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詩集

火群

作者: しのぶ

火群(ほむら)の燃えて広がれる

始めは小さき火なれども

広がり行けば山々を

滅ぼす大火となりぬべし


滅びを招く火の元の

始めを(さと)く見分けつつ

防ぎ止めるが肝要と

古き言葉に伝えけり


破滅をきたす災厄の

始まりを見て防ぎ止め

人を救える者をこそ

(ひじり)と人の呼びてけり


火に入ることを(おのれ)から

欲することはなけれども

降りかかり来る災難は

払いのけずにおくべきか


炎に惑う虫のごと

滅びに向かう風向きに

一人なりとも抗いて

防ぎ止めずにおくべきか






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