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 雷鳴が鳴り響く中、事件の元凶――鴻上猪子は話を続けた。

「それにしても、どうして『私がやった』って分かったのかしら?」

 僕は、その問いに――単純な答えを返した。

「答えは簡単だ。まず、第1の事件である『鴻上胡蝶殺人事件』から説明しよう。あの時、紅茶を所望(しょもう)していたのは――サナヱさんと美智子さんと鹿乃さんと沙織さん、そして胡蝶さんの5人で、コーヒーを所望していたのは――僕と猪子さんと英治さんと敏彦さんの4人だ。――なぜ、3姉妹で猪子さんだけがコーヒーを所望したのか? それは、猪子さんと胡蝶さんの飲み物をすり替えたからだ。本来なら、胡蝶さんは()()()()()()()()()()()のでは?」

 僕の発言に対して、鴻上猪子は――反論した。

「それは、絢華ちゃんの思い込みよ。私は最初からコーヒーを所望していたわ」

「でも、メイドの沢木さんに聞いたところ――『普段の猪子さんは紅茶を頼むことが多かった』とのことだ。沢木さんがそういうのなら、言い逃れはできないのでは?」


 *


 僕が鴻上家の呪いを解く数時間前。――要するに、鴻上敏彦だったモノが見つかってすぐだった。事件現場が食堂だったということもあり、ちょうど沢木悦吏子と寺内警部が会話をしていたのだ。当然だが、沢木さんは青褪めていた。

「沢木さんはこの事件には関わっていないと?」

「そうです。私は何もやっていません。ただ、食堂で男性の悲鳴が聞こえたので駆けつけたら――敏彦さんがナイフで刺されて亡くなっていたんです」

 僕は、その会話の中に入った。

「寺内警部、沢木さん、それは本当なのか?」

「ああ、君か。――鈴村君から話は聞いている。それはともかく、沢木さんは『一連の事件に関わっていない』の一点張りだ。冬月君、なんとか彼女を説得できないのか」

 寺内警部の言葉を、僕は――否定した。

「――いや、沢木さんを説得させる必要はない。彼女はシロだ」

「冬月君、それは本当か!?」

「本当だ。――そうだ、沢木さん、あの時のカップはどうしたんだ?」

「それなら、鑑識さんが持っていきましたが……」

「そうか。まあ、どうあがいても沢木さんとそれぞれの指紋しか見つからないだろうけど」

 僕がそう言うと、沢木さんは当たり前の答えを返した。

「それはそうですよ。だって、私が食器棚からカップを出した時点で指紋は付着しますからね。どんなに慎重に扱っても、私の指紋は残りますよ」

 少し聞きたいことがあったので、僕は沢木さんにもう一つ質問をした。

「――それで、もう一つ質問だ。今は6月だから、食後の飲み物に関して言えば大人数が『冷たいもの』を所望していたのに、どうして胡蝶さんは『温かい紅茶』を所望したんだ」

 沢木さんが、僕の質問に答えていく。

「胡蝶さんは生理前症候群で苛々していて、冷たいものを嫌がっていました。だから、温かい紅茶を所望したんだと思います。もちろん、本来所望していたものがコーヒーなら話は別ですが……」

「生理前症候群か。――正直、僕もそれに苦しめられている。月に一度苛々して、何もかもが厭になって、死にたくなる。そして、冷たいものを極端に避けるようになる。それは体が冷たいものに対して拒絶反応を起こすからだ。まあ、昔から『女性の体を冷やす行為は良くない』とは言うが……」

 僕がそう言うと、沢木さんが何かを思い出した。

「そういえば、胡蝶さんは夏でも長袖を着ているような人でしたね。多分、空調で冷えるのを避けるためでしょうけど。でも、それ以外にも何か理由があるような気がして……」

「理由?」

「実は、少し前に浴室を清掃していたらカミソリを見つけたんです。それも、顔の毛を剃るためのカミソリだったんですけど……血液が付着していたんです」

「ああ、そういうことか。――僕もよくやる手だ」

「冬月君、それって一体……」

「リストカットによる自傷行為だ。僕のように精神を病んだ女性は、自傷行為への衝動に駆られる傾向があるらしい。――僕だって、何度もリストカットで死のうと思った。けれども、死ぬことはできなかった」

 そう言いながら、僕は――自分の腕に付いた傷痕を2人に見せた。当然、2人からの同情は――得られなかった。

「冬月君、そんなことをする暇があったら――『こころの相談窓口』に電話したほうがいい」

「そうよ。絢華ちゃん、そんなに辛い思いをするぐらいなら、ちゃんとした精神科医の元で診てもらったほうがいいわ」

 あまりにも話が脱線するので、僕は話を軌道修正させた。

「――話を戻そう。沢木さん、常日頃から部屋を掃除していて何か気づかないか?」

「うーん、確かに――胡蝶さんは薬を服用していましたね。確か、向精神薬と睡眠剤が多かったような……」

「それだ。多分、犯人は睡眠剤とポロニウムをすり替えて――胡蝶さんのカップに入れたんだ」

「ぽ、ポロニウムって、あのポロニウム!? そんな代物、どこにあるんだ!?」

 寺内警部の疑問に対して、僕は――冷静に答えを返した。

「――猪子さんの部屋だ。彼女は、この屋敷の地下倉庫からポロニウムをくすねて、自分の部屋に隠し持ったんだ」

「地下倉庫? そんなモノがこの家にあるのか?」

「あるんだ。――詳しいことは、後で説明する」


 *


「そうよ。――絢華ちゃんの言う通りよ。普段の猪子さんは紅茶を所望していたけど、その日はコーヒーを所望していた。それは事実よ」

 沢木さんは、そう話した。――もう、言い逃れはできない。そして、僕も追い打ちをかける。

「猪子さん、あなたがコーヒーを所望した理由は、ポロニウムを混入させたコーヒーを胡蝶さんに飲ませるためなのでは?」

 そう言うと、猪子さんは――悪魔のように(わら)った。

「――あ、あはははははははっ! そうよ、私が敢えてコーヒーを所望した理由は、胡蝶に毒入りのコーヒーを飲ませるためよ!」

 悪魔のように嗤う猪子さんは、話を続けた。

「あの時、私がコーヒー、胡蝶が紅茶を所望したのは事実よ。でも、紅茶を一口飲んだ胡蝶は『矢っ張りコーヒーがいい』と言ったのよ。だから、私と胡蝶は結局コーヒーと紅茶を入れ替えることにした。胡蝶は『寝る前に睡眠剤を飲む』っていうローテーションがあったから、そのフェーズでポロニウムを混入させたのよ! それに気付かない胡蝶は、コーヒーを一口飲んで、煙草に火を付けた。ポロニウムは煙草の毒性を悪化させる効果があるから――すぐに死んだ! ただ、それだけの話よ!」

 ――これは、人間の所業(しょぎょう)じゃない! 僕は、猪子さんの独白を聞いてそう思った。

 そんな独白を遮るように、僕は言葉を発した。

「その時点で、猪子さんは胡蝶さんから20億円を横取りしたことになる。そして、第2の事件――『鴻上鹿乃殺人事件』へと繋がる。――どうして、そんな回りくどいことをしたんだ?」

 第2の事件――鴻上鹿乃殺人事件。僕がこの屋敷に来て2日目の朝に発生した殺人事件だ。鴻上胡蝶の遺体に対してガイガーカウンターを翳そうと思ったら、窓ガラスの割れる音がして、鴻上沙織が「鹿乃さんの部屋で何かが起きようとしている」ことを察知して、部屋へと駆けつけたら――既に鴻上鹿乃は血を吐きながら絶命していた。ダイイングメッセージとして遺された「319」が意味するものは――安易なモノだった。

 僕は、その経緯について猪子さんに説明する。

「鹿乃さんが殺害された時、血文字で『319』という数字を遺していた。これは――猪子さんの誕生日で間違いないな?」

「そ、そうよ! 私の誕生日は3月19日よ! それがどうしたのよ!」

 悪魔に取り憑かれた猪子さんは、明らかに焦燥している。――もしかして、自分が逮捕されることを恐れているのか。

 焦燥する猪子さんを横目に、僕は言葉を発した。

「どうして僕が猪子さんの誕生日が3月19日であることを知っているのか、気になるだろ? それは――鴻上製薬の社員データだ。鈴村刑事、説明してくれ」

 そう言って、僕は鈴村刑事に会話の主導権を譲った。

「鴻上製薬の社員データを閲覧することは容易かったですよ? 鹿乃さんのノートパソコンに、USBメモリが刺さっていましたからね。社外秘で申し訳ないと思いつつ、僕は――なんとなく「鴻上猪子」と検索しました。どうせ鴻上製薬で何らかの役職に就いていると思っていましたからね。当然、検索結果はビンゴ。猪子さんは社外取締役に就いていたようです。当然、誕生日は――3月19日でした」

 そう言って、鈴村刑事は――鹿乃さんのノートパソコンの画面を見せた。確かに、「鴻上鹿乃」の欄には「鴻上製薬 社外取締役」と記載されていた。

「そうです。ホトケのパソコンを触るのって少し抵抗がありましたが、何か証拠が残っているんじゃないかって思って調べたら――『猪子さんが殺意を持っていた』という証拠が山程出てきましたからね」

「鈴村刑事、その証拠を具体的に教えてくれ」

「いいですよ! 例えば――コレ。明らかに殺意丸出しですよ。なんせ、このメールは――脅迫状ですからね」

 鈴村刑事が、脅迫状を読み上げる。

「鴻上家の遺産は私が頂く。他の人間には譲らせない。それが出来なければ、鴻上家を皆殺しにする。チョコ」

 チョコ→猪口→イノコ→猪子。――ああ、そういうことか。そのことに気付いた僕は、鈴村刑事に話しかけた。

「『チョコ』で『猪子』か。あまりにも安易だな」

「本当に、安易ですよ。もう少し早く気づいていれば、鴻上家の惨劇は未然に防げたかもしれないのに」

「いや、そうでなくても猪子さんは鴻上家を皆殺しにするつもりだったはずだ」

「どういうことですか?」

「こんなことを言うのは心苦しいが――猪子さんはある男性と肉体関係を持っていたんだ」

「肉体関係? 一体誰となんだ?」

 僕は、俯きながら鈴村刑事の質問に答えた。

「――鴻上敏彦だ」

「えっ?」

「だから、鴻上猪子は鴻上敏彦と肉体関係を持っていたというか――()()()()()()()()()()()()()()

 悲しき事実に、鴻上沙織は――絶望した。

「そ、そんな……。どうして、どうして敏彦さんは実の姉を犯す必要があったのよ!」

 鴻上沙織は、泣いている。――当然だろうか。

 それでも、僕は事実を伝えた。

「敏彦さんは――英治さんと美智子さんの子供じゃない。()()()()()()()()()()()()()()()

 僕が事実を伝えると、鴻上沙織は――絶句した。

「――えっ?」

「清三郎さんの妻は――2人いた。家系図上では清三郎さんの妻はサナヱさんで、その間に生まれた子供が英治さん、そして、英治さんの妻が美智子さんということになっている。しかし、家系図はいくらでも偽装可能だ。英治さんと美智子さんの間に生まれた子供は猪子さんと鹿乃さん、そして胡蝶さんの3人だけで、敏彦さんは――清三郎さんと美智子さんが肉体関係を持つことによって産まれたんだ。当然だけど、清三郎さんは美智子さんを――犯している」

 鈴村刑事も、絶句する。

「そ、それって……ガチの強姦じゃないですか!? じゃあ、敏彦さんって――強姦の過程で産まれた子とでも言いたいんですか!?」

「ああ、そうだ。美智子さんは清三郎さんから望まぬ妊娠を受けた結果――鴻上敏彦を産み落とした」

 呪われし家の事実をすべて説明したところで、猪子さんは拍手をした。

「ご明察。敏彦さんは妾どころか近親相姦で産まれた子――呪われた子だったのよ。だから、鴻上家でも秘匿しておくつもりだったんだ。でも、あの女が鴻上家に嫁いできてから、もう滅茶苦茶よ!」

「あの女――藤崎沙織か!」

「そうよ! ただでさえ敏彦から犯されて厭になっていたのに、敏彦の妻として藤崎沙織が嫁いできたせいで――私の人生は滅茶苦茶になってしまった! こんな女、殺してやるッ!」

 そう言って、猪子さんは――鴻上沙織の胸部にナイフを突きつけようとした。当然、僕は咄嗟の判断でそれを止めようとするが、僕の体から冷や汗が出るのをその肌で感じていた。――ナイフは、僕の胸部を貫いたのだ。

「ふ、冬ちゃん!?」

 沙織が僕の元に駆け寄るが、体が――動かない。

 その場に蹲った僕は、朦朧とする意識の中で幻覚を見た。

「――冬ちゃん!」

「――ゃん!」

「――ん!」

 ああ、僕は死ぬのか。藤崎沙織の顔が、例のドッペルゲンガーに見える。どうせ、僕は冬月家の出来損ない。死んで当然だ。ただ、殺人犯に胸部を刺されて死ぬのは予想外だった。それなら、自傷行為で死んだほうがマシだ。

 視界がぼやけてくる。心臓の鼓動が段々と遅くなるのを感じる。感覚という感覚が、なくなっていく。息をするのも、面倒くさい。もう、いやだ。――僕の意識と視界は、その時点でなくなった。


 *


 ――ここは、どこだろうか。無機質な心電図の音で、心臓が脈を打っていることは辛うじて分かる。心拍数は、60から70の数値を推移している。

 口元に何かが装着されている。――人工呼吸器か。こうやって酸素を注入することで、僕は辛うじて生きているのか。こんな状況になるぐらいなら、さっさと心臓は脈を打つことをやめてほしい。

 ――誰だ? ベッドの横に、誰かがいる。声を出したいけれども、この状況だと声も出せない。

「――■■■■■!?」

 僕は辛うじて使える臓器を使って声を出そうとしたけど、矢っ張り相手には伝わらない。心臓をナイフで貫かれたから当然か。

「――■■■■■!」

 ああ、ワーワー言っている。そんな事を言うのは、僕のたった一人の親友だろう。――泣いているのか? 死ぬから、泣いているのか? 既に、心電図は危険な状態を表している。なのに、何かがビリビリと心臓を貫く感覚を覚えた。それも、1分おきに数回である。このビリビリ、いつまで続くのだろうか? いい加減、心臓の鼓動が止まってほしい。

 その後も、何度かビリビリが心臓を貫いた。その度に、僕は一瞬意識を取り戻すのだが――すぐに無くなってしまう。それなら、医師も諦めるべきだろう。そして、5回目ぐらいのビリビリで――僕の視界は白くなった。


 *


 ――あなたは、だれ?

 ――わたしは、わたし。

 ――わたし、「ふゆづきあやか」っていうなまえなの。

 ――こころのなかにある「わたし」がめざめたっていうことは、そういうことなの。

 ――わたし、ほんらいならもうしんでいるそんざいだったの。

 ――でも、だれかがわたしのたましいをしなせなかったから、「わたし」は「ぼく」のなかでいきていくことになったの。

 ――「ぼく」は「ふゆづきあやか」。

 ――「ふゆづきあやか」は「ぼく」。

 ――だから、あなたのたましいだけはしんでほしくないの。


 *


 ――がはっ!

 今の幻覚は何だ!? そして、ここは病院なのか。どうやら、僕は生きているようだ。その証拠に、心電図が無機質な音を響かせている。

 ベッドの横では――藤崎沙織が泣いている。

「ふ、冬ちゃああああああああああん!」

 多分、生き返ったことが嬉しかったのだろう。僕は人工呼吸器越しに声をかけた。

「はほひ、ほふはひひへひふほ」

 当然だけど、人工呼吸器越しだと何を言っているのかさっぱり分かっていないらしい。でも、言いたいことは伝わったようだ。

「――生きてて良かった。死んだかと思ったじゃないの!」

 その後、医師が人工呼吸器を外したことによって――僕は漸くまともに喋れるようになった。

「ああ、生き返ってしまった。あのまま死ねば良かったのに」

 僕の言葉に対して、藤崎沙織は――正論を放った。

「そうは言うけどさ、冬ちゃんが死んで悲しまない人間なんていないと思うわ。私だって冬ちゃんが死んだら悲しむのに」

「そうか? 僕は高校まで引きこもり生活を送っていたから、沙織以外の友達という友達がいない。強いて言えば、両親からは愛されていることか」

「そうよ。中学校の頃に、冬ちゃんのお母さんと話をしたことがあるけど、すごく冬ちゃん想いというか――『何としても冬ちゃんを学校に連れていきたい』という思いが伝わってきたのよね。私の両親でさえ、そこまで真剣に私のことは考えていなかったかな」

「そうなのか。でも、鴻上家よりは幸せだろう」

「そうよね。とにかく、今回は――鴻上家に嫁いでしまって後悔しているわ。次はちゃんとした家に嫁ぎたいわね」

「ああ、そうだな。――でも、沙織ならすぐに結婚相手は見つかるだろう。未だに結婚相手が見つからない僕とは大違いだ」

「そうかなぁ。――まあ、親から勧められるよりも『恋愛結婚』で結婚したいかな」

「普通はそうだろう……」

 そういう訳で、僕は市立芦屋病院で全治2週間の入院を余儀なくされてしまった。後で聞いた話だが、僕が刺された時点で鈴村刑事は救急車を手配して、そのまま緊急搬送されたとのことだった。つまり、鈴村刑事がいなければ――僕は死んでいた。

 当然の話だが、鴻上猪子は殺人の容疑で現行犯逮捕。地下倉庫からは大量のウラン鉱石が押収されたとのことだった。

 ――とりあえず、事件は解決したのだが……。

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