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■■剣
草薙は剣を地にさす。
決戦場。凄絶な滅の剣によって、■■は滅びた。
一刀両断、滅びの一撃が■■を滅ぼし、滅びを滅ぼした。
「――」
全ての力を使い果たし”草薙悠弥”となる。
だが――終わっていない。
地に浮かぶ二つの大敵。
神聖国リュシオン。
魔大国ガルディゲン。
魔神を討った草薙悠弥をみている。
滅びの風、■■■■から草薙悠弥に。
凄絶な戦果と引き換えに、もはや何の力もない。
血を流し、力を使い果たしたその姿。
剣を地にさしよりかかる。
前に、前傾に。
敵を見据えて。