オジサンプープー事件
世にもミステリアスな三大事件が起こった1993年から11年後の2004年秋。今度は世にも笑える事件が起こりました。この事件は子供が絡むものなんですが、この時私と長男の賢と次男の悠は家の近所のコンビニに来ていました。お店に入って
入口から私が一番右、次男の悠が真ん中、長男の賢が一番左にいて、お菓子コーナーを見て回っていたんですが、悠の真後ろには50歳前後のオジサンが立っていて、私がおやつに何買って帰ろうかなぁと品定めしていたら、悠が私の方をちょんちょんとするので、
「うん?何かあった?」
って聞くと、悠は
「あのねぇ、プーって言った」
って言ってきたんですが、かすかに匂うオナラの匂い。私は悠に
「誰がプーって言ったん?賢兄ちゃん?」
って聞くと、
「違うよ~。このおじさん」
っていうので、私は
「ゲッ。ちょっとまずいこと聞いたなぁ」
って思ったので、私はこれ以上は黙っておこうと思っていたんですが、この私と悠の会話を聞いていた賢が店中に響き渡るような声で、
「プーって言ったねぇ~」
ととどめを刺されてオジサン撃沈。そそくさと支払いを済ませてお店の外に出て行きました。私もレジで支払するときに、お店の人に
「いやぁ。子供の前では変なことできないですねぇ」
と話すと、レジの人も
「そうですよねぇ。でも、面白かったです」
などと話していました。支払いを済ませて車に戻ると、どうしてもそのおじさんが撃沈したシーンを思い出して、どうにも笑いが止まらなくなった私です。そのオジサンプープー事件からかれこれ20年。賢は26歳・悠は23歳になって、いい大人になってます。この事件覚えてるかなぁ?