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13.道頓堀の死闘

 (ナレーター:3話以降出番が無い海原ルナ)

 芸能界の手を逃れた私を待っていたのは、また、地獄だった。

 ドラゴンプラネットの跡に棲みついた剣撃と対戦。プレイヤーとの戦争が生み出したフルダイブゲームの墓標。

 無駄な時間と虚勢、虚偽の反映と効率厨とをコンクリートミキサーにかけてブチ撒けた、ここは、オンラインゲームの極地、ブレイドクロニクル。

 今週も遊人と地獄につきあって貰う。


 主治医「むせる。ボトムズ知ってるとは……。ところでこいつの肩は赤く塗らないのかい?」

 ルナ「先生、塗りたいのか?」

 主治医「へっ、冗談だよ」

 看護師「はいはい、2人ともお薬増やしておきますねー」

 ポイズンリバー


 俺達はプロトタイプのバスに乗り、大阪辺りまで来た。ポイズンリバーのモデルは道頓堀。トラの球団ファンが何かにつけて飛び込むことで有名だ。未だカーネル・サンダースが沈み、球団に呪いをかける。

 「なぜ高速を走らない」

 「ETC無いから」

 妙な理由で高速ではなく下道を走るプロトタイプ観光バス。歩きより随分マシだがな。

 大阪は昔から商人の町として栄えた。海に近いことを利用して、交易が盛んだった。

 「今からこの町は消滅するッ!」

 「消すな」

 ネフィが遂に疲労でおかしくなったのか、おかしなことを言い始めた。スタートからすでに10時間。現実ではほんの2時間しか経っていないからな。

 「うっ……」

 しかし俺は図書館から戦い通しだったな。なんか疲れた。ネフィも同じなのか、既に座席で眠っていた。

 「おい、俺は寝るぞ」

 「永遠にお休み」

 「殺すな!」

 夏恋に勝手に殺されながら、俺は座席で寝ることにした。目をつぶると、すぐに意識が遠退く。バスの空調や揺れが心地好い。


   @


 というわけで、遊人が寝てしまったのでしばらくツッコミ不在の恐怖をお楽しみ下さい


   @


 すっかり眠ってしまった遊人を見て私、稲積あかりは懐かしい気分に襲われた。

 私が幼い頃、市民病院に入院していた時、遊人と出会った。まだあいつはちっちゃくて、同い年なのに弟みたいだった。よく遊び疲れて、私を置いて寝てしまうことがある。

 遊人のアバター、墨炎の寝顔はそんなことを思い出させる。いつものキリッとした表情はなりを潜め、柔らかい表情になっている。

 「寝込み襲ってもいいですかー」

 「確かに襲いたくなるわね、これ」

 佐奈の言う通り、今の遊人はあまりに無防備で襲いたくもなる。

 「大阪という町は世界一火薬の使用量が多いことで有名なんです」

 「本当に消えるかもね」

 バスの奥から物騒な会話が聞こえてきた。アイリスと夏恋だ。確かにユニバーサルスタジオのせいでハリウッドを越えた火薬の使用量だけど、さすがに消えないでしょー。

 「大阪の町並みは『グルメイヤスクレイパー』って名前のフィールドになっているの。だから爆発の心配は無いよ」

 「いえ、日本にはかやくご飯というご飯があるのです」

 「あ、そのかやくは火薬じゃなくて加薬。薬味のことだよ」

 遊人からの受け売りだけど、アイリスの間違った日本観は改めないとね。そんな男塾じゃあるまいし。別に火気がなきゃ爆発しないけど食べ物じゃないし……。

 開けていたバスの窓から岡持ちを持った蝙蝠が現れ、勝手に頭をぶつけて消滅した。

 「火薬ご飯がドロップしましたー」

 佐奈がそいつからかやくご飯、じゃなくて火薬ご飯を手にいれた。出前バットはスッゴい小さいけど倒すとおいしいものくれるからね。回復アイテム的な意味でも味的な意味でも。今回は滅多にないハズレが来たけど。

 「爆発する!」

 「捨てて!」

 早く捨てないと爆発するアイテムだ。なんとかバスの窓から捨てられたけど、なんか嫌な予感。

 「何かに引火したね」

 「ですね」

 火薬ご飯の爆発が何かに引火して燃え上がる。アイリスとサイファーがその行方を見守る。まさか……。

 「忘れてたけど、たまに飲食店から油が漏れててそれに火薬ご飯で引火させると店が爆発、さらにグルメイヤスクレイパーにある同系の店舗も連動して爆発するわ」

 「早く言いなさいよ」

 夏恋ソースによると、そんなヤバいレアギミックがステージにあるらしい。火薬ご飯自体レアなのに、飲食店からの油漏れもレア。その2つを組み合わせるだなんて……。油漏れは本来、『アブラコキ』っていうモンスターを呼ぶ為のものなのに。

 「そして、油漏れした店舗はグルメイヤスクレイパーに多数あるタコ焼き屋ッ!」

 私はいらんことに気付いてしまった。連鎖爆発の対象はグルメイヤスクレイパーにもっともあるタコ焼き屋。ヤバい。

 「ぷーちゃん。全速力」

 「もう出してるナンセンス」

 グルメイヤスクレイパーのタコ焼き屋全店舗が一斉に爆発。ぷーちゃんことプロトタイプのドライビングテクニックで切り抜け、近くのインターチェンジから高速道路に乗る。

 ETCは力ずくで突破。私達は高速道路に乗って壊滅状態の大阪を抜ける。

 「あんなアンラッキー引き起こすなんて……あなた達はギャグ漫画の住民なの?」

 「ツッコミがいないからかなぁ……」

 夏恋の毒舌も私は受け入れる。ツッコミの遊人がいないから空気がね……。まだ遊人の記憶をデータ化して生まれたというぷーちゃんなら希望が……。

 「まもなく~、奈良県、奈良県でございま~す。出口右側ですが左側のドア開きま~す」

 無かった。ぷーちゃんはこれだし。大阪は本当に消滅しちゃうし。くだらないギミック付けたインフェルノが悪いんだけどねっ!

 奈良に着いた私達を待ち受けていたのは、高速道路でたむろする神々しい鹿の群れ。

 『神の使い』ね。ただでさえ珍しいのに、こんな100匹単位で群れるだなんて。

 「轢け」

 「にゅーさんすだな!」

 夏恋のムゴい指示でぷーちゃんはまたも強制突破。フロントガラスが血まみれになっていく。バードストライクした新幹線より酷い。

 ちなみにぷーちゃんはニューサンスの意味を知らない模様。私も遊人がナンセンスやハイセンスに次いで良く言ってるのは知ってたけど、意味は知らない。

 しかし、この鹿を轢いてはいけなかった。神の使いだもんね。奈良のそこら中に雷が落ちる。あ、東大寺に落ちた。法隆寺が燃えてる。あーあ。

 「これは酷い」

 「轢けと言った本人がナンセンスな」

 夏恋は自分が起こしたことなのにまるで人事。バスに一発も落ちなくてよかったね。

 「三重県だ」

 バスは三重県に突入。それと同時に海から鉄の海老が現れてバスを襲撃してきた。イセイエビだ。だけど自慢の角は折れ、両方の鋏がボロボロだ。

 「あれは……私達が前に戦ったイセイエビ!」

 「リベンジに来たってとこね」

 サイファーが前に撃退したイセイエビらしい。部位が殆ど残ってなくて倒しても旨味がないから無視しよう。残り部位が仮面だけじゃあね。

 「このままだと振り切れない! 倒してくれ!」

 「仕方ないね」

 しかしプロトタイプはイセイエビを振り切れないと言う。なら倒すしかないか。

 「とう!」

 「私も行きます!」

 名乗りを上げたのはアイリスとサイファー。私と夏恋はバスの護衛だ。

 イセイエビはまず、アイリスに向けて突進する。しかしアイリスもイセイエビの行動パターンは見え透いている。オマケにイセイエビは鋏を壊されて突進もとろい。

 「【神速剣】!」

 アイリスは横に避け、必殺技を叩き込む。ダメージは以前の戦いから引き継いでいるのか、一撃で仮面の左側が割れる。

 「これで!」

 イセイエビが怯んだ隙に、サイファーは敢えて片手剣の必殺技を使わずに、プラスチック爆弾をくっつけて爆破。サイファーってボマーなのかな?

 「よし! 【ニトロバースト】!」

 爆発でボロボロになったイセイエビにサイファーが必殺技を放つ。まず何故か剣を収め、手を合わせて巨大な炎の塊を作る。それを剣で切り裂いて飛ばし、イセイエビにぶつける。そして爆発。

 イセイエビは完全に倒された。そしてサイファーはやっぱりボマーじゃないか。私達は素材を集めるため、イセイエビに近付いて浮かんでいるウインドウに触れる。いらなくても後で売ればいいもんね

 私達は素材を回収し、次の場所へ向かう。次は愛知県。私達の地元。この旅も半分を切ったというわけだ。

 「見て!」

 私達の前に、またヴァーチェスが。もちろん轢いていきます。しかしそれだけじゃ今回は済まなかった。なんと、その先で車が通れないようにバリケードを作り、バイクに跨がった人物がいた。

 緑のライダースーツを着込む女性。名前はケルブ。武器は薙刀か。バイク乗りながらなら扱い易いかも。

 「車で移動して敵を轢く作戦なら予想済み! そしてバイクで追えば逃げることも不可能!」

 なるほど考えられた作戦だ。私達の人を人とも思わぬ作戦を防ぐだなんて……。なら、こいつを倒すしかない。

 「みんな、先行ってて。後で追い付くから」

 「死亡フラグ立ったし、期待しないで待ってる」

 夏恋の毒舌を受けながら、私はバスを降りる。バスは私を置いてバック。逆走して近くの出口から逃げる作戦だ。

 「逃がさん!」

 「それはこっちの台詞!」

 バスを追おうとしたケルブを、私は大剣を振り回してバイクを破壊し、止める。

 「くっ!」

 「何としてもネフィをマイルームに送り届ける。そして、お前達の悪事を止める! 私は二度と、仲間を死なせない!」

 事件で死んだ仲間の為に、生きた私が未来を繋ぐんだ。そのために、ここに残った。

 「無謀というのよ、それは。大きな生き物に立ち向かうノミも同然よ。あなた達、長篠の学生でしょ? 冥土の土産に教えてあげる」

 ケルブは聞いてもいないことをペラペラと話す。長篠に関係あるの?

 「長篠で自殺する様に、西波とかいう女に指示を出したのは私だ! 多くの人間に長篠高校の制服で自殺する様に指示したのも! 元々男は恵まれた環境の癖に、男子校なんか私の地元に作るから!」

 「そう、ありがとう」

 「え?」

 私はこんな支離滅裂なことを言ってるにも関わらず、ケルブに礼を言っていた。多分、西波のことだ。

 「ははっ、共学なのも上っ面なのね! 安心しな、長篠が終われば他の男子校も! やっぱり女子生徒は男子校に嫌気が注して……」

 「私は長篠が好きだよ? ありがとうってのは、西波のこと。他で死なれたら、助けられなかった」

 西波が長篠で自殺未遂を謀ったのは正に幸運。だって、私達が助けられたんだから! 手の届くところなら、私達にだって救える!

 今回もそう。たまたまこいつらが近くにいたから倒せる。こんなくちゃくちゃな奴が生き残ったら、長篠初め男子校や元男子校に未来は無い! 男子校だから潰そうとするなんて、正気じゃないわ!

 「ここから先の未来に生きたければ、私に倒されて逝け!」

 「小癪な!」

 ケルブが私に薙刀で切り掛かる。私に受ける準備はあった。しかし、何者かが、間に割り込んできた。

 「こいつの命は、やれんな」

 「ルナ!」

 薙刀を2本の刀で受け止めるのは、サイバーガールズメンバー、海原ルナ。彼女は薙刀を弾き、ケルブを蹴り飛ばす。

 だが、何故ルナがこんなところに? ルナのアバターは見たことがある。水色の髪をなびかせ、白いパーカーを羽織っている。その下はスクール水着という異色の衣装。

 スクール水着はあまり人気の無いルナが、リーダーだった河岸瑠璃とデュエットだけど初めて歌った時の衣装だっけ? 手には2本の刀。サンダルを鳴らし、臨戦体勢だ。

 「長篠高校1年8組、出席番号35番! 『戦艦崩し』海原ルナ!」

 「二つ名があるんだ……」

 「そこの級長がさ、人の顔と名前覚えやがらないからプレイヤーは二つ名付けてもらったんだ」

 ルナも難儀ね。でも、興味のあることと絡めると覚え易いかも。

 「海原ルナ! 覚えているぞ、お前の代表曲のミュージックビデオ! あんな格好で歌って……恥と思わないのか!」

 「そんなん人それぞれよ。あんたのイメージを押し付けないで」

 「くそめ!」

 ですよね。いくら他人がどう思っても、それは理解したフリにしかならない。その時の海原さんの気持ちは、その時の海原さんしかわからない。

 「貴様1人でよがるなよ! 世の真理は、貴様の感情を否定する!」

 「世の真理って、大船に乗ったつもりかい? じゃあその大船、沈めてやるよ!」

 この台詞は自作だろうか。臭い台詞すら顔色一つ変えないで言ってのける辺りアイドルだなー。

 「【スプラッシュブレイド】!」

 ルナは刀を1本鞘にしまい、残る1本で思い切り地面を叩く。水しぶきの壁が出来、それを切り裂くと壁が猛スピードでケルブを襲う。まともに喰らったケルブはダメージを受けて転ぶ。

 「水には水だ! 【ホエールグランデ】!」

 キレたケルブが考え無しに必殺技を撃つ。水の塊で出来た鯨を飛ばし、私達に攻撃を仕掛ける。私は回避を選択。だけど、ルナは防具であるパーカーを脱ぎ捨てる暴挙に出た。

 「ルナ?」

 盛大に水を被るルナだが、ダメージが無い。それどころか、先程の必殺技で使った必殺技ゲージが全回復していた。

 「全ての水を受け入れる、私の力」

 「小癪な! パンクさせてやる! 【オーシャンウェイブ】!」

 波を起こす必殺技をケルブが放つ。しかしこれも吸収。既にルナはずぶ濡れなのだが、顔色一つ変えない。

 「【ストリームランス】!」

 水を薙刀の先に纏い、それをルナに飛ばす。これもルナに効かない。髪も張り付き、水が滴るようになってもルナは棒立ちのまま。白い肌は水を弾き、鎖骨を伝わる水滴さえこのゲームは再現している。濡れた水着の質感もだ。

 「【アクエリアスモード】」

 ルナが何かを呟くと、彼女を水が取り囲む。まさに水を纏った状態だ。

 「お前の乗った船に絶望しろ! 【アトランティスゲイザー】!」

 ルナが右手を空にかざすと、彼女の足元から大量の水が吹き出す。それに乗ったルナは飛び上がり、吹き出した水はドラゴンの姿になる。ドラゴンはのたうち、ケルブに向かって飛ぶ。

 「うわあああっ!」

 それの直撃を受けたケルブのHPは消し飛んだ。あまりに水が飛ぶものだから、辺り一体がしばらく雨の様な状態になる。

 「やったよあかり!」

 ルナが私に駆け寄ってくる。入院中なのにわざわざやって来たルナが私は嬉しくあり、許せなかった。

 だから、私はルナの頬を平手で打った。

 「って! 何をするだぁーっ!」

 「無茶ばっかして!」

 「あ、ゴメン。脳みその治療で入院してたのに心配かけて。でも、SEAだってこうしたと思う。多分、ネフィを助けた」

 「なんで私の出番取るのよ!」

 「そっち?」

 せっかく私がかっこよく決めようとしたのに、何してるのルナは!

 「今からでも出番稼いでやる!」

 「おうおう上等だ! かかってこいや!」

 こうして私はルナとバトルすることになった。サイバーガールズはゲーマーアイドル。でも、そんなの売り文句でしかない嘘だから、私もルナとゲームで対戦したことは無い。普通の人みたいにゲームする日が来るだなんて、思いもしなかった。


   @


 といった顛末を起きた俺、墨炎こと直江遊人はルナから聞いた。バスは群馬と栃木を経由、東北へ突入した。

 「まず、どうしてこうなった」

 「知らんがな」

 プロトタイプが言う様に、大阪消滅は仕方ないことだ。不運な事故だ。嫌な事件だったね。

 「で、なんで奈良まで消した」

 「だって鹿が……」

 「轢くな」

 夏恋が言い訳したそうだが、動物は大事にしましょう。動物愛護団体を敵に回すと面倒なのはマリオとポケモンが身をもって実証済み。

 「そしてなんで仲間割れしたし」

 「あかりに襲われたから仕方なく」

 ルナの発言もごもっとも。というか、仲間キャラとラスボス経験者と同化してた奴じゃ力違うだろ常識的に考えて。

 ルナもあかりも、服とか凄いボロボロじゃないか。ルナなんかスク水だから破れたら露出的に厳しいんだよ。

 「ま、負けた……」

 「暇な入院患者に勝てると思うなよ!」

 スッゴいダメな場所で自信満々だな、ルナの奴。

 グダグダのまま、俺達の旅はまだまだ続く。

 日本縦断 現在状況

 現在地:愛知県

 護送メンバー

 黒澤鏡華/ネフィ

 直江遊人/墨炎

 上杉夏恋/カレン

 稲積あかり/シャーロット

 藤井佐奈/エレノア

 アイリス

 西波涙/サイファー

 プロトタイプ

 バス

 海原ルナ/ルナ

 残り8人と1台


 敵勢力残存メンバー

 梅面里文/ジブリール

 平和/ジャンヌダルク

 セラフィム

 ×ケルブ:東名高速で『ルナ』に敗北。あかりじゃないよ。

 ×ヴァーチェス:バスに轢かれる

 デュナミス

 エクシア

 残り5人

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