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元引きこもりの英雄譚  作者: お宅庵
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第2話 現実逃避

ふぅ…まず状況を整理しよう、俺とアリシアは宣言どうり旅に出ていた、そしてこの国ミルドガルドの首都にあるエルフが作ったクランを訪れた、クランとは冒険者が一定数集まって作るもので規模で言えばパーティ、クラン、そして1番上が冒険者ギルドだ、そして自分たちが訪れたクラン、ヴァヌルシュトルツは王都3大ギルドのひとつで結構、いやだいぶ大きかったけど何故かアリシアが

「こんにちは、アリシアですノアいますか?」

と言い受付嬢にカードを渡すと何やら慌てた様子で奥に駆け込み、しばらくドタバタしていたと思うとガチャリとドアからさっきの受付嬢が出てきて

「お待たせしてすみません、今からギルドマスターのいるお室にお連れします…」

と、促されるままについて行くと豪華な扉の前に着いた

「ここにギルドマスターがいらっしゃいます今は執務中ですのでぇぇ!!」

と受付嬢が言い終わらぬうちにアリシアが

「やっほーノアちゃんいるー?」

と言いノックもしないでドアを勢いよく開けたからである、ノックすらしてないので案の定部屋の主も

「誰だ!!」

と言い警戒するもアリシアの顔を見たとたん

「アリシアさん!?きっ来てたのなら言ってくださいよ!お迎えしに行ってのに!!」

「それが嫌だから何も言わずに来たのよ」

何がどうなっているのか分からなくて

「な、なぁアリシアどういうことなんだ?」

と聞くと

「はぁ?てめぇアリシアさんに何軽々しく聞いてんだ?」

とギルドマスターが思いっきし俺を壁に向かって蹴り飛ばして胸ぐらを掴まれた←今ココ

なんでかは分からないが怒らせてしまったようだ

「ま、待ってくれこれはどういうことなんだ?」

アリシアとノアの顔を見ながら聞くとアリシアが

「あぁ、そういえばあなたが里を出ていた時だったわね、ち

ょうどその時にエルフからハイエルフに成ったのよ」

「は?」

いやいやいや、ありえない

「まじ?」

「まじよ」

…まじかァとなるのにもちゃんとした理由があるハイエルフはアリシアが言っているようにエルフの進化先である、しかしハイエルフとは本来エルフが成れるものでは無いのだ、そしてハイエルフはエルフにとっては信仰の対象でもある

「いや、待てよ…?なぜ俺は知らされていないんだ?」

「それはアンタが家出してたからでしょ?」

そうだった…


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