事故実現の欲求
ピコン
[緊急用ポッドが排出されました]
(ダニエル/モーラ/リナ/キイス)「何事だ!?/何?/どういうこと!?/っくそ!やられた!」
[緊急事態発生!!!近くでポッドが爆発しました!!!衝撃に備えてください!!!]
(ダニエル)「あぁ〜もう〜〜!!!どうなってやがる!!?」
(リナ)「リーダーとノモのとこへ向かうよ」
(モーラ)「何が起きてる・・・」
(キイス)「クソっ!!くそっ!!抜け駆けしやがって」
(リナ)「キイス!?どこへ行くの!!!」
4階の司令室へ向かう階段を一人、降りていくキイス。それを追いかけるようにリナとモーラがついていった。
(ダニエル)「俺は、リーダーたちのところへ行く!!キイスが何か怪しい!!そっち頼んだぞ!!!!!」
(リナ)「ええ!!」
(モーラ)「・・・コクリ」
[4階司令室]
(ダニエル)「ノモ!!!無事か!?リーダーは!?どこへ行った!?」
ノモ(ダニエルの声が聞こえない・・・。リーダー・・・)
私はダニエルに肩を揺すられ、硬直していた身体が膝から崩れ落ちた。
(ダニエル)「おい!!?ノモ!?!?しっかりしろ!!?何があった!!?リーダーと何を話してたんだ!!!?おい!!!!!!!!!」
(ダニエル)「しっかりしろ!!!!!!!!!!このやろう!!!!!!」
バチッ!!!!!!!!!!!!!!!
頬をビンタされ、吹き飛ぶ。
(ダニエル)「わ、悪ぃ。力みすぎた!!!」
「リーダーが・・・。アリアさんが死んだ!!!!!!!!!!!!」
ドカーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一階から激しい爆音が鳴り響き、すぐにかき消されていった。
宇宙船が形を変え、ベコベコと音を立てながらひしゃげていく。
(ダニエル)「や、ヤベェ!!!!底が空いた!!!ノモ!!!宇宙服をしっかり装着しろ!!!!!!!」
(ダニエル)「投げ出されるぞ!!!!!!!!!」
見えていた髭面が瞬きをしたらいなくなった。次の瞬きで私は宇宙を舞っていた。
「リーダー。みんな・・・・」
私は静かに目を瞑り、衝撃に身を任せた。
そのまま遠くへ運ばれて行った・・・・・・
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