RP2 クリスマスツリーのシグナルは・・・・ (サーキットのスタート合図に使うシグナルランプは赤黄緑。縦に並ぶさまがクリスマスツリーのように見えることから、そう呼ぶ・・・らしい)
まだ、仮題です。
なんか、まだ話の前書きくらいなんで・・・・
「ねえ、連休はどっか行くの?」
4月もいよいよ終わるというころ。お弁当の唐揚げを口に放り込みながら、麻美(瀬戸麻美)がきいてきた。
「いいなぁ・・まなは・・・公認カップルだから・・・・」
と美香(伊藤美香)。
「そうねぇ・・・聞くだけやぼだったわねぇ・・・」
とやれやれ感を醸し出す二人。
「えっと・・・あ・・じゃあ・・・ろ、六人で、六人で遊びに行かない?」
私の提案に、顔を見合わせる2人。
「いいじゃんそれ・・・」
「そうねぇ・・・まなっち・・・いいこと、いうじゃん・・・」
彼女たちは控えめにうれしがった。本当はうれしさのあまり、飛び上がりたいはずだ。つまりは・・・そういうことなのだ。
「じゃあ、タッくんにラインしておくね」
そういって机の上においてあるスマホ手に取った。
はあ~・・・・麻美も美香も、素直じゃないなぁ・・・・・・・。
さっきまでとはうって変わって、友人二人は上機嫌だ。冗談を言い合ってじゃれてる姿がほほえましい・・・・。
私をさんざん煽りに煽って告白させたくせに・・・・。
自分たちは、てんでからっきし。
私たち「まなたく」を出汁にして、グループ交際しようだなんて・・・。
さっさと白黒つければいいのにさ・・・。
たっくんの友人、葛西誠と岸川肇
高校で知り合った3人は、みんな帰宅部ってこともあり、意気投合したそうだ。誠くんはギターでも弾きそうなけだるい感じの長髪(弾きそうにみえて楽器は全くダメ。)のロッカー風のちょいイケメン。岸川くんはメガネが似合う優等生って感じ、というより優等生。タッくんも成績いいけど岸川君はいつもトップ10内。ちなみに美香もそう。美香曰はく、
「奴はライバルだ!あいつ、いつもわたしのすぐ上にいやがる!」
んだそうだ。
というわけで、麻美と美香はその二人がお気に入り。付き合いたい。彼女になりたい。というひそかな欲望を抱いているのだ。
ちなみに麻美は岸川くんねらい、美香は誠くんねらい。
逆だろう!
と思うが、きっと自分にないものを欲しがるの人間なんだろう。
あれ、私とタッくんは・・・。
「ねえ、まだ返事こないの?」
美香考え込んでたところを美香の声で我に返った。
「え、あ、うん・・・まだみたい・・・」
と苦笑いで答える。
「あっちも3人だろうに・・・・女子の誘いはさっさと返事するのがマナーよね!」
と、ちょいイラついた麻美がこぼした。
「既読ついてるから、今相談してるのよ、きっと・・・」
彼氏のフォローをしなきゃね。
「どうだか・・・」
「そうね・・・」
「え?」
「たくもぼーっとしてるのかも、だって、あんたら」
「似たもの夫婦だもんね・・」
あ、そー、それそれ。私たちは似たもの「夫婦」?いえ、せめて、にたもの同士くらいで・・・。
まだ、プロローグ的な内容です。
前置き長くてすいません。




