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三嬢  作者: 剛あきら
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第3話 プールで暴走

今日は何月何日なのか?なんて質問をしても俺は答えない。まあヒントをだすとしたら俺は今、『水泳の授業に参加しているつまりプールであんなことやこんなことをしている』ということだ。

※あんなことやこんなことに深い意味はない。



もみじ〈ちょっと兄さん、あんまりじろじろみないでよ。



ちなみに今は1年3組と1年5組の『合同体育』だから、もみじが当然いるのであって・・・



一道〈すまんすまん。つい・・・目がな。っていうか、お前の体がいけないんだぞ!


もみじ〈そっそんなこと言ったって私、金あんまりもっていないんだもん。しょうがないじゃん。

誠〈かっちゃん、スク水買う金ないの?


一道〈うるせー黙れ。



えーと今、もみじはスク水を着ている、がそのスク水に問題がある。

なんと高校生になって、身体が成長したもみじには、その『中学生』の頃に着ていたスク水つまり、今もみじが着ているスク水はもみじには少し小さいのだ。しかも小さいからぱっつんぱっつんだ。あまりまわりにいる男子に今のもみじをみせたくないぜ。



もみじ〈うーこのスク水、身につけてるとやっぱなんか恥ずかしいよぅ・・・///




一道〈(うっ!?)←前屈みw




男子全員〈(“ドキっ”!?)




〜BGM漢の戦い〜(ジャッジャジャーン!ババババーン!)

もみじが現れた!



もみじのターン!



もみじの必殺技『恥』!



男子全員に200のダメージ!



男子全員の残りHP300!



男子全員のターン!



男子全員はもみじの様子を前屈みになりながら見ている。



もみじのターン!



もみじはちょっと苦しそうな顔をした。





男子全員〈うっ!?



男子全員に500のダメージ!



男子全員のHPが0になったのと同時に男子全員の息子さんは大人しくなった!



もみじWIN!



誠〈なんか変な曲と変な戦闘があったんだけど、あれって結局なんだったの?



一道〈・・・その事には、触れないでおこうぜ。


誠〈うーん、なんか触れたくなるんだけどなぁーまあいいや。ところで、もみじちゃんどこに行ったんだろう?



一道〈?あっ!いつの間にかいなくなってるぞ!おーい!もみじぃ!何処だぁ!?




※もみじは体育の先生に『具合が悪いので、保健室に行きます。』っと言って保健室に行きましたとさ。



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