コーラの行方は、、、?
僕は、仕事帰りにコンビニに寄って買ってきたコーラを
冷蔵庫でキンキンに冷やし、お風呂上りに飲むつもりだったのに、、、!?
しかし、、、?
お風呂上りに、飲むつもりだったそのコーラが冷蔵庫にない!!!
楽しみにしていたコーラがないんだ、、、!?
きっと、、、?
僕のコーラを飲んだのは、彼女の亜輝菜に違いない、、、!!!
それ以外考えられないんだ、、、!
他に、この家には僕たち二人しかいないから、、、。
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僕は早速、亜輝菜に問いただす、、、!
『ねえ、亜輝菜? 冷蔵庫に入れていた! 僕のコーラ知らない、、、?』
『・・・えぇ!? し.知らないよ、』
『なんか? 動揺してない、、、!?』
『ないない! そうじゃない! 私じゃないから~!』
『じゃ~誰なんだよ! 僕のコーラ飲んだの、、、?』
『さあ~分からないな~』
『いやいや? やっぱり亜輝菜が飲んだんでしょ! 正直に言ってみ~
怒らないから~!』
『・・・えぇ!? 本当に怒らない、、、?』
『やっぱり亜輝菜が飲んだのか! なんで飲むんだよ! 僕が楽しみに
してたのに、、、!!!』
『今、怒らないって! 言ったじゃん、、、!!!』
『・・・えぇ!? そうだっけ、、、?』
『ごめんね! 少しだけユタカのコーラ飲んだかも、、、!?』
『・・・まあ~いいよ! でも、残りのコーラはどこなの、、、?』
『・・・うん、それね! 料理に使ったんだ~!』
『えぇ!?』
『前にさ~ユタカが柔らかい肉が食べたいって言ったから~肉を今コーラに
漬け込んでるところなの、、、!』
『・・・そうだったのか? ごめん、怒ったりして、、、!』
『別にいいよ!』
『ごめんね! 僕の為だったんだよな~亜輝菜は、いつだって! 僕の事を
考えてくれているんだよねぇ~』
『まあね!』
『許す!!!』
『なによそれ~!』
▽
僕は、亜輝菜からこの話を聞いて納得してパジャマのまま
近くのコンビニにまたコーラを買いに行った。
今度は、亜輝菜に頼まれたアイスクリームも一緒に、、、。
一人だと、、、?
どうでもいいし、気にもしない事でも、、、。
二人だと、、、?
どうでもいい事が楽しい、、、!
二人っていいな~
喧嘩もよくするのだけど、、、?
二人だと安心するし、毎日の小さな事が、凄く楽しく感じる。
幸せって、、、?
こう言う事なのかもしれないな~
僕は独り暮らしが長かったから、特にそう思ったんだ。
家に帰って来た時、部屋の電気が付いていると嬉しい!!!
話し相手が居るっていいな~
コーラがなくなった理由も分かって、、、!
僕はより一層、亜輝菜の事が大好きになったんだ、、、!
『これからも、ずっと僕の傍にいてください。』
最後までお読みいただきありがとうございます。