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竹林の爽風

作者: 竹目 樹本

何処か寂寥感を帯びた秋快晴の空の下、散策先の竹林の爽風がこの心を掴んだ。

足元には優しい木漏れ日が移ろい、天高く伸びる緑景は息呑む程に美しい。

風で撓る竹がざわめきを奏で、鳥達の囀りが自由の謳歌となって華を添える。

心身を包むかのような穏やかな瞬間。

それは切なくもあり、同時に遥かな恩恵を感じられるひととき。

時間を忘れていつまでも浸っていたいと思わせる。

されど季節は止まらぬように、移ろう心もまた止められない。

だからこそ絶景を記憶に大切に刻んで、背を帆にしてまた明日へと歩む。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「風で撓る竹がざわめきを奏で 鳥達の囀りが自由の謳歌となって」のところがとても印象的です。 夏が過ぎ、少し寂しくもある秋ですが、快晴の空と、爽やかな風が吹いて。だからこそ、季節の絶景を記…
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