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プロローグ
これはある世界の話。
そのある世界には六つと正反対の二つの力があった。
雷 水 炎 氷 地 風
の六つの力。
光 闇
の正反対の二つの力。
そのある世界はそんな力によって支えられていた。
その力は生まれた時から宿り、宿り主の力となり、支えとなる。
道を誤れば、身体を蝕むものにもなる。
そんな世界に生きるものの中には害を及ぼすものもいた。
その害を及ぼすものは他のものを襲い、壊す。
そんな時に、ある者達が立ち上がった。
その者達は自分に宿る力を形にし、それを最大の武器として、害を及ぼすものを倒してきた。
その者達は『ネイチャー・ソルジャー』と呼ばれ、闘い、そして守り続けた。
それは昔も今も、そしてこれからも変わらないのだった。