プロローグ
第1話です。この作品を主にしていきます。
まぁそれ程やってないんですけどね。
突然だが、この世界は、バカジャネーノという世界。
地球という星にない、夢物語のような世界である。
魔法、魔王などの厨二心が溢れる物が多い世界である。
その世界のコッノヤーロ王国、ウワッキ街の冒険者ギルドにいる。青年、ミツハ・クラヘリオスという人間を見てみよう。
彼について説明しよう。
顔は、国に一人いるかいないかレベルに整っているうえ、ある事情で顔に表情が出にくい為にクール+イケメンという世の男性が羨む程の奴なのだ。
本当に突然だが、異世界と言えば何だと思う?ある人は、魔法ある人は、テンプレと様々なことを思うだろう。だが、冒険者と必ず思うほど定番中の定番、冒険者にもこいつは、関わっている。
ちなみに冒険者とは、冒険者ギルドなるものに所属し、ランクがD、C、B、A、S、EX と別れ右側になるにつれ高くなり、好待遇になる。依頼者の依頼内容に沿って問題を解決する仕事である。
EXともなると莫大な力を欲し英雄扱いなのだ。
それなのにこの男は、EXランクである。殆どの人は、ここで思っただろう、「なんだこのチート野郎は、」ッとでも、天は二物を与えないという地球という遥か彼方にある世界の星、地球の諺通り二物以上与えすぎただけで短所はある。
緊張し易かったり、コミュ障などまぁ人より少ないが一応ある。それを消すぐらいに長所が凄いのだがまぁそれは、いいだろう。
じゃあこの青年ミツハ・クラヘリオスの物語をお楽しあれ
★ ★ ★
ミツハは、今”暗黒の森“という場所を歩いている。
何故歩いているのかと、言うとウワッキ街という街向かっている。
ウワッキ街とは、コッノヤーロ王国という君主制で王を君主とする国に属する街であり、ウワッキ街は、貴族が領主として実権を握っていてそこそこ栄えている街だ。
ウワッキ街の冒険者ギルドと言われる施設に向かっている。
冒険者ギルドとは、冒険者と呼ばれる職業の者達の仕事を斡旋して、まとめている。
昨日、手紙が届き、滞在していた国を出て、ウワッキ街に行くためずっと歩き続けている。
歩き続けていると、何かが近づいてくるのを感じ取ったミツハは、腰在る刀に手をつける。
その何かとは、へーグリズリーという大型の熊の魔物である。
へーグリズリーは、十分凶暴で強い魔物である。
だが、ミツハは、へーグリズリーを視認する前の僅かコンマ一秒にも満たない時間の間にヘーグリズリーの目の前に移動、移動時間以下の時間で一つの刀による斬撃を放った。
へーグリズリーをその斬撃により真っ二つに切断がする。
これ程の事が出来るのは、世界に数人いるかどうかのレベルであり、これでも本気ではない事で彼の実力がしかとわかっただろう。
★ ★ ★
へーグリズリーの件から数時間経過した頃
目的の街、ウワッキ街に着いた。
街の近くに着くと立派な城壁がそびえ立ち、
門には、入場審査のためか、数列の人によって出来た列が存在しており、その前に身軽な鎧を着込んだ兵士らしき者達が鎮座している。
ミツハもその列に並びやっと、ミツハの番になった。
「身分証明書又はギルドカードを出せ、持ってないならは、退却しろ」
兵士は、身分証明書を要求してくる。
審査員の兵に身分証明書代わりにも、活用できる冒険者ギルドの会員証明書の“ギルドカード”なる物を兵士に手渡しで渡す。
冒険者には、冒険者ランクという物が存在する。
高ランク程優遇され、畏怖される。
彼の冒険者ランクは、世界に12人しかいない最高ランクのEX。そんな大物が現れたら…
「冒険者か、ランクは…EX、EX!!」
こうなることは、確実だろう
彼は、コミュ障にとって最悪の結果になる事は、思い付かなかったのだろうか?
兵士のお陰で注目を集めたミツハ。
民衆は、ザワザワとミツハの容姿を見て、女性は、頬を真っ赤にして、男性は、嫉妬の目でみる。
皆は、彼の今の動じてないような澄ました表情を見て馴れていると思っていることだろう。
実際の彼の心情は、若干吐瀉物をまき散らしそうなぐらい緊張しているのだ。
逃げたい気持ちで一杯だった。
その後、ミツハは、人混みをかき分けてやっと脱出、否、入国出来たのであった。
冒険始動!!