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ちんちん

夫が、鬱気味となって久しい。


そんな夫を、


「ちんちんちんちん鈴木君」と呼んでいる。


前は、


「ちんちん鈴木君」だった。


このままいくと、


「ちんちんちんちんちんちんちんちんちん鈴木君」になるのだろうか。


「ちん」・・・・長いな。


娘に言ってみた。


「お父さん、ちんちんだって。どうしようか?」


娘は、お股をポンポン叩く。


「ちんちん」


イヤ・・・「ちん」は「ちん」でも、違うっす。


2歳児は、面白いな~。


そうだね、落ち込んでいてもしょうがない。



今日もみったんと元気です~。


2歳児と歌って踊る。



夫が言ってきた。


「おまえら、元気だな」


あいかわらず表情が暗い。


「一緒に沈んでいようか」


「・・・・いや、いい」


「心配せんでええよ。あなたが沈んでいるぶん、嫁と娘で浮かれてあげる。あなたは安心して、沈んどきいー」


「・・・・・・・・・そりゃ、どうも」





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