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復讐の果てに  作者: 暦海


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23/46

二人で映画です。

「――ごめんね、先生。忙しいのに、無理に連れてきちゃって」

「ううん、別に忙しくないよ。誘ってくれてありがとう、優月ゆづきちゃん」



 それから数日経た、ある休日にて。

 穏やかな陽光ひかりの中、ゆっくり歩を進めながらそんなやり取りを交わす先生と私。さて、私達がいま向かっているのは、家から三駅ほど離れたところの小さな映画館で。あっ、と言っても皆川みながわ家ではなくほう……うん、これはもういいよね。



 ともあれ、どうしてこのような流れになったのかと言うと――先日、美波みなみからチケットを二枚もらったから。何やら、突然その日が部活になり行けなくなったとのこと。それで、例の件に協力するお礼も兼ねて私に譲ってくれたわけで。……それにしても、急に組み込まれたりするんだね、部活って。きっと、佐伯さえきくんと行くつもりだったんだろうなぁ。


 そういうわけで、もちろん芳月ほうづき先生を誘ってみた。本人はあんなこと言ってたけど、忙しいはずだしどうかなと思ったけど躊躇なく快諾してくれて。尤も、気を遣ってくれてる可能性も未だ否めないけど……うん、それでもやっぱり嬉しい。


 

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