連携の罠、女王の応酬♡♡
昼下がり、リビングの空気は一見穏やか。
しかし義母は、わざとらしく台所で夫に話しかける。
「ちょっと手伝ってほしいことがあるの」
その横で義姉もにこやかに微笑む。
「そうそう、私も手伝ってほしいことがあるのよね」
二人の連携が、微妙な心理的圧を生み出す。
――昔なら、この瞬間、胸の奥の沼は暴走していた。
でも今の私は冷静。
目覚めたヒロインは、嫉妬も独占欲も武器に変換する力を手に入れている。
「なるほど。じゃあ、私がまずお手伝いしましょう」
微笑みを浮かべて前に出る。
義母も義姉も一瞬たじろぐ。
――効いた♡♡
夫が私の手を握り、静かに微笑む。
「ありがとう、君がいると助かるよ」
その一言で、義母と義姉の計算は少し狂う。
義母は小さくため息をつく。
義姉も唇を噛みながら視線をそらす。
でもヒロインは知っている。
この戦いはまだ序盤にすぎない。
胸の奥のねっとりとした沼は蠢き、策略を先読みして、次の手を冷静に計算している。
「手伝いは私が先よ。あなたたちも、後でどうぞ」
微笑むその声に、義母の眉がわずかに下がる。
義姉の口角もひそかに引きつる。
――悪魔的支配力、発動完了♡♡
午後、夫が用事で別室に立つと、義母と義姉が小声で相談している。
ヒロインは背後から静かに微笑む。
「私の神様を奪えると思った?」
胸の奥の黒い沼がねっとり、しかし自在に動く。
――この家のすべては、私の舞台。私の神様も、義母も義姉も、もう手の中にある。
夕方、窓から差す夕日がリビングを赤く染める。
ヒロインは微笑みながら、胸の奥の沼を感じる。
まだ蠢くけれど、恐怖ではなく、力として。
「今日も、家は私の掌の上ね」
そうつぶやく声には、静かで悪魔的な自信が宿る。
――そして、次の策略を読む目は、すでに義母と義姉を完全に捕らえている。




