悪魔召喚編4話
ほのぼの?回でした。
心地よい朝である。真っ青な空、雲一つない
晴天で風がほどよく流れ最高の朝という言葉があう朝である。
ミツハは、宿屋にいる。骨折の熊という名前の宿屋だ。何故、名前をそれにしたかは、知らん。
(何故今悪魔が出たんだ?英雄が倒したのでは、ないのか?)
いつもコミュ障ゆえか「昼食、なに食べようかな?」ぐらいしか考えないミツハの頭は、悪魔の件でカロリーを消費し、こういった考えに至った。
(朝ご飯まだかな?)
★ ★ ★
午前8時になり、宿屋についている食堂が開く時間なった。因みに日本と同じで1年365日そして、12月に別れている。1日24時間だか、1週間
の曜日の言い方は違う。日曜日が光の日。月曜日が闇の日。火曜日が火の日。水曜日が水の日。木曜日が雷の日。金曜日が親愛の日。土曜日が農耕の日。となっている。
つまり、光の日、闇の日、火の日、水の日、雷の日、親愛の日、農耕の日の順番でまわっている。こういったことを決めたのは、英雄よりも昔の勇者が伝えたという。
コッノヤーロ王国という名前も勇者だ。
勇者がもたらしたものもデカイが、ほんの一部の者が巫山戯た結果を残した。この世界の王族、貴族は、可哀想だ。名前に巫山戯た文字が入ってしまった。おっと、話がずれてしまった。戻ろうか。
では、改めてミツハは、食堂に行くため部屋の鍵を開けドアノブを開け瞬間、閉めてしまった。
何故なら扉の前に白髪の少女の見た目の奴、ブロンが板からだ。
(何故いる?何かしたか?怖っ)
彼は、絶賛戸惑い中である。勇気を振り絞り、声を掛ける。
「ど、どうした。」
若干きょどりながら声を出す。
「朝、ご飯でも一緒に行こうかと思ってな。ど、どうだ行かないか?」
ミツハと同じ状態で声をかける、ブロン。
「ここの食堂で良いなら」
「よかった~。じゃあ行こうか?」
とても嬉しそうに、せかしてくるブロンに圧倒されながらミツハは、応える。
「あぁ分かった」
★ ★ ★
食堂につきメニュー読み始める二人。
(グレイバードの照り焼き定食か、オーク丼どれにしよう…うん、オーク丼にしよう。ブロンは、決まったのだろうか、聞いてみるか?いやでも俺には、キツいなどうしよう?)
ミツハは、質問すれば、いいことを真剣に考えている。
「決めたぞ!モンスターフィッシュの味噌焼き魚定食にするぞ!ミツハは、どうだ?」
「あ、あぁ俺は、オーク丼…にする。」
このやりとりの後ブロンが女将さんに料理を頼んだ。因みにこの宿屋は、女将さんの家族が食堂も含め経営している。
何分間かたち料理が運ばれてくる。
とても香ばしい匂いだ。ほどよく脂がのりつつ、身が締まっていてとても美味しそうだ。
ブロンの味噌焼き魚定食も、味噌の香り漂いプリプリの身が食欲をそそる。この世界には、植物は、殆ど同じ種類、生態しているため調味料は、地球とほぼ同じだ。そのため醤油、味噌などがあるわけだ。調味料系も勇者の知識である。何気に活躍している勇者。
(美味しい!!舌に乗せたら肉がそーっととけていく?!絶対ここに戻ってこよう。必ず。ブロンのも美味しそうだな…)
「ミツハ、分け合うか?」
興味含む視線を感じとった。ブロンは、カクンと首を軽く曲げ、魅力的な提案をしてくる。
「い、いいのか?!頼む!!」
焼き魚定食を食べるとある感想が自然と出てきた。
(懐かしい…食べたことないのになぜだろう?)
ミツハの表情を見て心配になったブロンが尋ねてくる。
「だ、大丈夫か?口にあわなかったのか?」
端から見ればかなり失礼な質問をするブロン。決して心配しただけである。
「大丈夫だ。何でもないよ。」
その後もすったもんだしながら食事を終わらしたのだった。