吉田監督逝去
1985年の日本シリーズで、タイガースを初の日本一に導き、その後は、世界での野球の発展と普及に取り組んでこられた、吉田義男監督が逝去されました。93歳でした。
あの1985年の快進撃は、打線の破壊力が抜群で、リードオフマンの真弓選手と、クリーンナップを打つ、バース・岡田・掛布の各選手が、勝負強いバッティングで、打点を稼ぎ悪り、特に甲子園球場で行われた、ジャイアンツの槇原投手を相手に、バックスクリーン3連発は、今も甲子園の伝説として、語り継がれてますよね。抜群の破壊力で相手をねじ伏せて、当時黄金期を迎えていた、パ・リーグの覇者、西武ライオンズTの日本シリーズでも、ナイスゲームを繰り広げて、球団初の日本一を達成して、胴上げ監督として、宙に舞う姿は、今も鮮明に覚えています。その当時の主力だった岡田選手が、今度は監督として、タイガースを率いて、38年ぶりの日本一に導いたことは、感慨深いものがありますね。
1896年シーズンを持って、監督を引退し、その後は、ヨーロッパや、アフリカなどで、野球の普及と発展に尽力されて、今ではヨーロッパの各国を代表する選手が、WBCでも、互角に戦っていますからね。2026年春には、再びWBCの戦いが待ち受けています。天国から、吉田さんが残した選手たちが、活躍するのを観ていてほしいなと思います。心よりご冥福をお祈り申し上げます。




