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嫁いびりはナンセンス  作者: 櫻木サヱ
崩壊と掌握 ― 愛か執着か、黒い沼の微笑み―

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24/39

義母の大策略、女王の冷徹返し♡♡

夕方、リビングには微かに緊張の空気が漂う。

義母が夫に向かって、にこやかに話しかける。

「ねえ、今日はちょっと家のことを手伝ってほしいの」


その横で義姉も小さく微笑む。

「そうね、ちょっとお願いがあるの」

二人の連携は、明らかにヒロインの反応を試す策略だった。

――かつてなら胸の奥の沼が暴走し、感情に飲まれていただろう。


しかし、今のヒロインは違う。

目覚めた私は冷静に計算する。嫉妬も独占欲も、全て武器だ。


「ふふ、わかりました。私が先にお手伝いします」

微笑みを浮かべて前に出ると、義母と義姉は一瞬、顔色を変える。

――効いた♡♡


義母は小さくため息をつき、わずかに口を開く。

「なるほど…あなた、随分成長したわね」

「そうですね。義母さんの教えのおかげです」

その柔らかい笑顔には、鋭い圧が宿る。

義母の表情が少しずつ硬直する。


夫が私の手を握り、穏やかに微笑む。

「君がいてくれると、本当に助かる」

その一言で義母と義姉の計算は少し狂い、ヒロインの掌に収まる。


午後、義母はわずかに策略を変えて、夫を別室に連れ出す。

「これでどう出る?」

義姉は不安げに見つめる。


ヒロインは背後から微笑む。

「私の神様を奪えると思った?」

胸の奥の黒い沼がねっとり蠢くが、恐怖ではない。

計算された嫉妬、独占欲、執着が、武器として義母と義姉を縛る。


夕暮れ、リビングに戻った夫と目を合わせる。

「あなたがいるから、この家は平和ね」

黒い微笑と冷徹な圧を込めた一言に、義母も義姉も沈黙する。


――ヒロインの悪魔的支配力、完全発動。

黒い沼はまだ蠢くけれど、今は自在に操れる武器。

この家の主権は、間違いなく私の手中にある。


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