ちん、会社休む
自律神経失調症。
と書かれた、診断書を差し出す夫。
自律神経?
鬱じゃなく?
と思ったが、原因はストレスだし、文面は気にしないことにする。
問題は、会社に提出しないといけないほど、病状が悪くなっているということ。
生活、どうしょうか?
考える私に、
「これ、会社に出すか迷っている」という夫。
こりゃ、何を迷うねん。
この後の及んで、尻込みかい?
「働きたい・・・」
「できるの?」
「・・・・・・。」
「とりあえず、これは会社に提出。そして上司と相談。後は、それから。いいね?」
頷く夫。
出勤の朝。
起きてこない夫。
「分かっているけど、身体が動かないよぉ~」と、泣き声。
求職、確定かな?
とりあえず好きにさせておく。
やっと起きて、昼近くに会社に向った。
夕方頃、帰るメールが届く。
帰ってきた夫の表情は、朝と違い明るい。
「最長1ヵ月までの休み。結構、いるんだって」
こんな理由で休む人はいないと、過去に言っていた夫。
実は、仲間が少なくないと知っての、安堵だろうか?
とりあえず、
明日から、朝から晩まで、ずーと、夫がいる。
毎日いる・・・・。
毎日。
嬉しいな~。
毎日。
どうしようか・・・・。
奥様の心情は、複雑だ。