少年法の限界・問題点
昨日、YouTubeにて、京都府亀岡市で、無免許運転の少年が、30時間に渡り、睡眠や休憩をとることなく、借りた車を運転して、集団登校中の小学生の列に突っ込んで、児童2人と、集団登校に付き添っていた、妊娠中の女性と、女性のお腹に宿っていた胎児の4人が亡くなった事故で、この事件に関わった、少年5人と、亡くなった女性のお父様のことが紹介されてました。
逮捕されたのは、当時18歳の少年だったんですが、無免許でしかも30時間にわたって、夜通し運転して事故を起こしたわけですが、この当時の法律では、危険運転には問えないとされて、過失運転で起訴されて、お父様は犯人が少年法で守られ、しかも被害者家族や、ご遺族の方に対しては、全く反省の態度もみせないなど、被害者の方や、ご遺族の感情を逆撫でするような態度が、反感や怒りを買う結果となり、その後を追った話を聞いていて、胸糞が悪くなりましたね。それで過失運転で起訴されて、懲役9年の判決が出されて、出所後も謝罪の言葉もなく、今は行方もわからないということでした。
この犯人も当時18歳ということで、少年法という、今の時代にはそぐわなくなってきている法律で守られて、しかも、無免許で車を運転しても、夜通し休憩なしで車を運転しても、危険運転には問えないとなると、少年法は、誰を守るための法律なのか、そう感じます。私も、いじめ被害に遭って、そこに立ちはだかったのも、少年法。なぜ被害にあった側が、泣き寝入りや、我慢を強いられなければならないのか、疑問を感じます。未成年の更生を考える前に、被害に遭った側、大事な家族の命を奪われた側に立つ対応を願う私です。