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その光は瞼の裏からでも眩しく、メイリンの行く道を照らしてくれているよう。
「お迎えできずに申し訳ありません。…ハクレン様は体調は大丈夫なのでしょうか?」
メイリンはまだ半ば夢うつつの状態で起き上がった。
寝惚けているメイリンは欲望のままに龍王の頰に手を伸ばし、龍王もその手を向かえるように自分の手を重ねる。
「ただいま、メイリン。」
唇が重なり、やっと落ち着いていたメイリンの身体にまた魔力を注ぎ込まれた。
「おかえりなさいませ。お疲れでは…」
唇が離れて、少しは目覚めたメイリンが龍王を気遣おうとするが、またその口は接吻によって塞がれる。
次は魔力を注ぐと言うよりも、メイリンとの接吻を楽しむように龍王はメイリンの口内を弄った。
快感がじわじわとメイリンの頭の中を侵食する。
かと思えば、また魔力を注ぎ込まれる。
欲望の放出と抑制を繰り返すように緩急の波をつけられ、またメイリンは溺れそうになっていた。
ぐぅ。
そんな中でメイリンの腹の音が響く。
「ずっと寝ていたのだろう?食事にしよう。」
くすりと笑う龍王の隣でメイリンは顔を赤くして俯いていた。
「今日は…怠惰に過ごすのも良いな。」
龍王が自ら持ってきた中の一つの皿を寝台横の灯を置く棚の上に置き、果実を一つ龍王が口に咥えた。
それを起き上がろうとしていたメイリンを再び押し倒して、口移しで与える。
「本来ならば巣穴にいる番に口移しで与えることこそが、龍の習慣なのだ。」
龍王は満足そうに寝台に貼り付けられたメイリンを見下ろしていた。
「それでは味も食べた気もしません…」
嫌ではないが、どこか艶かしいこの雰囲気をメイリンは耐えられなかった。
「わかった。腹も空いているだろうし、ゆっくりと食事をとるとしよう。」
とは言え、龍王は食事をするメイリンの首元に顔を埋めて、昨日つけた印をまたなぞるように吸って行く。
これではメイリンも食事どころでは無くなってしまう。
「それほど我慢できないのでしたら…私はもう…」
メイリンにしては心配しての発言だったが、龍王は慌ててメイリンの首元から離れてくれた。
「違うのだ…すまない…酔っていた…」
メイリンは龍心を飲むと決めた時から覚悟は決めていたが、こう龍王が我慢してくれることでその分メイリンを大切に想っていてくれているようで嬉しかった。




