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のふげらっ!  作者: 八雲ゆづき
第1章 のふげらっ! の始まり
6/8

指輪(3)と異世界

「……、あれ?おかしいな……。何故つかないんだ?」

なんと、とても良いタイミングで電池切れとは……。災害時にこんな状況に陥ってしまうよりかは、まぁましか。

「えっと、電池電池……、あったあった。よし、これを入れ替えて、と……」

懐中電灯の電池を取り出し、新しい電池を入れ替える。試しに一度つけてみる。

カチッ。

よしついた。

「これを照らしてと……」

実際に照らしてみる。すると、なんと!


ホログラムのような色(宝石の色)の一部、白のなにかがあった部分が″文字″となって浮かび上がったのだ!



「……! ナニコレッ! 文字となって浮かび上がってるのはわかるんだけど……。よ、読めない……」

額に汗が流れるのが分かった。

これだけ苦労して(そこまでしていない)見返りがこれだと、なんか……釈然としないようななんというか……。

「仕方ないか、今日は諦めて寝よう……。って、風呂入んの忘れてた!」

割と綺麗好きである。いや、それが普通である。



入浴後––––––

俺はベッドに横たわった。そのまま瞼を閉じ、睡眠へと入る。″それが自分が覚えている限りの記憶だった″。

「……何処なの、ここ……」

目の前に広がる世界、それは––––––


––––現代日本のものではなく、具体的に言うなればファンタジーの世界であろうか。


そして何より、″自分の左手に謎の金属の塊が、へばりついて離れない″不可解な状況が続いているのだった。

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