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水に取られた ―六月の贄(にえ)―

作者:大西さん
最後に聞こえるのは、雨の音か、水に捕り籠められる自分の音か。

その山には、古くからの噂がある。
“水に取られた”者は、二度と還らない、と——。

編集者の相沢美咲は、日常の中で「水」にまつわる奇妙な現象に悩まされていた。
原稿の文字が滲み、水音の幻聴が聞こえる。

気晴らしに参加した友人たちとの登山。
しかし、その目的地こそが、全ての源である御霊山(みたまやま)だった。

山麓の“水守村”で触れた、異様な風習と住人たち。
そして、登山を開始した途端、仲間の一人・結衣が、まるで水に呼ばれるかのように変容していく。
「気持ちいいの…」——それは、人ならざるものへの歓喜の声。


逃げ場のない霧の森で、仲間たちが次々と“水”に還っていく。

最後に残された美咲が知る真実とは。

これは消滅なのか、それとも救済なのか。
これは呪いか、祝福か。

姉妹作に「八雲島水籠記 -ある若き研究者の選択-」があります!
https://ncode.syosetu.com/n9312ku/
プロローグ
第1話 水の予兆
2025/07/03 00:10
第一章「水守村」
第3話 朝の出発
2025/07/03 12:10
第二章 森が囁く
第20話 森の囁き
2025/07/09 22:10
第25話 水の覚醒
2025/07/11 06:10
第27話 森の異変
2025/07/11 17:20
第三章 水の祭壇
第32話 声の変化
2025/07/12 23:00
第33話 霧の発生
2025/07/13 12:00
第36話 謎の女性
2025/07/14 14:22
第四章 崩壊の始まり
第49話 無音の雨
2025/07/17 11:42
第五章 証言者たち
第六章 水見の覚醒
第63話 選択の時
2025/07/21 01:00
第64話 真実の泉
2025/07/21 12:10
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