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夢幻  作者: 遊。
第八巻凪編前編

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96/142

花と優しさ

凪編前編


1 

 ある日の帰り道。

一人ぶらぶらと通学路でもある商店街を歩いていると遠目に見知った顔の姿を見かけて、思わず立ち止まる。

止めにも分かる薄緑の鮮やかなパーマがかかったロングヘアー。

この日は白シャツに八分袖のパンツスタイルの彼女は凪。

花屋の店先で一つの花をじっと見つめている姿は、元々の容姿の良さもあってか実に絵になっていた。

「よっ。」

あまりに熱中していたからか、少し声をかけるのも憚れたがせっかく見かけたんだしと声をかけてみる。

「うわぁ!?」

どうやら熱中しすぎて全然俺が近づいていた事に気付いてなかったらしい。

全身を使って盛大に驚く凪。

「あぁ…悪い、脅かすつもりはなかったんだけど見かけたからさ。」

「あぁ…うん…私こそ全然気付かなくてごめん。」

「随分熱心に見てたよな、その花。」

「あ、うん。

ここに来るとね、なんだか懐かしい気分になるんだ。

不思議だよね。」

「それってやっぱ生前の記憶が関係してんのかな。」

「だと思う。

でもすごく落ち着くんだ。

仕事でミスしちゃったり嫌な事があった時は良くこうして花を見に来るの。」

「今見てた花も何か思い入れがありそうなのか?」

「うん、そんな気がする。」

そう言って彼女が見ていたのはカキツバタの花だった。

「気になってさ、花言葉を調べた事があるんだ。

そしたら幸福が来る、とか幸せはあなたのものとかだって。

それでさ、花言葉に贈り物って言うのもあって。

それを見てたらなんだか以前とても大事な誰かにそれを贈られたような気がするの。」

そう言いながら、凪は少し物憂げな表情を浮かべる。

「気になるのか?」

「気になるような…でも知り過ぎて抑えられなくなるのも怖いからさ…一概にそうだとは言えないかな。」

言い切ってその顔色が一気に悪くなる。

これは俺個人が感じた事だが凪三人の中で凪は今の自分の状況を一番重く受け止め、恐れている。

雫はそもそも子供だからそこまで真剣に自分の事を考えていないだろうし、茜に至っては生前の自分になんて興味がないとまるで他人事のように思って今を生きている。

でも凪はそんな今の自分の状況に恐れながら、それでもまるで彼女達の母親のように、毎日バイトと家事を自分から積極的にこなし。

そんな事を不満一つ述べずに出来るのは彼女の優しさからに他ならないよなぁ。

「ごめんね、なんか暗くなっちゃったね。」

「いやいや、良いって。

あ、そうだ。」

そう言って俺はその凪が見ていたカキツバタの鉢植えを手に取り、店の中に入る。.

「あ、ちょっと桐人!?」

取り残されてぽかんとしてる凪を尻目に会計を済ませる。

そしてそれを持って凪の元に戻ると、凪は言葉を失ってぽかんとしていた。

「ほれ、これやるよ。」

そんな凪にそう言って鉢植えを差しだすと、凪は不思議そうな顔をした。

「え、え、なんで?嬉しいけどそんな…急に受け取れないよ…。」

表情こそ確かに嬉しそうではあるものの困ったような様子だ。

「晩飯よくごちそうになったりしてるしな。

そのお礼ってやつだよ。」

「え、あ…そんな…良いよ、そんな大した事じゃないし、私が好きでやってる事だし…。」

「じゃぁ俺も好きでやってる事だから良いだろ?」

そう笑って言ってやると、凪は拗ねた表情を浮かべる。

「むぅ…そう言い返されたら何も言えないじゃん。」

「大体凪はいつも一人で頑張りすぎなんだよ。多分もし生前お前にこの花を贈った人がいるんならそいつもそんなお前の事が心配で贈ったのかもしれないだろ?」

「そうなのかな…?」

事実は分からないけど、俺がこうして彼女にこの花を贈ったのは普段自分の事そっちのけで他人の事ばかり考えて行動している凪自身にも幸せになって欲しいという思いからだ。

まぁここまで具体的に渡した理由は照れくさいし言わないけどな。

「まぁ…分かった。

生まれ変わって初めて人からもらったプレゼントだしね。

大事にする。」

少し照れくさそうに頭を掻きながら凪はそうお礼を言ってきた。

「おう、そうしてくれ。」

それに笑顔で返す。

とは言え、渡しながら思う。

さっき考えたようにもし生前贈り主が同じ理由でその花を贈っていたのなら今と同じかそれ以上に凪は心配をかけるような人生を送っていたのではないだろうか。

それが今の彼女の性格を形作っているのではないか。

そう考えると、少し複雑な気分になる。

考えすぎか…。

「わ、もうこんな時間。

ごめん、そろそろ帰るね!二人も待ってるし。ほんとにありがとう!」

そう言って慌てて走り出す凪。

「おう、またな。

転けてひっくり返すなよ。」

「そんな事しないよ!」

声に振り向いてべっと舌を出してまた走り出す凪。

そんな最年長でもあどけなさを感じられる仕草がちょっと可愛いなと思ったのは内緒だ。

〈どうしたの?ロリコンさんともあろう人が今日は同年代に浮気してるの?〉

「アホか!?」

突然聞こえてきた雨からのテレパシーで不名誉すぎる濡れ衣を着せられ、思わず全力で叫ぶ。

と言うか毎回毎回言葉は勿論のことタイミングにも悪意を感じるんだが…。

〈狙ってるからね。〉

「うぉい!?」

〈まぁそんな事はこの際どうでも良いよ。〉

相変わらずこいつは…!

〈彼女の生前の事、気になる?〉

「っ…!?そりゃ…まぁ。」

〈迷ってるの?〉

「知りたい気持ちはあるけど…。」

〈煮え切らない返事だね。〉

「光の話を聞いてあいつが怖がってるとこも見てるしな。

さっきも今の俺みたいな反応してた。」

〈そうだろうね。

でも迷ってる暇は多分そうないと思うよ?〉

「どう言う意味だよ?」

〈あなた達の意思に関係なくすぐにそれが分かる時が来るよ。

物語で言うなら急展開って所だね。〉

「んなっ…。」

〈そして全てを思い出した彼女はいずれ…どうなると思う?〉

「何が言いたいんだよ…?」

〈さぁ?彼女を救いたいと思うならその急展開に備える事だね。

まぁあなたに出来る事なんて何もないだろうけど。〉

「そんなの!」

思わず声を荒げるも、それ以降、雨のテレパシーは途切れてしまう。

「何なんだよ…。」

ぼやいてみても向けるべき相手にはもう届かない。

仕方なく通学路をまたゆっくりと歩き始める。もしもあいつの記憶が戻ったら…か。

そんなの考えるまでもないよなぁ…。

これはさっき雨にも言った事だが、三人の巫女を転生させた死神の使いである光が、以前俺達に死神神社の巫女がどう言う存在なのかを説明してくれたのだが、その際話を聞いた凪は酷く怯えていたのだ。

そしてその後に自分の部屋に戻り、一人心を落ち着かせようとしていた。

その時あいつは言ってたんだ。

何より怖いのは自分だと。

自分を殺した自分が、なのに平然と生きてる自分が心底怖いと。

そして、いつかまたそうしちゃうかもなんて思うともう怖くて仕方ない。

自殺しておいてこんなのおかしいかもしれないけど死ぬのがすごく怖いとも言っていた。そんな風に凪は三人の中で一番その現実を重く受け止め、怯えながら生きている。

そんな中で出会えた雫や茜の存在は彼女にとって唯一の救いだったんじゃないだろうか。

もし死神神社の巫女が彼女一人だったなら…その恐怖に耐えきれずまた同じ事を繰り返す未来もあったかもしれない。

そこまで考えたところで改めて考える。

もしあいつの記憶が戻ったら。

雫や茜との共同生活の中で絶妙なバランスで保っていた均衡が突然崩れて抑えられなくなる日がくるだろう。

「それだけは…なんとしてでも防がないと…。」

とは言え、その為に俺が出来る事とはなんだろう。

雨は言っていた。

俺に出来ることは何もないと思うけどと。

それを素直に認めるの悔しいが、何も知らない俺に出来る事と言えばこまめに様子を見に行ったりして気にかける事ぐらいだ。

それでどこまで彼女の助けになるのかは分からないけど。

とりあえず家に帰ったら光に相談してみるか…。

そう思って帰り道をまた歩き出そうとすると、突然目の前が真っ暗になった。

「だーれだ、なのですー!」

その声で誰かに後ろから目隠しされている事が分かる。

「どちら様でしたっけ…?」

「むぅーその言い方は絶対誰だか分かって言っている言い方なのですー。」

ふむ、バレたか。

「あーはいはい分かった分かった光だろ。」と言うかそんなしゃべり方をする奴なんて他にいまい…。

「えへへ、バレちゃったのですー。」

「またあいつの入れ知恵か…?」

「木葉さんはとっても物知りなのですー。」

「そう言うのは物知りって言わねぇんだよ…。物知りって言葉はもっと役に立つ事を知ってる奴に使え…。」

「むぅ…桐人さんには全然効果無いのですー。」

とは言えまぁちょっとは気も紛れたしそう言う意味でなら良しとするか…。

「なぁ、雨からまた予言を聞いたんだが。」

「なるほど、それで私を呼んだのですね。」

「なんだよ…そんな事が分かるのかよ。」

「はいー。

桐人さんがお困りの時はいつでもどこでも一瞬で駆けつけるのですー。」

そんな事を言いながら光はふんすと誇らしげに鼻を鳴らす。

「頼もしいようなちょっと邪魔なような…。」

「二つ目は余計なのですー。

私は桐人さんの事を見守る為に地獄の底からやってきた正義の使者、なのですよ!」

「…なのかもしれないの間違いだろうが…。」

誇らしげにふんすと鼻を鳴らす光を見て深いため息を吐きながらそう返す。

「むー…。」

「そんな事よりさ、あいつの話によると近い内に凪の記憶に関する事で何か今の状況が変わるような急展開があるらしい。」

「なるほど。

確かにその可能性は充分あるのかもしれませんね。」

「どう言う意味だよ…?」

表情を真面目な時のそれに変え、光はさもそれを分かっていたと言うように返してくる。

「桐人さんは凪さんが優しいのは何故だと思いますか?」

かと思えば、そんな意味の分からない質問をしてくる。

「何故って、そんなの元の性格だろ?」

「そうでしょうか?

ただそれだけの理由であるのなら彼女は優しすぎるし、実際桐人さんも少しはそう感じているのではないですか?」

「まぁ確かに…。」

言われて改めて考える。

他二人と同じくして生前の記憶が全く無いまま生まれ、自分もその状況を上手く受け止める間もない内から、凪は自分が最年長だからと言う理由で積極的に家事をするようになったり。

最年短で繊細な雫の為に実の母親のような存在にもなり。

自分だってしんどいのにそれを一人で背負って。凪はそう言う奴だ。

それはただ優しいと言うだけで片付けられるものではないとは思う。

「でもそれならなんでそこまで優しいのかお前には分かるのか?」

「「これはあくまでも私の想像ですが、彼女が優しすぎる原因は過去のトラウマに起因しているのでしょう。

例えば桐人さん、もしあなたにそれはそれは美人で可愛らしい彼女がいるとします。」

「お、おう…何だ急に。」

いやまぁ居たらどんなに良いか…とかちょっと目から変な汁が出そうになったがこらえる。「その彼女からある日急に別れを告げられた

とします。」

「お、おう…。」

まさに天国から地獄。

真顔でそんな事を淡々と語る光が一瞬悪魔に見えた。

「そうなった時桐人さん、あなたならどうしますか?」

「いや…いきなりそんな事言われてもな…。とりあえず相手の言い分を聞いて自分が悪かったら直すとかじゃないか?」

「つまり、相手の思い通りになると。」

「いや、流石にそこまでじゃないとは思うけど…。」

「桐人さんがそうする心理の根幹にはただ好きだから以外にもその人に嫌われたくない、と言うのもあるのではないですか?」

「そりゃまぁそうだろ。

好きな奴にわざわざ嫌われたい奴なんていないだろうし、そう言うのも含まれてんじゃねぇの?」

「最初に話した通りこれは一つの例えですが彼女がそれだけ優しい原因の値底には嫌われたくない、それによって孤立したくないと言う防衛本能かもしれません。」

「まぁ確かに…。

でもそう言う嫌われたくないって願望ぐらい誰にでも多少はある物だろ?

それだけが原因って訳でもないだろ?」

「桐人さん、トラウマと言うのは本来そう言う物なのです。」

「どういう事だよ?」

「断片的にしか事情を知らない第三者からすればたかだかそんな事と捨て置いてしまえる物でしょう。

ですが世の中にはそれを他人よりも重く受け止めトラウマにまでなっているの人間だっている。

まして彼女は原因は不明ながら一度自殺をしてここに居るわけですから。」

「まぁ確かにな…。

じゃぁその可能性もあるって事か。」

「はっきりとした原因は分かりませんが、彼女の性格が優しくなり過ぎたのには、きっと

深い深い闇が存在する。

私にはそう思えてならないのです。」

光は多分、これまで死神と共にそんな人間達の深い心の闇を見てきたのだろう。

そう言う意味で言えば、見た目が小さな子供であっても、俺よりもよっぽど大人びて見えた。

実際こう言う真面目な時の光はちっとも子供じゃない。

これには某少年探偵も真っ青なレベル。

経験が人を育てる、とも言うが彼女がこれまで積み重ねてきた経験は人が普通に経験するそれとは比じゃない物だろう。

だからこそ彼女はこうも大人びて見えるのか。そしてその彼女が言う事から考えるに経験は人を育てるだけじゃなく心を歪ませたり病ませたり、自らを追い込み、凪や茜、雫、そして…あいつのように。

自殺しようと思う事さえある。

別に俺は、この世界にある全てを知ってるつもりなんてない。

でもそんな普段の自分とはあまりに遠すぎる日常や価値観に触れ、しかもそれを俺よりも遙かに幼く見える光や雫も知っているという事実に触れ、自分があまりにも小さな物であるかのように思えた。

「なぁ光、俺…どうしたら良いと思う?」

「桐人さんはどうしたいのですか?」

おそらく切羽詰まった表情をしているであろう俺に、光はさっきまでの冷静な表情を一切崩さずにそう聞いてくる。

「それは…勿論出来るならあいつを救いたい。雨が言う急展開であいつの身に何かがあるんなら、なんとしてでも食い止めたいし、守りたい。」

「それは純粋な優しさからですか?」

言われて考える。

俺がそうしたいと思う理由。

「そんなの、大事な仲間だからに決まってんだろ。」

「桐人さんならそう言うと思ったのです。」

そう言って光は優しく笑う。

「だから桐人さんは大切な物を守る力を求めたんですよね。」

「そうだよ。

でもだからなんだ?

凪がそうだから俺にも闇があるって言いたいのか?」

「勿論、桐人さんの心にも闇はあると思います。」

「は、はっきり言うな…。」

「人間誰しも人には言えない、見せようとしない闇はあるのです。

でも桐人さんがその力を求めた理由はそうじゃない。

自分の弱さを認めつつも、それでも誰かのために出来る事を探すひたむきな姿勢や、諦めない心。

そして怖くても仲間のために飛び出していける勇気が、桐人さんに力を与えたのです。」

「そう…だな。」

実際俺はそんな無鉄砲さで最初二回も死にかけたのだ。

「桐人さんも大概お人好しさんですね。」

ニコニコと微笑みながら言ってくる辺り絶対皮肉だよな…。

「だから大丈夫なのです。

桐人さんはそうやってここまでやってきたのですからそのまま突き進めば良い。

そうしてこれまでやってきた自分を、もっと信じて見れば良い。

桐人さんなら大丈夫なのです。」

「光…。」

ほんと、こいつには恐れ入る。

言葉自体には多分根拠なんてないのだろう。

でも不思議とこいつの言葉には、信じて頑張ってみようと思える。

雨のような実際に見て先を知るからこその確かな説得力とはまた違う信憑性のような物があった。

「ってもよ…。

お前の言ってる事は分かるけどただそう思ってるだけじゃ駄目だろ…。」

「ふむ、桐人さんは具体的な解決策がなければ不安、と言う訳ですか?」

「まぁそうだな…。」

「うーん…

ならこう言うのはどうでしょう?」

「なんだ?」

「雨さんの言う急展開が目下に迫ってるのなら、それがどんな状況であっても、凪さんの味方でいてあげてください。

彼女を信じてあげてください。

これから起こる事はきっと彼女にとって辛く険しい物でしょう。

そんな時誰かがいる事。

味方の存在、自分を信じ続けてくれる誰かの存在があればきっとそれだけでも彼女にとって大きな力になると思うのです。」

「いやでも…。」

「確かにこれだって桐人さんが言う具体的な解決策ではないかもしれません。

ですが雨さんの言う未来の内容が分からない以上、私たちに出来る事は少ないのです。

明日からなるべく死神神社に足を運ぶようにしてみてはどうでしょうか?

彼女を救う為のヒントが見つかるかもしれないし、その瞬間に立ち会えずに終わると言う状況は防げるかもしれません。」

「確かに。」

雨が言う近い内には具体的な日付や時間を示した言葉じゃないのだ。

光が言うように自分達が凪の目の前にいるタイミングでそれが起こる保証なんてどこにもない訳で。

流石に学校に居る時は無理にしても放課後とか休みの日とか出来るだけ会いに行くようにしよう。

茜には散々皮肉を言われそうだが…。

まぁあいつは別に連日じゃなくても行く度に皮肉を言ってくるんだろうし実際いつも言われてる訳だが……。

まぁとりあえず…明日千里と木葉にも話してみるか…。



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