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夏生詩集2

朝が来た

作者: 夏生

目がさめる 朝がきた

今日もやってきた


やることだらけ

ああ、と

面倒くさがって


服を着て 今日を動かして

顔洗い 歯を磨く

朝飯を食べる


親がいて

妻がいて

夫がいて

こどもがいて

兄弟姉妹も


ひとりでも朝はきて

今日も始まって


外はまだ厳しく寒いけれど

ちょっと我慢して

歩んでいく人たち

自分もその中へ


電車に乗って

仕事場へ

歩いて

学校へ


当たり前 くりかえし

面倒くさく うんざりだけれど


それでも それでも

今日は泣けてきて

ありがたく感じるんだ

あの日を思うと





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