表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
謎多き男の話  作者: 矢来風雲
2/2

謎多き男の話 2

「準備は出来たな?」「はい」「おk、なら、お前ら。お前らは女の子、同時に人間として完璧だ。心優しく美人で体つきも良い。だからこそ狙われやすい。俺の周りに居る間は絶対に守ってやる。だから、絶対に俺から離れるなよ?」「~っ」「..........たらし////」「照れるおまえラの方が悪い」初々しいな。皆。

「それと、前に渡した御守り。ちゃんと持ってるか?」「持ってる」「..........ん」おけ。

「じゃあ、行こうか」


青年少女移動中


「よし、ついたぞ」「.........疲れた」「温泉で癒せ、とりあえず入るぞ」「はーい」

中はきれいでザ・旅館ってかんじだった。とりあえず俺はカウンターに行き、

「予約していた恋愛です」「お待ちしておりました、5人部屋でよろしいでしょうか?」「はい、それと、そろそろ敬語無しにしてもらって良いですか?先輩」そう、この人は一宮 瞑。

俺の高校の先輩。面白く優しい人でよく助けてもらっている。この状況知っている知り合いの独りだ。

「そう言うことならまぁ、タメ口でいくわ。ヨッス、おひさやなぁ。最近遊びこーへんから忘れとるんかと思て寂しかったんよ?」「それは、すいません。最近忙しかったもので」「わーっとる。うちかてそんな非常識やあらへんよ。とりあえず、部屋の鍵や。ほなな」「はい」といって、鍵を貰い部屋に行く。「楽しんどるようで、何よりや」ボソッ。


「なんか、非恐さんが敬語なの違和感ある」「分かる、なんか、闇商売してるような感じがする」おいこら。

「なんかいろいろおかしいだろ。とりま、先に温泉行ってこい」そういった瞬間。

コンコン、とノック音がする。

「入ってどうぞ」そういうと、ガラガラと扉が開く。

「お、佐々木か」「そっす、一宮先輩からあなたが居るってきいたんで会いに来ました」こいつは佐々木 勇乃。俺の後輩。気のいい奴ですぐ調子に乗る。でも、不思議と憎めんやつだ。正義感が強い。こいつも事情知ってる人の独りだ。

「皆も、元気そうで何よりっす」「こんにちは、勇乃さん。そっちこそ元気そうですね」「ええ、元気っすよ。そうだ、愛美も居るんで、一緒に入ってきたらどうですか?」愛美っつうのは勇乃の奥さん。まぁ、勇乃は既婚者で子供が二人居る。

「そうなの?ちょっと、行ってくる」と4人は勇乃の部屋に行った。

「子供、大樹君と海斗君だっけ?今何歳?」「大樹が10歳で海人が9歳っすね」「おお、もうそんなになったのか。前あった時は4歳ぐらいじゃなかったけ?」「自分らはあいますけど、大樹たちはあまり会いませんからね」そうか、早いもんだなぁ。

「そかそか、んじゃ、俺らも入るか?久し振りだし積もる話もあるだろ?」「そっすね、何なら今から休み入るって言ってましたし一宮先輩も一緒に」「そうだな」


青年達移動中


「うーん、温泉なんて久しぶりだなぁ」「先輩、相変わらず細いっすね。ちゃんと食べてますか?」「そうやで?えらいほそっこいやないか。ほんまにもの食べてるんか?」「あんたら、あれ食った俺にそんな事言ってるん?」ほんとに、こいつラは。

「そか、非恐君結構な大食いやったな」「なんか逆にうらやましくなってきましたよ、浜寿司80皿食って、何でそんなに細いんですか」「体質だ」「羨ましい」「良いものでも無いがな」太らないっていうのも辛いもんだよ。

「そう言えば、心臓は大丈夫何ですか?先輩」「下手に動かなきゃ日常生活には問題ないらしい」「そっすか、無理はしないで下さい。ただでさえ体弱いんですから」「まぁ、善処するよ。あいつらがいるかぎり休めそうには無いけど」俺は、ある事故で心臓部に穴があいた。助かりはしたが、激しい運動は痛みを和らげる薬を飲まないと出来ない。した後は結構な確率で気絶してしまう。

「まだ、あの子たちには話してないんか?」「はい、体見られる訳じゃ無いですし、気絶するときは寝てたってことにしてます」「おけおけ、まぁ、俺らはお前を応援するよ」「先輩が関西弁じゃ無いの違和感ありますね」「関西弁は癖やからなぁ。しょうがないで」「せやか」「せやで」「はははははははは」やっぱり知り合いとはなすのは面白いなぁ。

「そういや、愛美ちゃんとは仲良くしとるんか?」「ええ、仲良くしてますよ。最高に可愛い嫁です」

「惚気か?もしくは嫁おらんうちらへの当てつけか?」「そーだそーだ」「いや、先輩方だってモテてたじゃ無いですか。鬱陶しいって、避けて来たの自分らでしょうに」「まぁ、うん。先輩はともかく俺は、あれがあるから」うん。

「それはともかく、そろそろあがらん?うち、のぼせそうなんだが?」「ならまぁ、あがろうか」「ええんか?自分長風呂やろ?」「足らなかったらまた入りますよ」「おk」


風呂から上がりまして


「すまんなぁ、二人とも、料理手伝わせてしもて」「大丈夫です。逆にこの量先輩一人でやるのは日が暮れますって」「せやか、おおきに」「はいはい」10人分をひとりで作るのはヤバい。

「まぁ、それじゃあ、なぜか知らんがここに知り合いがめっちゃ集まりました。他もいたらよかったんですが予定会わなかったらしいんで、ここのメンバーで先越します。乾杯」「乾杯!!」

このあと皆で飲み交わし(6人はジュース)、騒ぎ倒しましたとさ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ