとしたパステルピンクの光に包まれ、そこには可愛らしい「猫の肉球マークのワープ床」が出現しました。


「な、なんですかぁ、これぇ!?」

「これは『どこでも別荘マット』だニャ! ここに乗るだけで、一瞬でヒトミノジの別荘の玄関に飛べるニャ。もちろん、向こうからもこっちに戻ってこれるよ!!」


「ニャー! それは便利だニャ!!」

「……素晴らしい。これなら、いつでもあの美しい町へ行けますね」


鈴はおそるおそるワープ床に片足を乗せてみました。すると、視界が一瞬で切り替わり……気がつくと、ヒトミノジの別荘の玄関に立っていたのです!


「ひ、ひぎゃぁぁぁ! ほ、本物ですぅ! 本物の別荘ですぅぅ!!」


現在の状況


| 登場人物 | 状態 | 備考 |


| 桜井 鈴 | Lv.479| 【感動・驚愕】「お家と別荘が繋がっちゃいましたぁ!!」 |

| 猫神様 | 【ドヤ顔】| 鈴を驚かせて大満足。 |

| カレン | 【お疲れ様】| 往復1時間で大仕事を終え、誇らしげ。 |

| ヒルダ&ミィア| 【便利さに感動】 | 「これでいつでもあのスープが飲めるニャ!」 |


---


我が家に一旦戻り

「これでもう、寂しくなったらすぐに行ける。念の為これは人目の付かない所に移動させたほうが良いよ……あ、でもシオンとかいう変な男がまた来たら、すぐに追い出すんだよ?」


猫神様が悪戯っぽく笑うと、鈴も「はいっ!」と元気に返事をしました。



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