感想欲しいと思いつつ、チートについてどう思ってるのかを長々と書いてしまった
批判というか暴言などを排除するために感想欄を閉じている。
別に感想がいらないわけではない。
批判はいらない、いらないどころか……これ以上言うと規約に抵触するほどの言葉が出て来そうなので自重。
これは事実なのであるが、別に感想がいらないというわけではない。
というか、ほめてくれるならがんがん欲しいというのが本当のところ。
繰り返しになるが、いらないのは批判だ。
ほめ言葉は幾らでも欲しい。
貰えると嬉しい。
気分は成層圏を突破して宇宙にまで飛び立ちます。
でも、感想欄ほど気楽なものではないのか、メッセージで送ってくれる人は本当に少ない。
そんなもんなんだろうなと思うが、少々寂しいものがある。
まあ、面白くも楽しくもないからと言われれば反論しようがないのだが。
こればっかりはどうしようもない。
こちらで精進するしかない。
本来ならここで終わるだけなのだが、これだけではさすがに文章量がなさ過ぎる。
そこで、もうちょっと話しをふくらませてみたいと思う。
もちろん内容なんてない。
文字数と文章水増しのためだ。
流れとして、
「感想もらえないなー」
「面白くないからなんか?」
「じゃあ、面白いってなんだ?」
「小説家になろうじゃ、異世界転生や転移、チートが当たり前だが」
「それと、今まで読んできたもんで面白いものとかって何だっただろ?」
「うーん、思い出してみると……」
「そういや、主人公や登場人物のほとんどはチートだったり、優秀な奴が多かったな」
というものがある。
そんなこんながあったので、
『チートは当たり前』
とまあこんな事を書いていきたいと思う。
既にどこかで同じ事を書いたかもしれないけど、あらためて書いておきたい。
異世界転生チート持ちなんてのが当たり前ななろう小説。
そんなのばっかとか、小説家になろうはそれだけとか色々言われてるけど。
でも、俺は違うと思う。
『チートを持ってる登場人物なんて当たり前、大なり小なり』
お話しというはだいたいそんなものではないだろうか?
程度の差はあれ、主人公やお話しの中心に位置する者達なんてのは、大概チート持ちだったと思う。
チートという呼び方が気にくわないなら、優れた能力を持ってる者達。
能力でなくても、力をもたらす存在を手にした者達であると思う。
伝説の武具や、神々の加護とか。
そういうものをもったりもたらされた者達が主人公だったかと。
お話しの内容によるけど、たいていの主人公やその周囲を固める登場人物は優れてる。
無能や一般人という設定でも、度胸が良かったりといった特徴をもってる。
人を引きつける何かがあったりとか、そういうのも他より秀でてる能力だろう。
こういったものを持ってる者達が普通なのだろうか?
俺にはとてもそう思えない。
俺自身もそうだし、周りを見渡しても、お話しに出て来る自称一般人な主人公達のような能力・才能を持ってる人間は滅多にいない。
たいていは一般人より何かが優れている。
だからこそ主人公になれたのだろう。
でなければ、事件が起きて右往左往してるモブ(群衆)をやっている。
本当に特筆した能力のない者が、状況に追い込まれて主人公をやる事もあるだろう。
だが、特筆すべき技術や知識がなければ、おそらく何も出来ないだろう。
襲いかかる敵を切り伏せるような素人がいるだろうか?
幸運な一撃で一人はどうにかできても、それが何度も続くなんてありえない。
暴走したコンピューターを止めるべくハッキングを仕掛けられる素人がいるだろうか?
せいぜい、コンピューターに接続されてる電源や外部につながる通信回線などを切断するのがせいぜいだろう。
運転をしたこともない者にカーチェイスが出来るだろうか?
動かし方を知らない者が運転席に座っても意味が無い。
多少なりとも活躍するためには、少しは下地となる何かが必要なのが分かってくる。
そこで無茶を通すのがご都合主義なのだろう。
だが、ご都合主義というなら、登場人物の優れた能力もご都合主義である。
そして、大概のお話というのはご都合主義ではないのだろうか?
物事が無事に解決してめでたしめでたし、で終わるのが確定してるというのは、ある意味ご都合主義だと思う。
悪いというわけではない。
むしろ、これこそが最善最高最良だと思ってる。
ご都合主義ほど楽しいものはないのだから。
そして、お話というのは(悲劇はともかく)たいていが幸せな終わり方をする楽しいものではないだろうか。
その為に主人公達が優れた能力を持ってると思ってる。
お話の展開が現実ではありえない都合のよいものであるのも、全ては楽しむためだろう。
そもそもとして、現実のようになかなか上手くいかない話にしてどうするのだろう?
そういう話もあるし、それが悪いとも言わないけど、ご都合主義はご都合主義で楽しいのだからこれも良いものだろうに。
現実を見据えた都合の良さの排除なんてのは、もっと別のところでやればよいだろう。
わざわざそれを取り入れる必要もない。
そんな事を考えてるので、俺は考証というのも不要と考えてる。
取り入れてるお話があっても良いけど、全ての話がそうである必要はない。
現実的に、あるいは理論的に問題があるのかどうかなんて、科学の世界でやってればよい。
わざわざ架空のお話に持つ込む必要性など無いだろう。
SFや歴史物などでもこれは言える。
基本的に荒唐無稽なものに、ガチガチの考証を取り入れてどうするのだろうと思ってしまう。
もっと気楽に楽しめば良いと思うのだが。
それが出来ないなら、研究として追求していけばよろしいかと。
お話は研究するためのものでもないのだし(そういった要素を取り入れたものもあるだろうけど)。
そもそもとして、お話というのは荒唐無稽なものではなかろうか?
そこに理論や理屈など不要に思える。
せいぜい、フレーバー・味付け程度ではないだろうか。
俺はそれでいいと思ってるし、それ以上はどうでもいいと思ってる。
自分が読んだり、自分で書いたりする場合にはそうしてる。
他の人がどうしてるかは知らないが。
まあ、何にしてもだ。
曲がりなりにも書いてる側として常々感じてるのは次のこと。
『チートや特殊能力、優れた才能ってのは、あると本当に便利で書きやすい』
これなんだよ。
俺はこういうのを書く才能がないので全然出来ないけど。
だから、特に優れたところのない主人公で話を書いてる。
それでもかなりご都合主義にはなってるが。
だが、こういう特段優れてるわけでもない主人公を書いててつくづく思う。
「チート能力とかあれば、本当に話を格段に早く進められるな」
「もっと話を派手に盛り上げられるな」
なにせチートである。
天才である。
優れた能力を持ってるのだ。
無理や無茶をさせても、それを乗り越える事が出来る。
勇猛果敢に敵に挑んでいく事が出来る。
解決が困難な謎や問題も、解きほぐしていく事が出来る。
難しい交渉も有利な条件で締結が出来る。
これらが出来るのだから、お話に難題を取り込むことが出来る。
本当にチート能力はありがたい。
書く方としては。
読む方からすればどうなのかは分からないが。
だが、本当にチート能力というのは、書く方からすれば便利な道具だ。
これを上手に使えないのが残念でしょうがない。
チートが使えれば話が面白くなるというわけでもない。
だけど、あればとてつもなく便利なもんだ。
こんな便利な道具を使わないでどうすると思う。
実際、読んでて面白い。
チートというか優れた才能がある者達の活躍も、見てて楽しい。
なろう小説とかなろう作品って呼ばれるのだろうか、そういったものは俺だって読んでて楽しい。
自分のお話で上手く使えないから余計の面白く感じるのかもしれない。
ついでにいえば、「羨ましい、俺もこういう風な話がやりたい」などと思っている。
思っているけど出来ないから諦めてる。
どうにかならんもんかなあ、と本当に思う。
そんな事を考えつつ、
「チートや天才が事件を解決してるかたわらで、右往左往してるモブの話」
とかを考えてしまったりしてる。
機会があればやってみようかと思うが、さて上手く出来るかどうか。
読んでみたいという人がいれば、挑戦してみたい。
というわけで、メッセージにて感想を。
あ、お褒めの言葉や賛同や共感だけで良いので。
反対や否定や批判はいりません。
少数だが感想をいただいている。
多少なりとも何かを提供できてるようで嬉しい。
もらった感想からも、「なるほど」と思うところをいただいている。
もちろん、何かしら為になるような事を書いてもらいたいというわけでもない。
そういうのもあれば良いけど、単純に「楽しかった」「面白かった」という一言だけでもありがたい。
もらえればやはり嬉しいので。
ともあれ、わざわざメッセージにて感想を書いてくれた皆さん、ありがとうございます。
この場にて返事をさせてもらいます。