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嫁いびりはナンセンス  作者: 櫻木サヱ
嫉妬・執着の自覚と自分の感情のコントロール

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20/38

静寂の密室と再び動く影

夜の家。義母の足音が遠ざかる。

夫と二人きりのリビングは、まるで戦場の静けさみたいに張りつめている。

ヒロインは微笑みながらも、胸の奥では冷たく計算していた。

義姉の敗退を見た義母は、次にどう動くか――。


夫は何も知らず、穏やかに話しかけてくる。

「最近、母さんも落ち着いてるみたいだな」

「そうね。でも、あの人は簡単には引かないわ」


その声の裏に、ヒロインは炎を隠していた。

「あなたは私が守るの。誰が何を言っても」

その一言に夫は少しだけ目を見開く。

彼女の瞳には、愛と独占が入り混じった深い闇が揺れていた。


窓の外で、義母の影がわずかに動く。

――やっぱり。見てる。

ヒロインは薄く笑った。

「いいわ、見ていなさい。あなたの“可愛い息子”が、どれだけ私のものかを」


彼女の中で、黒い沼が再び静かに広がる。

もう誰にも奪わせない。

誰が仕掛けても、すべては私の舞台の上。

義母も、義姉も、そして夫さえも――。


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