表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
嫁いびりはナンセンス  作者: 櫻木サヱ
嫉妬・執着の自覚と自分の感情のコントロール
19/19

義姉再攻撃、完全掌握♡♡

午後のリビング。

義姉がにやりと笑いながら夫に近づく。

「ねえ、ちょっと相談があるんだけど…」


胸の奥の黒い泥が瞬間で熱を帯びる。

でも今の私は目覚めた女王。

嫉妬も独占欲も、もうただ暴走するだけじゃない。武器として操る。


「相談ね…」

微笑みながら夫の腕に軽く手を置く。

義姉の表情が一瞬凍る。

心の奥で、ねっとりした沼が蠢きながらも冷静に計算する。


「あなたの相談なら、私も一緒に聞くよ」

甘く、でも圧のある声で囁き、夫の肩に頭を寄せる。

義姉は目をそらし、わずかに顔色が変わる。


夫が私の手を握る。

「君だけだよ」

その一言で義姉の抵抗は霧散し、視線を逸らすしかなくなる。


胸の奥の沼はまだねっとり残る。

でも今度は制御可能。

――嫉妬も独占欲も、完全に私のペースで動く。

義姉の攻撃は、逆に私の心理支配のスパイスになった。


「誰にも渡さない…あなたは私だけの神様」

耳元で囁くと、夫は微笑み返し、腕で私を抱き寄せる。


義姉は立ち尽くすだけ。

――完全掌握。

これで、私の悪魔的支配力はさらに強化された。


夜、布団の中で私は静かに微笑む。

胸の奥の沼はねっとり絡みつき、でも今は自在に操れる。

――この家のすべては、私の舞台。私の神様は私だけのもの♡♡


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ