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プロローグゼロ

本日2話目


このタイミングでプロローグゼロです。

本編と関係のあることもありますので読むことを推奨します。

一応読まなくても大丈夫なのは大丈夫です。

ここは辺りに何もなく陽の光も当たらない、ましては魔素が濃く強いモンスターが多く生まれ、もはや危険すぎて誰も寄り付かない森『死の森』。

かつてそこは、大都市があり、その周りには町や、村そして何千万の民が住んでいたとされる。

島国それも隣国とは片道1ヶ月以上かかる場所に位置し戦争はおろか、隣国の商人すら来るのが珍しいぐらいでこの国は技術的には周りの国とはとても進歩があったとは言えなかった。

だが平和であり、自由であり、民達にはとても住みやすい場所であった。だがそんな平和はいつまでも続くことは無かった。


ある日この国はたった一晩で壊滅した。


そしてこの国の壊滅は後に世界中で騒がれた。

ある人はそんな国でダラダラして暮らしていた罰が下ったのだ。といい。

ある人はどこかの国がこの国に侵攻して攻め滅ぼしたのだ。一晩というのはデマだろう。といい。

ある人は魔王が滅ぼしたのだ。といい。

またある人は魔獣が、内乱が、などといい。


しかしこの国が滅んだ理由は謎としてまた伝説、御伽話(おとぎばなし)として今世まで伝わってきた。

そしてそれらのことを知るものはみな大国が滅んだということしか知らないでいた。

またそれらのことから誰も寄り付こうとせず何も手を加えなかったことにより何十年、何百年の間にいつの間にか木が生え花が生えを繰り返していき最終的には森となった。

そしてその森をどこかの誰かが『死の森』などといいそれが定着するのも時間がそうかからず人々の中で島国と言ったら『死の森』が連想されるぐらいへとなった。


そして話は冒頭に戻る。

この何もないはずの強力な魔物がいるはずの『死の森』。

そこに顔を隠すように深く被ったローブを着ている、はたから見れば誰もが魔術師というような格好の男が5人いた。その男らの周りにはとても強力な結界が多重に張られており、どれだけ強いモンスターでも簡単には破れるものでは無かった。そしてその結界の真ん中、中心に魔法陣が描かれておりローブの人達はそこを均等に囲い談笑を始めた。


「やっと見つけることが出来たな」


「ああ、しかしこれから先のことを知ることが出来ないのは残念でならないな...」


「それがワシらの運命(さだめ)じゃよ」


「貴様はそこまで生きたからそのようなことが言えるのだ俺なんて......まぁ、そんなことを言ったって未来は変わらんな...」


「そうじゃなここから先は()()()次第じゃからな」


そして、このような話を10分続けたところで終わりを向かえた。


「おい、そろそろ時間だ。静まれ」


この言葉を合図に5人達はその均等に保たれた位置のままそれぞれ真後ろに向かい、やがて魔法陣の端についたところで向かい合った。そして1人ずつ何かに祈りを捧げるようなポーズを取り最後の1人が魔法陣が起動したのを確認してから最後に独り言を言ってポーズを取った。その直後魔法陣は起動し魔法陣を囲っていた人達は光の粒となって天に昇っていった。


そしてこの誰もいなくなった魔法陣の真ん中に1人の少女がいた。


「え!?ここはどこなの?後、『後はまかせる』って聞こえた気がしたんだけどなんだったんだろう?...」

更新日時は自分の私生活に差し支えがないぐらいに、のんびりやっていきたいと思います。


更新は遅かったり早かったり日時は0時00分を基本にしてやっていこうと思います。

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