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復讐の果てに  作者: 暦海


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一緒にお買い物?

「……繰り返しになるけど、ほんとに良かったの? 家で、ゆっくり休んでてくれても――」

「うん、繰り返しになるけどもちろん。それとも、実は先生が嫌だった、とか?」

「ううん、そんなわけないよ。ありがとう、助かるよ」



 それから、一週間ほど経て。

 カートを引きつつ柔らかな微笑で謝意を告げる芳月ほうづき先生に、軽く微笑み首を横に振る私。そんな私達がいるのは、自宅から二駅ほど離れた大型スーパーで。……あ、言わずもがなかもしれないけど、自宅っていうのは先生のアパートの方で。



 ところで、どうして普段通っている近くのスーパーでなく、こうしてわざわざ遠くまで足を運んだのかというと――今日は、月に一回催される激安タイムセールの日だから。交通費の分を差し引いても、十分すぎるほどお釣りがくるわけで。


 そして、この日――この遠くの方へ足を運ぶ日は、いつも一緒に行くようにしている。普段の方は先生が行く時も私が行く時もあるけど……いずれにせよ、一緒に行くことはまずない。流石に、関係者に見つかるリスクがあるから。……まあ、ここだってリスクが皆無とまでは言えないから、警戒は怠らないようにはしてるけど。

 

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