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進め!魔法学園2  作者: 木こる
屍山血河
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とっておき

邪悪なラッコの群れを引き連れながら、

大上と安土は目的の場所へと辿り着いた。

そこは学園ダンジョン第2層入り口付近にある玄室。

安土はその小部屋を『貯蔵庫』と呼んでいた。

そこには起死回生の一手が用意されているそうな。




──現在よりそう遠くない過去、

この場所で2人の男が密談を交わしていた。

1人は安土、もう1人は調査隊員の進道千里である。


「よう、安土

 はっきり言ってお前のことは嫌いだが、

 その実力は本物だと認めてるぜ

 特に制御力(コントロール)の高さには目を見張るものがある」


「はあ、それはどうも

 で、こんな所に呼び出した理由はなんですか?」


「相変わらずクールな野郎だぜ……

 まあどうでもいいや、単刀直入に伝えるぞ

 今からお前にすんげえ有益な魔法を伝授してやる

 ありがたく思えよな」


「はあ、ありがとうございます

 それで、その有益な魔法というのは?」


「その名は“マナストック”

 字面から想像つくとは思うが、

 魔力を保存しておける補助魔法だ」


「魔力を保存……ですか

 それは大変興味深いですね

 魔力残滓の再利用については長年研究が行わ──」


「いや、そうじゃねえ

 保存すんのは使用済みの残りカスじゃなくて、

 おれたちの体内を循環してる未使用の魔力だ

 MPと言い換えた方がわかりやすいな

 んで、たとえMPが満タンの時だろうと

 常に自然回復が行われてるのは知ってるよな?

 当然、最大値を超えた分は無駄になる

 だがその超過分を体外で保存できるようになれば、

 MP管理が楽になり継戦能力が高まるって寸法だ」


「その実行方法が魔法行動である以上、

 保存時にも還元時にもMPを消費することになる

 ソウルゲインの変換率を基準に考えると、

 あまりにも非効率的であると言わざるを得ない

 緊急時の回復手段にはなるかもしれませんが、

 ポーションを常備していれば済む話です」


「ところがどっこい、効率的なんだなあ

 MPを消費するのは保存する時だけだし、

 ソウルゲインとは違い使用対象は術者本人だ

 言うなれば自分自身に輸血するようなもんだし、

 他人の魔力波長に同調させる必要は無い

 その還元率は驚異の100%……

 いや、120%だって夢じゃねえ」


「120%って……

 ブラック企業の上司が好む数字じゃないですか

 それだと達成不可能な目標ということになります

 限界は超えられないから限界なんですよ」


「んだよ、感じ悪りいな……

 だがまあいい、おれはその否定意見を否定してやる

 …………

 ……そんじゃこれでどうだ?

 『保存』という言葉を訂正させてもらうぞ

 マナストックは魔力を『熟成』させる魔法だ

 ダンジョン内を漂うマナでMPを保護し、

 そいつは時間が経つほどに成長する仕組みだ

 原理は単純だが、実行するには高い制御力(コントロール)

 それなりの魔道工学知識が要求される

 今までこの便利な魔法が存在しなかった理由は、

 前述の条件を両立できる奴がいなかったからだ

 ああ、もちろん適性を持ってるのは大前提でな」


「魔力を熟成させる、か…………ふむ」




──そして現在、貯蔵庫には目的のそれがあった。

部屋の隅には不自然な板が設置されており、

ダンジョンの壁と同じ色で塗装されていたおかげで

誰にも発見されずにお宝を守り抜けたのだろう。


大上がその不自然な板を横へ動かすと、

黄色く光る球が10個、地面に並べられていた。

それらは緊急時の回復手段……予備のMPだ。


「これが熟成した魔力の塊……

 安土桃太郎特製のきびだんごってところか

 ああ、でも食えるのは作った本人だけだったな

 お供に分け与えてやれないのが残念だ」


大上は光球を1つ拾おうとした……が、

手をすり抜けてしまい、掴むことができない。

まあ予想通りだ。

それは魔法能力者だけが干渉できる代物であると。


「おい、安土!

 何をぼーっと突っ立ってるんだ!

 早くこっちに来てMPを回復させろ!

 敵がすぐそこまで迫って──」


そこまで言いかけたが、状況の変化に気づいた大上は

思考に集中して最悪の事態に備える。


ラッコフラッシュが来ない。

つまり敵は、その行動をする必要が無くなったのだ。


安土のMPが尽きてしまったのである。


悪い予感がする。

亀山と神楽の奇行から察するに、

MPが尽きた状態で再びラッコフラッシュを喰らうと

通常の思考低下よりも酷い結果になるのではないか?


それこそRPGでよくある“混乱”の効果だ。

味方が思い通りに動いてくれない……

改めて、とても恐ろしい状態異常である。



大上は打開策を導き出そうと脳をフル回転させるが、

無慈悲にも邪悪なラッコが閃光を放ったのだ。

原因は安土の着ている鎧だろう。

MP自動回復の効果でわずかにMPが増えたため、

敵はその数字を0にしようと行動したのである。


「安土!!

 俺の命令を聞くのは癪だろうが、

 とりあえずこの足元にある球を拾え!!」


安土は今、まともな判断ができる状態ではない。

作戦通りに動いていないことから、それは確実だ。

大上をリーダーと認識していないかもしれない。

だが、それでも指示を出すしかない。


「嫌だ!!

 誰がお前の言うことなんて聞くもんか!!」


ほら、やっぱり。

ただでさえプライドの高い男なのだ。

他人から命令されるなんて許せないのだろう。

それが格下の相手からのものとあらば尚更だ。


「作戦を思い出せ、安土!!

 まずはこの光る球でお前のMPを回復させる!!

 次に、途中で置いてきた仲間たちと合流し、

 ソウルゲインでお前のMPを仲間に分け与える!!

 あとは仲間の広範囲攻撃魔法で敵を殲滅する!!

 まとめて処理しないと厄介な魔物だからだ!!」


「嫌だ!!

 絶対に嫌だ!!

 そんな得体の知れない物には触りたくない!!」


「今のお前には思い出せないだろうが、

 これはお前自身が作った物だ!!

 害は無いから安心しろ!!

 それにお前は今、鎧を着ているだろう!!

 直接肌に触れるわけじゃないから大丈夫だ!!」


「そんなの信じないぞ!!

 僕は覚えてない!!

 光る球なんて知らない!!」


「『僕』……?」


強烈な違和感が生じる。

安土には会話ができるだけの知性が残されているが、

なんかこう、ただ思考力が低下しているだけではなく

精神年齢まで下がっているように感じられる。


とにかく幼いのだ。

小学生、あるいはそれ以下か……?

大上はこの状態の安土に対して、

なんと説明すればいいのかわからなかった。


彼はきっと真実を口にしているのだろう。

光る球なんて知らない。覚えていない。

まさしく得体の知れない物体である。

触りたくないと思うのも当然だ。

それがアレルギー持ちともなれば尚更当然の思考だ。


大上が言葉選びに悩んでいると、

安土はそれをチャンスと捉えたのか

玄室の外へと飛び出していってしまった。



が、すぐに戻ってきた。


「なんかいる……なんかいた……!!

 なんだよあれ!! なんだよあいつら!!」


ラッコの大群が通路を塞いでいたのだろう。

またしても得体の知れない物を目撃したせいか、

安土は恐怖に身を震わせていた。

その振動により鎧のパーツ同士がぶつかり合い、

ガシャガシャと硬い金属音が部屋に響き渡る。

髑髏のような鎧に身を包んだ男が怯える様子は

少々滑稽だが、今は笑っていられる余裕は無い。


安土桃太郎:混乱

亀山千歳:混乱

鬼島神楽:混乱

大上隼斗:正常

そして全員MPが0という悲惨な状況である。


作戦は失敗した。


あのまま敵陣を突っ切って逃げ帰ればよかったのだ。

『魔物の増殖を止めてから帰還しよう』

……などと考えてしまった結果がご覧の有様だ。

それはパーティーメンバー全員の総意であったが、

その責任を負うべきはリーダーの大上である。


「なあ、安土……君

 地図の読み方はわかるか?

 今から俺がなんとかして道を作るから、

 君は学園まで走って助けを呼んできてくれ」


「無理だよ……

 地図は読めるけど、僕にはできない」


「できるさ!

 その鎧はダイヤモンドで出来ている!

 世界一硬い鎧なんだ、大丈夫さ!」


「重いんだよ!!

 これじゃ走れない!!

 僕には無理だ!!」


ああ、そうか。

MPが尽きてしまった影響で、

身体強化の恩恵が受けられないのだ。

今の安土にとって、最強の鎧は足枷でしかない。

しかし、その鎧が無ければ帰り道を乗り切れない。

これはどうしたものか。


「それなら歩けばいい!

 時間はかかってしまうだろうが、

 とにかく今は助けが必要なんだ!

 戦えない者をこの場に残すわけにはいかない!

 助けを呼びに行けるのは君だけなんだ!」


「嫌だ!!

 怖いよ!!」


怖い……怖いかあ〜。

それならば仕方がない。


「じゃあ、そこに落ちている球を拾ってくれ!

 そうすればこの状況が変わる!

 当初の作戦通りに動けるようになる!」


「嫌だ!!

 そんなの嘘に決まってる!!

 僕を騙そうとしてるんだ!!」


「騙そうだなんて思ってない!!

 俺は君を……みんなを助けようとしている!!」


「嘘だ!!

 信じない!!

 お前も()()()と同じだ!!

 僕が苦しむ姿を見て笑うつもりなんだろう!?

 それの何が楽しいんだよ!!

 僕は全然楽しくない!!

 もう嫌なんだよ……あんな思いをするのは!!

 どうしてやめてくれないんだ!?

 どうして何度も僕を殺そうとするんだ!?

 僕は何も悪いことなんかしてないぞ!!」


闇…………闇である。


なんとなく予想はしていた。

安土桃太郎は幸せな幼少期を送れなかったのだと。

極端に他人を遠ざけるのには暗い理由があるのだと。


この少年は誰かを信じることに疲れてしまったのだ。




大上は戦った。

兜の下で嗚咽を上げる安土を玄室の中央へ追いやり、

通路に密集している魔物の群れに立ち向かった。

安全靴によるフロントキックで手前の1匹がのけぞり、

それはボウリングのピンのように他の敵を巻き込んで

小さな雪崩となる。


しかし、敵もただやられるだけではない。

転倒しなかったラッコからの水鉄砲が大上を襲う。

もし数値化するとしたら1〜2ダメージ程度だが、

それは平均的な身体能力の成人男性が繰り出す

素人丸出しパンチに匹敵する威力である。

数発なら致命傷にはならないが、数十発、数百発と

受け続ければ、いずれは死に至るだろう。


そして、その水鉄砲には感電の追加効果がある。

ほんの一瞬だが、喰らえば強制的に動きを止められて

攻撃が中断されるだけでなく、完全に無防備となる。

その状態で水鉄砲をもらうと再び感電が発生し、

永遠に抜け出せない状態……“ハメ”が成立してしまう。

だが、大上にハメは通用しなかった。


リズムだ。

大上は偵察の際に3匹のラッコと交戦したが、

その時点で敵の攻撃速度を正確に掌握していたのだ。

水鉄砲の射速、感電から立ち直るまでの時間、

その2つのリズムを崩さなければハメは成立しない。

場合によってはわざと喰らった方がいい時もある。

それを頭に入れ、冷静に眼前の敵を処理していった。



通路を抜けると、ラッコの群れは2つに分かれており

水鉄砲の発射音が一定間隔で聞こえてくる。

ただし連中は大上には一切目もくれず、

2つの群れはそれぞれ中央の標的を攻撃していた。

早々に脱落してしまった亀山と神楽である。


大上はその光景を見て少し安心した。

敵の攻撃が続いているということは、

あの2人はまだ生きているということだ。

どちらを先に救出するべきか、大上は迷わなかった。

とりあえず近い方からだ。

どのみちラッコの群れが密集しているせいで、

どちらが亀山で、どちらが神楽なのか判別できない。


先に助け出せたのは神楽だ。

と言ってもテントに押し込めただけであり、

彼女には引き続き囮役を担ってもらおうと考えた。

この状況でテントなんて張る余裕があったのかと

疑問に思うだろうが、なんとそれがあったのだ。

大上はラッコの群れを掻き分けている時、

ある重大な発見……突破口を見出したのである。


リズムだ。

大勢のラッコが標的を取り囲んでいるというのに、

連中の攻撃リズムが常に一定だったのだ。

通路で戦った際にはまばらな攻撃リズムだったのが、

この場では1匹ずつ順番に攻撃しているおかげで

そのペースが全く乱れていないのである。

なぜそうなったのか、その理由もすぐに把握できた。


その場には水溜まりが出来上がっていた。

ラッコが水鉄砲を放つ度、水溜まりにいる者たちは

全員同時に感電の被害を受けていたのだ。


ラッコたちは自らの攻撃で感電していたのである。


邪悪の化身のような魔物だが、

少し可愛いと思えた瞬間である。



その後、速やかに亀山の救出が行われた。

方法自体は神楽と同じくテントによる保護だが、

彼女はその場に置き去りにはされなかった。

大上は一定間隔で感電させられながらも、

亀山狙いのラッコたちをしっかり全滅させてから

安土が待つ玄室へと彼女を運んだ。


魔物の多くは、より魔力の高い者を狙う傾向にある。

亀山と神楽を比べると、より魔力が高いのは神楽だ。

つまり、神楽の方が餌としての価値が高いのである。


なんにせよ、これで敵の半数が片付いた。

魔力を持たない大上が武器も持たずに……

まあ、安全靴はどちらかといえば防具なのでセーフ。

とにかく、大上は1人で30匹以上の魔物を排除し、

仲間たちの安全を確保することに成功した。

もう充分頑張った。少し休憩しよう。


……と言いたいところだが、まだやることがある。

テントがあとどれくらい耐えられるのかわからない。

水鉄砲の威力は成人男性のパンチ並みの威力であり、

件のテントはそれを防ぐ用途で設計されていない。

もう既に数箇所が破れかかっている。

それはタイムリミットが近いことを意味している。

安土と亀山が戦線復帰するまでの時間稼ぎが必要だ。



大上は光るラッコを全力で殴り飛ばした。

するとその個体は絶命し、光るのをやめた。

が、別の個体が忌々しい微光を放つ。

大上はその個体も仕留めたが、別の個体が光り出す。

大上はその個体を仕留め……すると別の個体が……。


まるでモグラ叩き。

あるいはイタチごっこだ。

相手はラッコだが、呼び方などどうでもいい。

大上は魔物の増殖を抑えることに尽力した。

正確な数は不明だが、現時点での敵はおよそ50匹。

これ以上、その数字を増やしてはならない。

ただその使命を果たすためだけに拳を振るい続けた。






──どれほどの時間が経ったのだろう。

気づけば大上はダンジョンの天井を見上げていた。

背中が地面に着いている。意識を失っていたのだ。

首を横に向けると、そこには何者かの足があった。

その男は目と口を閉じて悠然と佇んでいる。

彼は木刀を杖にして静かに呼吸を整えており、

何やら己の内面と向き合っているようにも見えた。


安土流剣術奥義・朝焼けの雲。

精神統一よりも更に深い瞑想状態に入ることにより、

MPの急速充填を可能にする回復技だ。

その回復効果は使用者本人だけに留まらず、

周囲の者たちの自然回復速度を速めるばかりか、

なんと、あらゆる状態異常をも治療できるのだとか。

いやはや、剣術とは実に奥深いものである。


「ようやくお目覚めか、寝坊助(ねぼすけ)

 亀山と神楽ならとっくに帰還済みだ

 どちらも命に別状は無いから安心しろ

 ……それより、」


「お前の過去に何があったにせよ、俺は同情しない

 『気持ちはわかる』なんて嘘はつきたくないからな

 俺は現在(いま)の安土をぶっ飛ばしたいと思っている

 その気持ちに変わりはない

 そのままムカつく奴でいてくれ

 それでこそぶっ飛ばし甲斐があるというものだ」


「いや、そのことじゃない

 お前にボディーカメラを返す

 今回の敵は非常に凶悪だった……

 俺たちにはその真実を伝える義務がある

 情報不足のまま挑めば、いずれ死人が出るだろう」


「いいのか……?

 提出した記録は資料室に保管され、

 誰でも閲覧できる状態になるんだぞ?

 まあ、その事実を知る者は少ないが、

 一部の研究熱心な生徒は目を通すだろう

 安土桃太郎のブランドイメージに傷が付く……

 その事態を避けたいんじゃなかったのか?」


「気が変わった……むしろ好都合だ

 この映像を公開すれば俺に同情する女が現れる

 言わば、新規ファンの開拓だ

 俺はそいつらをも利用する

 俺がそういう男だと知っているだろう?」


「ああ……本当にムカつく野郎だな

 心の底からありがたいよ

 ……覚えとけ、安土

 俺はいつか必ずお前をぶっ飛ばす

 俺は有言実行の男だ……絶対にやり遂げてみせる」


「達成不可能な目標だ

 ……が、志の高さだけは評価してやろう

 せいぜい頑張れよ、無駄な努力をな」


「首を洗って待っていろ」


その後、何事も無く学園に帰還した2人は

ただ真実のみを記した詳細なレポートを提出した。

安土もまた、有言実行の男であることを示したのだ。

だが学園側は安土のプライバシーに配慮したのか、

一部の記録を非公開にするという措置を執った。

亀山と神楽の奇行だけでも新たな状態異常の脅威は

充分に周知できるだろうと判断した結果らしい。






──後日、有識者たちによる緊急会議が開かれた。

議題はもちろん新種の魔物についてである。


“デスブリンガー”、“ウォーターデーモン”、

“カオスモンスター”、“フロムヘル”……。


いくつもの禍々しい名前の候補が挙がり、

最終的にそれは“いたずらっこ”と名付けられた。

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