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嫁いびりはナンセンス  作者: 櫻木サヱ
崩壊と掌握 ― 愛か執着か、黒い沼の微笑み―

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25/38

逆襲の序章、黒い圧力の応酬♡♡

夜、家の空気は静かに張り詰める。

義母は表向き穏やかにしているが、目には小さな炎が灯っている。

“あの子に、少しでも揺さぶりをかけてやろう”

その計算された微笑が、ヒロインに小さな波紋を残す。


ヒロインは胸の奥の黒い沼を感じながら、微笑みを返す。

「今日はどうされました?」

柔らかく、でも鋭い圧が乗った声。

義母は一瞬ひるむ。

――あ、効いている。


義母は夫に近づき、わずかに手を触れる。

「今日は、少し手伝ってほしいことが…」

その小さな接触は、ヒロインの独占欲を刺激する。


だが、ヒロインは冷静。

目覚めた女王は、嫉妬や怒りをそのまま暴走させず、計算して武器に変える。

「私が先に手伝いますよ」

その一言で、義母の小さな策略は瞬時に押さえ込まれる。


義母は一歩下がり、微かに眉をひそめる。

「ふふ、なるほど…簡単には揺さぶれないみたいね」


夫は微笑みながらヒロインの手を握る。

「君がいてくれるから、この家は平和だ」

その一言で、義母の心の焦燥はさらに深まる。


ヒロインの胸の奥で、黒い沼はねっとりと蠢く。

しかし今は恐怖ではなく、支配の力として自在に操れる。

義母の逆襲は序章にすぎず、これからが本番だと知っている。


ヒロインは微笑む。

「誰も、私の神様を奪えない」

黒い圧力が部屋全体を包み、義母も義姉も、その前では無力。


――戦いはまだ終わらない。

だが、悪魔的女王としてのヒロインの地位は、揺るぎなく確立された。


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